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虚無  作者:
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選択

「ひとつだけ買ってあげる」


大きなデニッシュパンと小さなクリームパンを手に小さな少女はいろんな思考を巡らせる。

あまり美味しくないけどたくさん食べれてお腹を満たせた方がいいか、小さくても本当に好きなものを選ぶか、、、


お母さんが持つカゴに入れたのは大きなパンだった。帰って選んだパンを食べながら思う。

「あんま味ない…」

小さい頃なんて素材の味やシンプルな食べ物など好みではないのだ。まぁそれは人によると思うけど。


私は選択をいつも間違える。

ちゃんと考えて考えて考えて間違えるのだ。

誰も責められない。


始めたスポーツ、友達関係、親との接し方、受験した高校、会社、キャラ設定、彼氏、結婚相手…どれ一つ悔いのない選択ができた試しがない。


原因はわかってる。私は損得勘定で動く。他人に憧れて真似をしようとする。私は自分の考えがまるでなく、見本ありきの私だった。


どうやったら好かれるか、どうやったら褒められるか、どうやったら自慢ができるか、何かを選択するときいつもそんな事が基準になっていた。ただ素直に生きればよかったのに。自分の考えを言えばいいだけなのに。


自分の考えって何?

自分って何?


わからない

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