表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
44/112

Responsible Conduct of Research 責任ある研究活動 5

研究所には彼女からのメッセージが残っていた。


モニターに表示された彼女は、白髪頭でしわだらけだけど満足そうに笑っていた。


「良子 気が付くのがおそいわね・・


ここにきて吃驚したでしょう、あなたの顔が目に浮かぶわ・・


相談しないで、ごめんなさいね・・・


でもね、反対されても、やってたと思うわよ・・・」


そう言って彼女は懐かしい顔で笑う。


「好きなように研究して、思うように実験して・・・


楽しかったわ・・・


後のことを頼むなんて言わないわ・・・


好きに生きてね・・・


幸せにね・・・」


彼女は満足そうに眼を閉じる。

モニターの中の彼女は、クローンの家族に看取られていた。


さようなら・・


モニターの彼女に別れを告げ、彼女の家族と話す。

人柄は受け継がれ、賢く優しい。


すでに研究所の中のクローンは、自然に数を増やしており飽和状態を迎えていた。

どうしてくれと頼まれたわけではない。


しばらく考え、有志をつのり廃墟に向かう。


私の研究の一環として、大切な友の研究を引き継ごう。

人の世界の再生を行うことにする。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ