第十二話 三角関係?!
ガラガラッ
「いらっしゃい!お!雪ちゃん!」
「こんばんは!おじさんラーメン3つね!」
雪がカウンターに座りその隣に公平は座ろうとしたが間に亜紀が割り込んだ。
コップに雪が水を入れ、公平に渡そうとした。
それを亜紀が奪い取った。
「はい!公平!」亜紀はそれを公平に渡した。
「あ、ありがと。」
雪は箸を亜紀と公平に差し出した。
亜紀はその両方を取った。
「はい!公平お箸!」
「あ・・・うん。」公平と雪は亜紀のそんな態度に少し戸惑った。
「はい!おまち!ラーメン3つね!お姉ちゃん美人だねえ。」
「あ!おじさん!だめですよ!女子高生に手を出したらっ!」
「はいはいっ!おっかないね!雪ちゃんは!」主人は笑いながら言った。
三人はラーメンを食べ始めた。
「ねえ小宮さん。あなた今回のテスト全体的に成績が落ちてるみたいだけど・・・」
「あ・・・」
「夜に何かしているの?さっきもあんな所で・・・」
「いえ、今日はたまたまあそこにいただけで。」
「本当に?何かあるなら言ってね!」
「あ・・・はい。大丈夫です。」
「ねえ!先生は彼氏いるの?」亜紀が聞いた。
「今はいないわ。」
「好きなタイプってどんな人ですか?」続けて亜紀が聞いた。
「そうねえ・・・男らしくて頼りがいがある感じかな。」
「じゃあ、公平みたいなのとは正反対ですねっ。」
「あーそうね真野はどちらかと言うと可愛くて守ってあげたいタイプだわねっ」
「ですよねー。可愛いだけだって!公平!」亜紀はそう言って公平の背中を叩いた。
「そんなことないよっ。」公平はさっさとラーメンを食べた。
「ごちそうさま!」
そう言って三人は店を出た。
「よし!それじゃあ順番に送って行くわね。」
「あ・・・大丈夫です!そこの坂を上がればすぐだし、わたし公平の家に近いので
二人で帰ります。」
「そう?」
「はい!ねっ公平帰ろ!」
亜紀は強引に公平とその場を去って行こうとした。公平は亜紀に腕を掴まれて引っ
張られていたが雪の方を見ながら帰って行った。
なんだ・・・こいつらは・・・つきあってる?て言うか・・・一方的に小宮さんの
方が真野を好きな感じだな・・・なんかいいわね・・・若いって・・・
雪はそう考えながら家に帰った。




