表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/118

16

「最後はくるまってるコイツだな!」


京愛がソファに座る子供の頭をポンポンとする。

された子は鬱陶しそうに手を払い除ける。

その反動で真深に被っていたフードが剥がれた。


色白にも程があった。もはや病的で、儚げで私は目を奪われた。


「き、綺麗」

「ねー!こーんなにも綺麗なのに!この子は東雲蒼(しののめあお)ちゃん!引っ込めじあんなんだ!」

「……そんなのでアイドルできるの?」


純粋な疑問で、他意はなにもないのに、ピシッと空気が凍りつく。

どうやら地雷を踏んだらしい。


初っ端からやらかした。


私は立ち尽くす。


(もう、無理……)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ