1/5
第一章・天地創造
神は虚無の世界を造った。
神の足下には虚無の世界が広がった。
神は、始めに虚無の世界に陰陽の対なる物と卵を造った。
そして神は右手を動かし卵に沢山の生命の源を降らせた。卵に沢山の生命の源がぶつかり卵は、天と地となった。
神は、陽を中心に陰と天地を置いた。
陰陽によって天と地には昼と夜が出来た。
そして、神は星達を造った。
その次に、天と地に大地を造り空を造り水を入れ、海を造り、生命の種を蒔きそして植物を造った。
次に、神は始めに土と水と種で魚を造り、半分の魚に尾と足を付け足、魚を増やした。
次に神は、尾と足を付けた魚の半分を大地に置いた。
次に神は、尾と足の生えた魚達に羽を付け鳥にした。
次に神は、様々な畜生を造った。
そして神は、自分に似ている獣を造った。
神は造った物を感銘を受け、祝福し言った。
「陸海空の者達よ、生めよ、ふえよ」
そして神は休んだ。
こうして神は森羅万象を造った。