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「同じ事務所だもん!応援に来たに決まってるでしょ!」
「そ、そうだったのね。ありがとうね」
「いいよ〜!!」
わぁ!太陽からのハグだ!柔らかい!いい匂い!太陽の特段柔らかいところが当たってる!
結構な勢いだったから衝撃がドンッと背中にまで走ったけど、何とか受け止めて抱きしめ返す。
ホワホワしてくる。
しばらく抱き合っていると、そういえばここものすごい数のアイドル居たなと思い出して、太陽の背中越しに周りを見わたすとすんっごい見られていた。
キャーキャーと黄色い声もするし、京愛と氷翠はとても冷ややかな目をしていた。
……黙ってハグを解いたよね。うん。