エピソード03 2010年
高校時代は一年生の時に半年間付き合った彼氏以外は、彼氏はできなかった。
できなかったというよりは、高校時代は作らなかったが正解かもしれない。
私は帰宅部として、学校が終わると渋谷や原宿に行くのが日課だった。
学校帰りに友達と、最先端の文化に触れることにより自己肯定感が高まった。
当時は前略プロフィールの「りある」の閲覧数を増やすため、mixiの友達を増やすためにおしゃれな物を買っては写真を撮ってブログを書いてと、やってることは現代でいうインスタのいいね稼ぎだ。
振り返ると媒体は変わりつつも、やっていることは一緒だなと思う。
会ったことこそないが心からつながっているような人がたくさんできて、私は幸せに過ごすことができた。
原宿には菊池に連れて行ってもらってはまったものの、菊池とは疎遠となっていた。
菊池はギャルなのもあってか、空気が読めない。
思ったことをそのまま口にして、いろんな人から距離を置かれていた。
一方で誰にでも同じ対応の菊池は、男ウケはよく、いろんな男と体の関係にあるという噂もあり、私も距離を置いた。
菊池は学年が上がるたびに、狭いコミュニティに所属することになっていった。
最終的には菊池と話す人は、4〜5人くらいしかいなかったのではと思う。
最初は仲良くしてくれたり、色んな人とつないでくれた恩もあるが、自業自得だなと思った。
菊池には内緒にしていたが、最終的に菊池は同じような理由で中学時代に浮いていた遠藤と一緒にいることが多かったため、類は友を呼ぶんだなと思っていた。