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林道涼花のトゲのある言葉は胸に刺さって抜けそうにない。

必死でやってきて、余裕なんてなくて。

言われた通りにやるのが精一杯で、それを馬鹿にされて!


私は言い返せなかった。

言葉は出ず、ただ頬に熱い雫が流れるだけ。


泣いているんだ。そう思っても、涙は枯れてくれない。


私は反論した所で、言い訳を言ってるに過ぎなくて。

ここはプロとして立たなくちゃ行けない場所で、そこに自分の意思は無いと言ったも同然で。


私は泣くしかできなかった。

どう思われたかなんて知らない。


胸から頭へ言い得ない黒いモヤモヤが這いずり回ってる。


ああ、そうか。私は『悔しい』んだな。

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