森羅万象
全ての生きとし生けるものはこの世に生まれ、いつか死んでいく。
森羅万象、それはこの世界いや宇宙に住む全ての生き物。それらは今、喜んでいたり、怒っていたり、哀しんでいたり、楽しんでいたりする。多種多様だ。そんな全ての生き物もこの世に生まれてしまっては、死へという人生の終着点へ歩きだしてしまう。それはある人間からすると絶望、ある人間からすると受け入れなければいけない真実。
一人の人間がこう言った「何の為に生きてる?」
一人は「そんな事聞かれても分かんない。」
一人は「人生を楽しむため」
そして一人は「死ぬため」
どれも正論だ。
《死ぬため》この一言は一番正論だろう。
この世に生まれてきたなら、死を覚悟して生きていかなければならないと思う。
それはとても難しいことだ。だが、生まれてきてしまっては、避けられない事実なのだ。それでこそ生命を大事にしなければならない。
それなのに、自殺や殺人という言葉を聞かない日はない。
それでも生き物は前向きに生きている。
もう一度言おう 全ての生きとし生けるものはこの世に生まれていつか死んでいく。
この言葉は絶望と真実をもたらした。
それこそが森羅万象だと思っている。