第二章・双生児
神は、東方のエデンに園を造った。
神は、草木、森そして美しい果実の木をはえさせ更に園の中央には、命の樹と知識の知識の樹をはえさせた。
神は園で土と水と種で二つの雌を造った。
神は二つ雌を、始めに魚にし、次に尾を付け足を付けそして鳥に変えそして獣にし、そして神は49日かけて自分の形の雌の器を造った。
この雌の器を人と名付けた。
対に成るように一つの雌を雄に変化させた。
神は、雌の器に女と名付け、雄の器には男と名付けた。
神は、人の身体に凹凸を付けた。
更に神は、女に凹を付け、男には凸を付けた。
雌雄は裸であったが恥ずかしいと思わなかった。
神は人に言った。
「貴方達はこの園のどの木からも果実を心のままに食べてよろしい。しかし、善悪を知る木からは取って食べてはならない。それを取って食べると死ぬであろう。」
そして、神は人に創造した万物を全て与え管理するように命じた。
神は、人に造った全ての畜生を持っていきどんな名前を付けるか見た。
人が生き物に与えた名はそれになるのであった。
神は、往古来今が展望できる高い所から、遥か彼方から飛揚してくるサタンを眺め、神は、園に天使ラファエルを送った。
ラファエルは、人と一緒に食事をした後、サタンの天国での戦いに付いて説明をした。
「かつてサタンは、神の創作物に嫉妬し天使の三分の一に自由を説いて反乱を起こした。
しかし、アブディエルという天使がその反乱軍から離れ、神のもとに戻ってきた。
天使の軍勢はミカエルが統率し戦った。
反乱軍は痛みは感じたが、死ぬことは無かった。反乱軍は善良な天使達に容赦なく大砲を撃った。
その後、神が彼らを天国から地獄に追放した。」
ラファエルは、人を堕落させようとするサタンについて警告した。
ラファエルは次に天地創造の物語を語った。
神は光と闇を創造し、次に天地と星を創造し、そして動物と人間を創造した。
男はラファエルに万物に付いて詳しく尋ねるが、ラファエルは知識を欲する事に警告した。
ラファエルは男にに最初の記憶を聞いた。
男は、まず雌から始まったといった。
最後に、女に付いて男に聞きラファエルは天国に戻っていった。