おまけ②「地味っ娘! 少年ちゃん」
-少年の部屋-
少年(朝起きたら女になってた…)
少年「マジかよこれ! 」モミモミ
少年(胸あるけど、自分の胸触っても別にそんな興奮しないな。これも女になったからか?)
少年(鏡で見ても女だな。なんとなく女になったら少女みたいに可愛い女の子になると思ってたけど…元の俺をそのまま女にしたような、地味な感じだな…)
少年「胸は結構あるな」プルン
少年(やっぱり自分の胸見ても興奮しないな。少女の言ってたことが少しわかった気がする)
少年「っ! とにかく! 何とかしないと! …でも何とかって何をすれば…」ウロウロ
少年「なぜか親に知られちゃいけない気がする…こういう場合はやっぱり少女に話を聞いてもらおう。今日は日曜だし」
-スマホ-
(朝から悪い。今からそっちに行っていいか? > 少年
少女 < どうした? 別に構わないが)
少女 < 親が旅行に出てて今はオレしかいないし)
(すまない。今から行く。よろしく > 少年
少女 < おう、待ってる)
-少女の家-
少年(何も書き置きもせずコッソリ出てきちゃったな。家には後でLINEしとこう)
チャイム『ピンポーン♪』
少女「はーい(少年かな)」ガチャ
少年「お、おう、俺、こんなになっち…」
少女「……地味っ娘キターーー!」ガバッ
少年「うぉ! なんだなんだ! 急に抱きつくなよ!」///
少女「いいじゃねえか、オレたち女どうしだろ」
少年「おまえ、中身は男なんだろ」
少女「そりゃおまえもだろ。やっぱり問題ないじゃん」ガバッ
少年「ちょっと待てー! っていうか、俺が誰だかわかるのか?」
少女「少年だろ。来るって言ってたし、その顔見たら、少年が朝女になっちまったんだなって」
少年「理解はえーな!」
少女「玄関口で話すのも何だ。オレの部屋行こうぜ」ヘヘヘ ハァハァ
少年「すごく危険な気がする…」
-少女の部屋-
少女「さて」キリッ「どうしてそうなったんだ?」ジー
少年「俺の胸ガン見しながら何言ってんだ! 俺にもわからねーよ。朝起きたらこうなってたんだ」
少女「女物の服着てるけど…へへへ、いいな」ジュルリ「どうしたんだそれ」
少年「おまえ…いや、服とかも全部女物になってた」
少女「マジか。じゃあ下着もか?」ドキドキ
少年「…ああ」///
少女「じゃ、じゃあどんな感じ!? どんな感じのパンツなんだ!?」
少年「どんだけ必死だよ」
少女「色だけでもいいから!」
少年「…肌色…ベージュってやつ? 地味なやつだよ…」
少女「地味パン! ヒューーッ!」ブンッ
少年「何で空中にハイタッチしてんだ」
少女「さて」キリッ「LGBTだ何だ言ってたけど、実はオレも同じようにある日突然女になったんだ」ジー
少年「オレの下半身をパンツ透かすように見つめて何言ってんだ! って、ええええええ!!」
少女「今まで黙ってたけどな。だから戻り方とかはわからないんだ」
少年「おまえもそうだったなんて…」
少女「とにかく今は女どうしになったんだ。これから女子会しようぜ!」
少年「なんだよ、急に」
少女「女子会といえば女の子どうしでキャッキャウフフと楽しむ会だ。別名ランジェリーパーティーと言ってな」
少年「言わねーー!」
少女「女どうしだからいいだろ」フフフ ジュルリ
少年「脱がすなー!」
少女「オレのパンツ今までさんざん見てきたろ。おまえのを見てもいいはずだ」キリッ
少年「おまえが無防備なだけだったろうが! それにさんざんってほど見てねー!」
少女「じゃあオレも今脱ぐから!」
少年「セリフが完全にセクハラオヤジのそれだー!」
少女「へへへ」ハァハァ「ほら覚悟しろ!」ヌガシ
少年「やめー! うわあぁぁ!」
~~~
-ベッドの上-
少年「……っ!!」ガバッ!
少年「………」ハァハァ
少年(夢オチかい!!)
少年(そりゃそうか…あの状況を普通に受け入れてたし、第一少女が元男ならお母さんああならないし)
少年(少女の家もあんな近くにないしな。でもリアルだったな。少女の性格はそのままだったし)
少年「第一俺が女になるなんてな……えっ!?」
少年(これは少女の声!?)
少年「まさか…」サワリ「少女の身体になってる!?」
少年「もしかして…」
少年「俺たち」
少女「オレたち」
少年・少女「「入れ替わっ(略
これ以上続けると色々ヤバいので、ここで終了いたします