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荒井雪   作者: うきみ
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第七十五話 相談事

学校が終わり雪と公平は家に帰ろうと電車を待っていた。


≪テゥルルルー テゥルルルー≫


「あ、児島先生から・・・あーーーそうだ忘れてた。」

雪は昼間の学校での事を思い出していた。

「どうしたの?先生。」公平が聞いた。

「今日児島先生に矢野さんの事で何か相談があるからって言われてたんだっけ・・・」

「矢野?」


雪が電話に出た。

「もしもし。すみません児島先生私すっかり忘れてて・・・」

「いえ、それは大丈夫なんですけどね・・・実は荒井先生、

 こんな話あんまり言いたくなかったんですが、矢野が私の事が

 好きだと言って、家に来てるんです。私が言っても聞かないので彼女を迎えに

 来てもらえませんか?」

「え?!本当ですか?!分かりましたすぐに迎えに行きます。えっと場所は・・・」

「学校から電車で2駅目の富川駅なんですけど」

「あ、はい。」

「西出口を出てもらってすぐ向かいの茶色い10階立てのマンションです。」

「分かりました。じゃあマンションに着いたらまた連絡しますので。」

雪はそう言って電話を切った。


「何?先生・・・どうしたの?」

「ええ・・・なんか矢野さんが、今、児島先生の家にいるみたいなの。」

「矢野が?何で?」

「なんか児島先生が好きだからって・・・」

「え?うそ・・・僕の女版じゃん。」

「冗談言ってる場合じゃないでしょ。行くわよ。」

「あ、うん。」



公平と雪は電車に乗り富川駅で降りた。


「え?ここ?高級そうね。」雪は見上げて言った。

「ホントだね。」

そして雪は児島に電話をかけた。

「もしもし。」

「はい。」

「あ、荒井ですが・・・今マンションの前にいるんですけど。」

「あ、じゃあ開けますね。」

オートロックは開き、雪と公平はその中へと入って行った。


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