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「それよりも、どーしようか」


時間はそんなにない。

京愛も蒼ちゃんもこの学園の生徒じゃないから合わせる時間も更に少ないと考えられる。


「この時期だとオリジナル曲持ってる子なんてほとんど無いし被るんだよね」

「その中で違いを見せなきゃなのか。大変だな」


氷翠は詳しい様で大体いつも同じ曲ばかりになって後半はボルテージもかなり下がるコンテストだという。


「おーい、他人事に聞こえんぜ?」

「氷翠はどんな曲でやるの?」


京愛のことを無視して氷翠に尋ねる。

前にオリジナルはあるとか言ってたし、それを使うのかな。


「悩んでる」

「えっ?」

「私さ、あの曲好きじゃないんだよ。可愛すぎて」


氷翠が自分の楽曲をスマホから流して、みんなが耳を傾けた。

確かになんというか、作った声とぶりっ子みたいな曲だ。


「これお前が?」


京愛が驚いた様に氷翠に聞くと、ベットに倒れるバタバタ悶えてしまった。


「………そうだよ。中等部のころのヤツ」

「……へぇ、可愛いじゃん」

「うるせぇ!」

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