表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/78

5

ショックを受けようが何だろうが、生きているから腹は減る。


お昼の時間になって、なにか無いかと淡い期待をしてみても根こそぎ無くなっていた。


(夜逃げのプロか)


昨日の夜から何も食べてなかったけど、所持金はテーブルに置かれた封筒の中身だけ。約30万。


これではどうしようも無いんだけど、安易に手をつける気にはならなかった。


「良かった。まだ電気は生きてる」


スマホを充電しながら、名刺の電話番号にかける。

文字通り賭ける。


2回目のコールで繋がった。


『はい、お電話ありがとうございます。こちら芸能事務所スターダムのプロデューサーです』

「昨日名刺貰ったんだけど……」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ