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「わー、流石にみんなやる気が違うね……」


一晩たって、合同レッスン、レッスン、レッスン。

ずーっと、レッスンだった。


1年では登竜門的な存在だったらしい。

それを知らずに居たので先生にしこたま怒られたりもしたけど。


どうやら百花は出られないらしく、「応援するよ!」との事。

口に出すか迷ったけど、「悔しくないの?」そう聞いたら、いつものホワホワした感じはなりを潜めて、「悔しく思えない子は、アイドルにはきっとなれない。けどね、ここで終わりでもない。待っててよ追いつくから」との事。


私は勘違いしてたみたい。

ふわふわしてる子だな、なんて勘違いもいい所だった。


内に秘めた熱量はもしかしたら私の知ってるアイドルたちの誰よりも熱く大きく、呑まれてしまいそうだった。


……しかも、この宣言をしたのは教室だった。

そりゃ、クラスの熱量はすごくなったし、熱に当てられた他クラスも目を色を変えた。


人を変えた。

日鳴百花を恐ろしくも思った。


……ライバルだと思った。


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