総集編
総集編
後漢という国を作り、中国を統一した光武帝・劉秀という人物がいる。
とにかく最強で無敵で頭が回り、天衣無縫な明るくとても優しい性格をしている。
光武帝の名に相応しい。人間に陰と陽があるとするなら、間違いなく陽の人だ。
その劉秀がタイムスリップし、死後150年が経過した自らの国・後漢に出現した。
150年後の漢の国はすっかり乱れ、群雄が割拠する乱世を迎えていた。
しかしこの時、中華の先進的な北部地域は曹操の陣営がほぼ独占。
十万以上の大軍で、まずは荊州、それから中国南部の揚州に勢力を構える孫権を攻撃し、一気に天下をとろうと曹操は画策した。
しかし劉備陣営にいたある男がこれを撃退した。(~12話)
それを撃退したのは光武帝・劉秀。
劉修という偽名を使い、光武帝は曹操を追い返して歴史を大きく狂わせ始めるのだった。
と、そこへ光武帝・劉秀最愛の妻までも何故かタイムスリップしてきて二人は無事に再会し、以降は時折夫婦漫才を披露する。
曹操が「劉修」に敗れて以降、「劉修」の名前は中華に轟き、さらに劉修は孫権の揚州を圧倒的な強さで征服した。
劉修は独立勢力のような様相を呈し、また一方劉備は益州を奪い取っていた。
これにて、益州を治める劉備軍、中華北部のいくつかの州を治め、断トツの最強勢力である曹操、そして、荊州と揚州の二州を持つ天下第二の勢力に成長した劉修という三つの勢力が現れ、中華に残る群雄は、ほぼこの三勢力に絞られた。
というのが大雑把な2章までの内容。
3章では、孫が消えた後再び三つ巴の戦いが始まります。
三国志あるあるとして、曹操に対抗するには他の二勢力が手を組むのが不可欠なのに、逆に足の引っ張り合いをしてしまうことが多々ある。
果たして曹操と熾烈な争いを繰り広げる劉備軍と劉修軍は力を合わせる事が出来るのか。
それとも、二者が手を組むのを巧みに妨害する曹操が上回るのか……。
Q.百歩譲って光武帝はわかるけど陰麗華は何故タイムスリップしてきたの?
A「何で麗華もこっちへ来たかって? 俺と麗華は二人で一つだからな。
俺のいるところに麗華がいる。光に照らされると影が出来るように当たり前の事だ」
「やだもうあなたったら」
「こやつめハハハ」
「ウフフ」
という具合に答えにもならない答えを返すと、勝手に二人の世界へ入って行っちゃうと思います。
二人とも理由は知らないので




