第十八話 今日も休み?
「おはよー♪」
元気な声でそう叫んだのは公平だった。
「おはよう!なんだよ熱出して倒れてたんじゃねーのかよテンション高すぎだろ!」
輝が言った。
「うん。一日寝たらすっかり!」
そう言いながら公平は席に座り、ふと輝の前の席を見た。
「あれ?なあ輝、今日亜紀は休み?」
「ああ。そうなんじゃね、知らねーけど。」
3日後――――
「輝・・・あれからずっと亜紀・・・休んでるよな?」
「ああ。インフルなんじゃね?」
キーンコーンカーンコーン♪
授業が終わり、公平は教室から出る雪を呼び止めた。
「先生!」
「な、何?」雪は振り返った。公平の看病をして以来、公平とは話をしていなかった。
「あ、あの・・・」公平は恥ずかしそうに言った。
「あ・・・風邪・・・良くなって良かったわね!」
「あ・・・うん、先生のおかげだよっ!」
「そ、そう?」雪は公平に微笑んだ。
雪は公平に背を向けまた歩き出そうとした。
「あ・・・先生!」
雪は再び振り返った。
「亜紀・・・ずっと休んでるんだけど・・・」
「ええ、そうなのよ。なんか風邪とかじゃないらしいんだけど、体調が悪いみたい。」
「え?」
「今日小宮さんの様子を見に行こうと思ってるんだけど。」
「あ、じゃあ僕も一緒に行っていい?」
「いいけど・・・でも、ラーメンはダメよ!」
「えー!だめなの?」
「当たり前でしょ!」
「ちぇ・・・分かったよ。」
「じゃあ後でね。」
「うん。じゃあ職員室に行けばいい?」
「ええ。」




