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荒井雪   作者: うきみ
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第七十一話 元カノ、梨華

次の週末、輝と亜紀はまた映画館の前にいた。


「どうする亜紀!映画まであと2時間もあるよな。」

「うん・・・じゃあ何処か・・・ちょっと早いけどフードコードで先にお昼食べちゃおっか。」

「おっけ。じゃあそうしよ。」二人は映画館から同じ建物内のフードコートへ

 向かおうとした。



ドンッ!!



「あ・・・ごめんなさい・・・」亜紀が誰かにぶつかった。


「げ・・・まじ偶然・・・」

見るとぶつかったのは梨華だった。


「あ・・・輝!」梨華は二人を見て言った。

「おう!梨華!よ、よく会うな!」

「何、映画ばっか見てんの?!」

「うるせえ!そっちこそ!」

「じゃ。」

「あ、ああ。」輝は一人で映画館へと入っていく梨華を見ていた。



輝と亜紀はフードコートで食事をしてから再び映画館に戻った。


「輝・・・映画始まる前にちょっとトイレ行きたいんだけど・・・」亜紀が言った。

「分かった。じゃあここで待ってるから。」

「うん。ごめんね。」

亜紀がトイレに入った後、輝は映画を見終わってトイレへとやって来た梨華に会った。


「あれ。また会っちゃったよ。」梨華が輝の前で立ち止まった。

「あ・・・梨華・・・」

「じゃ。」

「あ、待って梨華!」

「何?」

「この間はありがとな。」

「ああ、ぜんぜんいいけど。」

「な、今あいつトイレ入ってるからさ・・・その・・・余計な事・・・言うなよ。」

「何?余計な事って・・・?」

「その・・・俺が仕組んだとか・・・」

「はは。言うわけないじゃん。」

「そっか。ごめん。」

「うん。じゃ!」

「ああ。」

梨華は輝に笑顔をみせ、トイレに入った。


そして梨華がトイレを済ませて鏡で髪を整えていた亜紀に会った。

「あ・・・」亜紀は一瞬手が止まった。

「二回目!」梨華が言った。

「三回目だけど・・・」

「あ、そっか。」

「それじゃあ・・・」亜紀はトイレを出ようとした。

「あのさあ・・・!」突然梨華が亜紀に話しかけた。


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