表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
76/118

75

「今日こそは夢の為に!」

「ためにー!」


放課後太陽が吠える。高らかに拳を突き上げて。

百花もそれに習い叫び拳をあげる。

氷翠も微笑み、叫びはしないも拳を乗りよく突き上げる。


一番恥ずかしがってるの私なの!?

校門の出る一歩手前にやることでは無いよなぁ!と思うも、私の為にと言っちゃってるから何も言えずに居る。


嬉しいよ、嬉しいんだけど!なんか、恥ずかしいよお。


と赤面してると3人が私を見る。


「え、なになに?」


本当に申し訳ないけど察せれない。冷静じゃない。

何を求められている!?これはきたるTV出演のための試練か?


……何勝手にテレビにでれると思ってるんだ!烏滸がましい!


「ほら、拳を握って〜」


太陽が突き上げてない逆の手で私のだらんとぶら下がってるだけの右手を取る。


「「突き上げろ〜!!」」


百花と氷翠が私の握った拳を掴んで空にかざす。


可笑しくって笑ってしまうとつられてみんな笑う。


ここに来て初めて楽しいと思えた。

……やっぱみんな可愛いな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ