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名も無く果てなくスチャラカな200字

審判【200字】

「聖女も形無しね。もうこの国は私のものよ」跪かされ斬首を待つ私に妹は小声で耳打ちした。


 魔女の前世を持つ妹は覚醒し私から全てを奪った。

 婚約者だった王子も既に傀儡だ。頼みの綱の魔法騎士も異界に飛ばされてしまった。


 勝ち誇った顔で笑う妹だったがしかし次の瞬間首を斬られ絶命した。

 妹の死と共に魔女の呪いは消え去った。


「遅くなってしまい申し訳ありません」

 処刑人の仮面の下から現れたのは帰還した魔法騎士の顔だった。


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― 新着の感想 ―
[良い点] カッコイイ!! ヒーロー!! これだけの文字数の中に、物語の広さを感じます。小声から始まるからか、静かで心臓がドクドクしていそうな緊迫した場面の雰囲気がよく伝わってきて、そこらのラストがめ…
[良い点] 新感覚…!なんというか、なんともいえないスッキリ感と、「え、これだけ!?」なウズウズ感があって、面白いです。 初めてこういうの読んだかも…
[良い点] 実に頼もしい魔法騎士ですね。 敵の手の者に変装して拠点に潜入し、危機に陥った仲間を救出する。 何ともカッコいいシチュエーションです。 [一言] 絶体絶命の仲間を助けるシチュエーションは、や…
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