戦闘の終わり
カイたちに肩を担がれ、町の外へ出る。
新鮮な空気を吸い込み、体が力を取り戻す。
バリケードの外側から、煙がもうもうと立っている。
今の状況をカイへ尋ねる。
「なにがあったのか教えてくれ」
「ああ・・」
要約すると
自分が戻った日の朝、野盗の襲撃を受ける。
事前に配置された投石により、野盗数名に致命傷を負わせる。
火矢を撃ち込まれるも、外壁は燃えず、内部には十分な消火の用意があり被害は些少。
数十分を待たず、野党は逃走した。
一日後、おそらく排気口より野盗の一部が侵入。
酒場へ侵入し、内部より放火を行ったとのこと。
十数名の野盗の大半に何らかの傷を負わせ、戦況はよい。
こちらは怪我人だけで死傷者はいない。
自分が一番の負傷者だという。
酒場や周辺の消火は終わっているが、煙が落ち着くまでは戻れそうにない。
ユカリさんや子供たちは、風通しの良い場所で休ませている。
絶対とは言い切れないが、襲撃はこれでしばらくないだろうとのこと。
過去ないほどに、相手側に被害を与え、こちらの被害は小さいそうだ。
「畑も守られている、人も失っていない」
居住区の立て直しは、畑や人のことを思えば、些少な問題だ。
カイは肩をパンっとかるく叩き、まだ忙しく動く皆のほうを向いて勝利を叫んだ。
書いて伝えるのは本当に難しいです。
いつか、すべて書き直そうと思っています。
今は、イメージしているものを最後まで書き切ることを優先しています。




