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選抜編 第八話「そこだ」

久々の試合シーンです。

やっとVIPルームに戻った時は、ちょうど試合開始の直前だった。

途中、何人ものおじさんたちに「ナイスシュート!」と誉められて、いつになく愛想よくしてたら時間がかかってしまった。

確かに我ながらいいキックだった。未散にOKもらえたし。兄さんはなぜか頭を抱えていたけど。


「あ、おかえりー」


モリエリさんが手を振って迎えてくれる。協会の人やテレビ局の人、スタジアムの職員さんたちも「ナイッシュー」と拍手で迎えてくれた。


「ありがとうございます。あの、バルコニー席、出ていいですか?」

「えー、寒いよ。一緒にケーキ食べながらここで見ようよー」

「ごめんなさい、少しでも近くで見たくて」

「あ、そっちに出るなら」


モリエリさんが何か言いかけたけど、私はベンチコートを羽織ってバッグから双眼鏡をひっつかんで、あわただしくバルコニー席に出た。


「ん?」


先客が一人、一番前に座っている。黒いコートに黒いハットをかぶっている大柄な男の人。山高帽っていうんだっけ?

それにしてもどこかで見たシルエット。

でも先客の顔を見る前に、とりあえず未散がどこにいるか確認しなきゃ。


「あっ」


センターサークルに一人立っているオレンジのユニフォーム。


背番号10。


……もしかして今日、センターフォワード?監督は兄さんだし、てっきりいつものポジションだと思って特に聞かなかったんだけど。


電光掲示板を見る。


サンティユース

 1GK松

 2DF安室あむろ

 4DF永瀬

 5DF星野

12DF迫下さこした

 6MF大河内おおこうち

14MF辺見

 7MF城田しろた 

10MF韮井にらい

 9FW姉川

11FW羽生田はにゅうだ



Y県選抜


 1GK小倉

 2DF谷

13DF日下

 5DF茂谷

 3DF軽部

 8MF瀬良

18MF家下

 4MF黒須

11FW飯嶋

 7FW久里浜

10FW藤谷



やっぱりFW?でも3トップか。飯嶋君は右ウイングだし、久里浜はセンターだ。てことは……。


「藤谷君は左ウイングか。面白いね」


声がして、思わず先客さんの顔を見る。


二つ空いて隣の席のその男性は、手のひらをあてがってスマートに帽子を浮かせた。

「こんにちは、広瀬夏希さん。直接会うのは病院以来かな。さっきは素晴らしいPKだったよ」


先客の男性は、春瀬高校の三蔵監督だった。




「……」

言葉が出てこない。

しばらく黙ったまま見つめていると、三蔵監督は私の目の前で手をひらひらと振った。


「念のために言っておくけども、幽霊ではないよ」

「へっ?あ、いえ、そんなつもりじゃないんですけど。何でここにいるんですか?」

「この試合がどうしても生で見たくて、コネを使ってもぐりこんだんだよ」

はっきりコネって言った!いや、それはともかく。

「あの、お体は、もういいんですか?」

「もうよくなったよ」

「そうですか、良かった」


決勝戦で三蔵監督が倒れた時を思い出す。救急車のサイレンが耳にこびりついている。

今でもあの音は苦手。


「医者はまだ安静にしてろとうるさかったがね」

「じゃあ、まだダメじゃないですか」

「見解の相違かな」


むう。いい年して子供みたいな屁理屈言ってる。


「また興奮して倒れないでくださいね。目の前で倒れられても、私何もできませんから」

「救急車くらいは呼んでくれると助かるが」

「いいですけど、試合がいいところだったら後回しにまります」


監督は豪快に笑った。


「厳しいなあ。わかった、気を付けるよ」

「そうしてください」


言って、私は監督に微笑みかけた。

「でも試合中、私専属の解説者になってくれるなら、すぐ救急車呼んであげますよ」

「……ふむ」

監督は右手を差し出した。

「交渉成立だ」

「ですね」

私も手を握り返し、二人で笑う。


監督の手は大きくて、とても温かかった。




私は家から持ってきた、お父さんの古い双眼鏡をのぞいた。今日に備えて新しいのを買うつもりだったけど、思いのほか高くて断念したのだ。


未散はかなり集中してる顔。黒須君はちょっと緊張気味かな。銀次君は気合十分。茂谷君は……相変わらず何考えてるのかわからない。

冬馬は先発じゃなかったけど、後半からかな。機嫌悪くして周りに迷惑かけてなきゃいいけど。島君にも出番があるといいな。


そういえば、と私は思った。

ほぼ真ん中に位置するVIPルームから見て、選抜チームは左に陣を取っている。

ということは……。


未散が左ウイングなら、ずっと顔が見える!

……調子に乗るから本人には内緒だけど。



主審のホイッスルが鳴った。



未散がチョコンと後ろにパスを出し、すぐに左サイドへ走る。サンティユースの選手もついていく。


次の瞬間、選抜の7番がそのパスをダイレクトで大きく前方に蹴りだした。


「え」


極端に回転の少ないボールが、やや前目に立っていたキーパーの頭上に迫る。

キーパーが精一杯体と手を伸ばす。

かろうじてグローブが触れて軌道が変わり、ボールはクロスバーに当たってゴールを外れた。

あ、あのキーパー、私がPK決めちゃった相手だ。


「あいつか……」


久里浜だ。左腕の赤いキャプテンマークが憎たらしい。あれはうちのキャプテンがつけるはずだったのに。


三蔵監督は言った。


「素晴らしいパワーだね。それにコントロールもいい」

「それにしたって、挑発的すぎませんか?」

「それが目的だろう。今日のサンティユースは、それぞれモチベーションにバラつきがある。移籍先が決まっている選手とまだ決まっていない選手が混在しているんだ。アピールに必死の選手と、

ケガしないようほどほどにって選手がいる。彼は最初にクギを刺したんだ」

「つまり、相手チーム全員に、気合入れてかかってこいと?」

「私の勝手な予想だが」

「いえ、それで合ってると思います」


あの自信家のやりそうなことだ。



開始早々のコーナーキック。未散が右コーナーにボールをセットする。10番の背中が見える。後ろ髪ちょっと伸びたな。


「藤谷君のプレースキックか。楽しみだ」

「ええ、それはもう」


主審の笛が鳴って、未散がボールへ踏み出す。オレンジと緑のユニフォームがゴール前で場所を主張し合う。


あ。


意外にも未散は、高い山なりのボールをゴール前に放り込んだ。上がっていた茂谷君と日下君がタイミングを合わせてジャンプする。


「わっ」


その二人を蹴散らすように、緑のユニフォームの4番がヘッドでボールを弾き出した。強い!


掲示板を見る。4番永瀬。CBだ。長身で強くてジャンプ力もあるなんて反則だと思う。


こぼれたボールは家下君が外に蹴りだして、ひとまずカウンターを抑えた。


「あんな山なりのボール入れないで、もっと速いの入れればいいのに」


私の独り言に、監督が反応した。


「藤谷君なりに考えたのだろう。少し出方をうかがったのかもしれない」

「というと?」

「ああいう山なりが入ると、クリアする選手は一番空中戦に自信がある選手が自然と出てくる。実際あの4番は一番高い」

「はい」

「今後やってくるであろうセットプレーのために布石を打ったってところかな」

「なるほど」


未散ならやりそう。セコ……今日は戦略家と呼んであげよう。


「それに速いコーナーキックはチャンスが増える反面、一瞬でカウンターを食らうリスクもある。出だしとしては正解じゃないかな」


そう言った三蔵監督の顔はとても嬉しそうで。

つい二か月前、優勝を持ってかれた選手に対してどうしてこんなに好意的なんだろう。



それからしばらくは、選抜チームがボールを回す時間が続いた。右サイドの飯嶋君、家下君、谷君の春瀬トリオも無理には仕掛けていかない。

左サイドの我がモト高トリオは、今のところもっと地味だ。普段は深い位置からのカウンターがメインだから、こういうボールを持たされる展開はあまり経験が無い。

それでも左ウイングの未散だけは、サイドからのドリブル突破を何度か仕掛けている。でもそこに立ちはだかっているのが、相手の右SB、2番の安室。

色黒で丸坊主。未散より少し大きくて、細身だけど筋肉質な感じ。脚も長くて、すでに二度もドリブル突破をカットされている。


しっかりせんか、もう。



「解説の三蔵さんは、序盤の展開をどう見ますか?」


私が聞くと、


「そうですね。サンティユースはもともとカウンター主体のチームですし、選抜チームには固い守備で知られる壁口監督がコーチとして入っています。特に選抜はユースチームと違って連携面で不利なので、無理に攻めることはないでしょう。予想された立ち上がりです」


わざわざ丁寧語で乗ってくれた。これ、結構楽しい。


「試合が動くとしたら、きっかけは何だと思いますか?」

聞くと、監督はじっとフィールドを見つめたまま言った。

「中盤のミスでしょうね」




前半十分が過ぎた。


「あ」


相手のMF、大柄な6番大河内がトラップミスをした。

すかさず中央の瀬良君がボールを奪いに行く。


「あ、ダメだ」


三蔵監督がつぶやく。


何で、と聞こうとした瞬間、ボールを奪った瀬良君にサンティユースの中盤が一斉に襲い掛かった。

あっという間に三人に囲まれ、瀬良君の苦し紛れの横パスは待っていたかのように14番にカットされた。


左寄りにいた14番の辺見は、そのまま7番の左サイドハーフにスルーパスを出す。センターのフォローに行っていた右ハーフの家下君が一瞬遅れる。

前方から右SBの谷君が詰めてくる。7番の城田は、はさまれる前に再びボールをセンターに戻す。


センターサークル付近で待っていたのは、10番韮井。瀬良君が戻る前にダイレクトでゴール前にスルーパスを出す。


スルーパスはCBの茂谷君と日下君の、ちょうど真ん中に糸を引く。

一瞬、ほんの一瞬だけ、二人が見合った気がした。


「わっ」


いつのまにか9番姉川が二人の間に姿を現した。今までどこにいたの?


CBの間でボールを受ける。日下君が体を寄せる。姉川はすぐに反転して背中をあずけ、右のアウトサイドで左にボールを出す。

パスはセンターに寄せていた谷君の脇を、きれいにすり抜けた。


そこに走りこんできたのは、再び7番城田。やばい、フリーだ!


ペナルティエリアやや外側から、7番は左足を振り抜いた。


鈍い音とともに、ボールがゴールへ向かう。ゴール右上ギリギリに飛んだシュートに、キーパーの小倉君が伸ばした手は少しだけ届かなかった。


歓声と主審のホイッスル。

ユースチームは軽くタッチしあうくらいで特に喜びもしない。これくらい普通って言いたいのか。



サンティユース 1-0 県選抜 得点 城田しろた



「あーっ、もう!悔しい!」


思わず天を仰ぐ。


「さすがに攻めが速いね」


感心したように監督が言った。


「監督はどっちの応援してるんですか?」


私の顔がよほど怒って見えたのか、監督はチラッとこちらを見てからさりげなく目をそらした。


「私はただ、若者たちのいいプレーを見たいだけだよ」


言って、続けて私に聞いた。


「今の失点は何が問題だったと思う?」

「えっ……ええと、やっぱりCBのコンビが、ちょっと連携不足かなって。そこをあの10番の韮井にらいにスルーパスで突かれました」

「うんうん。他には?」

「他ですか?えーと……家下君がつられて左を楽にさせちゃって、谷君も7番に付ききれてなかったかなあと思いますけど」

「それも合ってる。しかしもっと巻き戻すと、そもそもあのパスミスに瀬良君が反応したことが原因だね」

「え、だってあれはチャンスじゃ……」


私はまじまじと三蔵監督の顔を見た。


「もしかしてあのパスミス、罠だったんですか?」

「その通りだよ。私はあまり好きなやり方じゃないが」


言って、続けて監督は小声でつぶやいた。


「まったく……この世代相手にあんな指導してるとは思わなかったぞ。ファウルも多いし」


私は双眼鏡をのぞいて相手ベンチを見た。

あれがユースの安治監督。年は四十過ぎかな。結構いいコート着てる。背が高くて頭も長いおじさん。たった今チームが得点したのにニコリともしてない。


「あの気難しくて頑固そうなおじさん、お知り合いなんですか?」


私は双眼鏡をのぞいたまま聞いた。

三蔵監督は言った。


「私の息子だ」


…………え、今何て。


「……よく見るとすごくダンディなおじさまですね」

「無理しなくていいよ」

「いえ、そんな」


監督は私の暴言に気を悪くした風もなく、


「あれをあんな顔しかできない男にしてしまったのは、私の責任だ」


と、遠くを見つめて言った。


「……良ければお聞きしますよ」


私が言うと、監督は変わらない調子で答えた。


「よくある話だよ。最初の妻との子で、あいつが十歳の時離婚した。安治は妻の姓だ」

「浮気したんですか?」

「まさか。彼女に言われたのは、あなたの正妻はサッカーで私が愛人だ、と」

「うまいこと言いますね」

「そんなところで感心しないでほしいな」


監督は笑った。

でもその笑顔には、さっきまでとは違う寂しげなものを感じた。


「彼によると、彼女は息子に対して私の悪口を毎日聞かせて育てたらしい」

「うわあ……それはきついですね」

「そしたらなぜか私と同じ道に進んできてね。わけがわからんよ」


そしてため息をついて頭を振った。




久里浜のキックオフで試合が再開した。


双眼鏡で瀬良君の顔を確認する。さすがに切り替えたのか、すでに気合がみなぎっている。

意外にも、失点直後は久里浜が瀬良君に何やら声をかけて、背中をバンバン叩いて励ましていたようだった。キャプテンマークを付けるとキャプテンらしくなる効果があるのだろうか。


そして未散は……特に表情が変わったように見えない。自分が攻撃で結構なブレーキになってるって、自覚あるの?まったく。



前半二十分が過ぎた。

元から前がかりではなかったユースチームは、先制したことで輪をかけて攻めてこなくなった。

無理して攻めないけど、取ろうと思えばいつでも取れるって感じ。腹立つー。


「あっ、また」


未散が左サイドでボールを持つ。

フェイントをかけつつ、スピードでゴールライン際から抜こうとして、また安室に長い脚で止められた。こぼれたボールを5番の星野が前方に大きく蹴りだした。


ボールは正確にゴール前まで飛んできて、FWの姉川がジャンプする。


「おっ」


ほぼ同じタイミングで、茂谷君が体を寄せてジャンプした。

最近鍛え始めた効果なのか、茂谷君が競り合いに勝ち、ボールが中央にこぼれた。

そのこぼれたボールを、黒須君がいち早く拾う。


「ナイス、黒須君!」

「いいね。彼は常にいいポジションにいる」


黒須君が三蔵監督に褒められてる!後で教えてあげよう。


フォローに来た右の家下君にボールを渡し、黒須君が上がって行く。今度は家下君がゴール前に低いロングパスを送る。


DFを背負いながら久里浜がパスを受け、いったん後方にはたく。中央の瀬良君がダイレクトで左サイドの深いところにパスを送る。


未散が足元にストンとトラップして、再び安室と対峙する。


「うまいねえ」


トラップを見て監督がつぶやく。


「ありがとうございます」

「なぜ君がお礼を言うのかね?」

「あ……いえ、うちのチームなので、何となく」


危ない危ない。


「でも、また止められそうな気しかしません」

「わからないよ。私には、藤谷君がずっと何かを狙ってるように見える」

「何かって?」

「それはわからない。ほら、今見られるよ」


ライン際でドリブルを開始する。銀次君が上がってきて、中に入る。

スタンド側に体を反転させて、背中を安室に預ける。そして外から抜こうと体を右に傾ける。


「そこだ」


監督がつぶやいた。


安室が長い脚を伸ばす。

右足でボールをまたいだ未散は、左のヒールで安室の股を抜いた。


「うまい!」


私が思わず叫んだと同時に、未散は右に反転してボールと合流する。


久里浜がゴール前ニアサイドに走っていく。相手DFもニアに集まる。


「あっ!」


安室の手が未散の肩に伸びる。


「うしろーっ!」


未散が深い位置から、左足で速いグラウンダーを折り返す。その直後、未散は安室の手でひっくり返された。でも笛は無い。


久里浜がボールに向かう。DF二人がついていく。


「行けえっ……えっ」


久里浜はボールをまたいでスルーした。

ゴール前にフリーで走りこんできたのは、


「瀬良君!」


川添西キャプテン、瀬良君がボールへ向かう。キーパーが慌ててゴール中央に移動する。


ペナルティエリアの少し前、瀬良君は左足を強く踏ん張って大きく体を開き、右足を左方向に強く振り抜いた。


アウトサイドにかけられたシュートはゴール中央から右に逃げるように飛んでいき、横っ飛びしたキーパーの手もすり抜けた。


シュートは右ポストの内側に当たり、跳ね返ってネットに飛び込んだ。


「よしっ!」


私は思わず立ち上がって、両手でガッツポーズした。

三蔵監督は笑顔になり、その大きな手で拍手していた。


「素晴らしい。藤谷君の個人技、久里浜君の視野の広さ、そして瀬良君の思い切りの良さ。即席チームとは思えない連携だ」

「そ、そうですね。意外と相性いいのかも」


あの三人でこっそり練習してたのは黙ってよう。見つかった相手が敵の監督だし。



サンティユース 1-1 県選抜 得点 瀬良



未散が瀬良君に駆け寄って、両手でハイタッチしている。

その笑顔は、普段私には向けられない種類のもので。


ほんの少しだけ、私は嫉妬した。



つづく

多分しなくてもいい名前の由来解説


安室……アングロマ

永瀬……エインセ

星野……ポチェッティーノ

迫下……サコー

大河内……オコチャ

辺見……エムバミ

城田……ロタン


小倉……オブラク


ユースチームのモデルは、さほど強くなかった頃のパリ・サンジェルマンです。

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