表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
105/118

104

曲が始まる。

静かな入りから一気にヒートアップして走り抜けるようなそんな曲。


そして始まる歌唱。


目を離すことが出来ない。

圧倒的な歌声。それに加えて失速しない曲調が合わさって、知らずリズムを取っていた。


「凄い……」

「はは、笑っちまうよな」

「……」


曲が終われば人が集まっていた。

惹き付けられていたんだ。


どこかで作業をしていた裏方も、打ち合わせてしていたアイドルも全員が視線を奪われていた。


誰一人として声を出せない異様な空気に動じずに林道涼花は脇へ戻っていく。


全員が動き出すのには時間がかかった。

余韻に浸っていたのだ。


波のアーティストでも起こりえないような時間だった。

鳥肌が立つ。


「や、やばいね……」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ