表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/13

プロローグ


 とある日。

 エルフたちが隠れ住む森では、ざんざかぶりの大雨が降っていました。

 そんな中、森で暮らす一人のヴァンパイアが道を駆けていきます。

 ヴァージルさんです。

 特別流水が苦手な訳でもないこのヴァンパイアは、雨宿りの場所を探していました。


「さ、寒い……」


 濡れたまま雨の中をさ迷えば、風邪をひくことは必須です。

 森の開けた場所までやって来ました。

 ここまで来れば、彼の家まであと少し。

 歩みを速めようとしたヴァンパイアが何気なく横を見て、呆気にとられました。


「こんなとこに家なんかあったっけ……」


 都合よく現れた建物に、ヴァージルさんの心は揺れます。

 散々悩んだ末、ヴァンパイアは謎の住宅で雨宿りをすることに決めました。

 ほんの少し、借りるだけだから……、と言い訳のように呟いて。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ