寿命、始めたいです!
西暦20XX年、桜の花びらが舞う頃、とある店が開店した。
その店を人呼んで‘ザマン店’という。
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とある都道府県のとある都市のとある町にある、とある村に一人の少女がいた。
彼女の名前は、小豆沢命歩という。
命歩には一つの夢があった。それは、「もっと長く生きたい」と願う人たちのために‘寿命’を売ることだ。もちろん命歩の命を削って売るわけではなく、性格に言うと‘寿命’を作って売ることだ。
命歩の夢への思いは強く、クラスメイトに言ってみると「え?大丈夫?いい精神科医知ってるけど紹介しようか?」とか「っぷっ、バッカじゃね?ww」と言われてしまう。夢を作文に書くときは、提出して返却したら「もう一枚渡すのでふざけるのはやめましょう」と書かれていた。母に言おうもんなら「この子、頭大丈夫かしら?」と若干頭を抱え、父に話そうもんなら「あっ、そう」と華麗にスルーされた。
そんな中、命歩が自分の部屋でスマホをポチポチといじり「なにか面白そうなものないかな~」と思いながら調べていると気になる商品広告を見つけた。
その商品名は「テッテテテッケテ~⤴ ジュミョウヲツクレ~ルゼット」という商品だった。
「うわっ、何だこれ?ネーミングセンスがそのまんまで‘テッテテテッケテ~’って普通効果音じゃないの?でも、この名前通りの効果だったら私の夢が叶うんじゃないかな?」
と言いながら命歩はとんでもないものを視界に入れるのだった。
「え~っと、値段値段、お小遣いだけで足りるかな~・・・・・5億円!?」
その時命歩で何かが結びついた。
「よしっ、5億円貯めるか!え~っと、今のお小遣いが・・ふんふん・・・なるほどなるほど」
こうして命歩の五億円を貯める生活が始まるのであった。
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