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荒井雪   作者: うきみ
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第四十九話 集中治療室

「とにかく病院へ行こう!!」輝は座り込んでいる亜紀に言った。

「怖い・・・もしも・・・もしも公平が病院で死んでたら?」

「大丈夫!公平は死なないから!!な!亜紀!!」

「輝・・・病院って・・・どこの病院かな・・・」


「きっと公平の母ちゃんに連絡が行ってるはずだ。待って・・・。」

輝は公平の母親に電話をかけてみた。

「だめだ・・・繋がらない・・・学校は・・・?先生が連絡してるかも・・・」

輝は学校に連絡をし、電話を切った。




「亜紀・・・とにかく学校に来いだって。」

「学校に・・・?」

「うん。俺・・・ついて行ってやるから。」

「うん。」

輝は自転車を起こした。

そして二人は学校に向かった。

「輝・・・学校に言ったの?」

「なにを・・・?」

「さっき起きた事・・・」

「うん。先生もいたんなら・・・どうせすぐに分かる事だしな。」

「うん・・・そう・・・だね。」



病院のICUでは公平の治療が行われていた。


真野・・・大丈夫よね・・・死んだりしないわよね・・・


雪の携帯が鳴った。


「もしもし。」

「あ、荒井先生ですか?今、学校に小宮と伊藤が来ていまして・・・」


教頭からの電話だった。


「小宮が・・・ですか?」

「はい。事情は彼らから聞きました。病院はどこですか?真野の状態は・・・?」

「神崎病院です。真野はまだ集中治療室で・・・」

「そうですか。分かりました。今日はもう時間も遅いので明日彼らを連れて

 私もそちらに行きますので。真野の親には連絡は・・・?」

「それが・・・繋がらなくて・・・」

「そうですか。そちらは私が連絡しておきますので、先生はもう少し

 そこにいてもらえますか?」

「はい。分かりました。よろしくお願いします。」

「では、病院を出られる時、また学校の方に連絡いただけますか?」

「はい。分かりました。」


小宮さん・・・学校にいるのね・・・




結局、公平の意識は戻らなかった。

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