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7話 トルゥーガ到着

「カイン、アベル。今日もお願いね」


 まだ陽も出ておらず、辺りも薄暗い未明。2人はキトカを獣舎から出して優しく声をかけた。夜更けまで賑やかだった大通りは一転、深い眠りについているように人気なく耳に痛い静けさが漂っている。

 キトカたちの爪が石畳に当たる音だけがやけに大きく響いていて、その音で誰かを起こしてしまわないか不安になるほどだった。


「トルゥーガまでそんなにかからないな。昼頃には着けるだろう」

「そうなの?」

「ああ。隣町だ。とはいっても離れてはいるんだが……速歩キトカがいるからそう遅くはならないはずだ」


 他国と接する町が隣同士というのもどうなのかとは思うが、同時に攻め込まれても対処がしやすいようにされているらしい。国防の一種だそうだ。

 フォルト国はいわゆる開けている国なので港は他にもあるが、国内の海上輸送用のみで国外に続く海路はトルゥーガだけだという。


「トルゥーガに到着したらまずは食料を調達しよう。港町だから乾物があるはず。それを買い込んだら商業ギルドに行って魔宝石(ビジュー)の査定だな」


 カリファからキールまでの間に豚兵(オーク)を仕留めていたララは解体した際に出た魔宝石(ビジュー)を持っていた。キールやミンターで売ることも考えたが、まだ持ち金があったため売らずに持っている。


「トルゥーガに着くまでなにか魔物を見たら狩っておこう。貴重なタンパク質だ。……ルルも何かしらの武器を持ったほうが安全なんだが」


 ミンターの大門を守っている木戸番を叩き起こしたララはまだ寝ぼけている衛兵を急かすように手続きを急がせた。

 早くトルゥーガに到着して用事を済ませたいようだ。


 許可が出て野原に出た2人は早速キトカに乗り、ララが先導する形でトルゥーガまでの道のりを走り出す。


「そうだ。ルルが王家の婚約者になったのは、魔力が国の誰より優れた量だったからだと以前言っていただろう?」


 走るキトカの上で振り返るララ。風が凄かったが、アベルがカインに並んでくれたのでよく聞こえた。


「ええそうよ。だから殿下の婚約者にと王家から打診が来たの」


 もっともそんな理由で選ばれた婚約者のことを、王太子が受け入れることは終ぞなかった訳だが。幼少期から、というほど幼くもないが、それでもそれなりの期間婚約者でい続けたルルを呆気なく捨て男に走った王太子のことをどう思うかと言われればため息で返事をするしかない。


「魔力が豊富なら、魔物召喚士(ビーストサモナー)万能召喚士(オールサモナー)はどうだ? 魔導書があって魔力が豊富なら就けるぞ!」


 ルルは体が細いからナイフも持ったほうがいいかもしれないが、重たくって振り回したりできないかもだからな! と叫ぶララ。

 短いナイフなら護身用に持ちたいが、それを奪われるのは困ってしまう。召喚士(サモナー)という職業自体はルルも知っている。


 魔物召喚士(ビーストサモナー)とは字のごとく魔物を召喚する人のことだ。魔物と契約を交わし、魔導書の中に封じることで有事の際呼び出すことが出来る。

 万能召喚士(オールサモナー)魔物召喚士(ビーストサモナー)の上位互換であり、魔導書か異空間に契約した魔物あるいは鎧や剣などの無機物を仕舞い込み状況に応じて取り出し戦う人のことを指すのだ。

 万能召喚士(オールサモナー)が使う異空間は冒険者たちが使う亜空間ボックスと違うところがある。亜空間ボックスは大なり小なり大きさが違えど中に閉まったら時が止まるという特徴があるのに対し、異空間は時が経過することだ。


 鎧や剣などは亜空間ボックスに入れておく者も多いらしいが、生物はボックスには入れられない。なので魔導書に封じたり異空間に接続したりしていざという時に備えている。

 異空間に接続する場合の魔力量はそれこそ異世界人なみのものがなければ枯渇してしまうほどには大量に消費するため、加護持ちでない限りは魔導書を使用するのが一般的だという。


召喚士(サモナー)はいざという時身を守りやすい。丸腰に見えて、その実魔物を即時に召喚出来るからな。もちろん召喚スピードは鍛えなきゃだが」

「ララがよく解体したお肉とか入れてるボックスに魔物を入れたりとかはしちゃダメなの?」

「亜空間ボックスは食料とか素材を入れる前提で作成されてる。生き物を入れる用じゃないから、入れたとして何が起こるかは分からないな」


 そっかぁ、としょんぼりするルルは、魔物召喚士(ビーストサモナー)について詳しく知りたがった。


召喚士(サモナー)っていうのは私が知る限り、交渉で仲間になるというのがメジャーかな。魔物が自分から仲間にしてくれという場合は、戦闘で降伏したときくらいだと思う――でもパーティメンバーに召喚士(サモナー)はいなかったし、他と組んだときに見た程度だから今は違うかも」

「そうなんだ……じゃあ交渉が失敗したりしたら襲ってくるから戦闘で、降伏したら仲間に出来る、とかもあるかもね」


 ララのパーティには召喚士(サモナー)と名の付く職業はおらず、他パーティにはいたが自分の仕事で忙しかったためあまり見ることも出来なかったためかあまり有益な情報とはいえない。ララが冒険者だった頃よりいろいろと規則も変わったりしているからだ。

 それもあるかもだが、と前置きしたあと昔から召喚士(サモナー)職は少なかったと語る。


「そもそも交渉が失敗して気が動転している間にやられて、パーティ全滅なんてありえない話じゃなかったからな。交渉が失敗した時点で襲いかかってくる魔物を、頭切り替えてすぐに切り捨てろっていうのはビギナーには難しい」

「へえ……」

「戦闘しても降伏せずに魔物が死んでしまう場合の方が多い。魔導書と魔力が多いだけじゃ続かないと辞めてしまうやつも多数見てきたし、うまく契約を結べずに隷属してしまう召喚士(サモナー)もいるくらいだから……ルルはそんなことないだろうけどな。魔導書と魔力だけで高ランクに上がれるほど甘くはない」


 魔物隷属士(ビーストハンター)――契約を結ぶことが出来ずにむりやり魔物を操って戦う職業を指す。魔導書に封じ必要に応じて呼び出すところは召喚士(サモナー)と一緒だが契約を結んでいないため暴走する危険性を孕んでいるのだ。

 そして召喚士(サモナー)ではないため異空間に収納することができず、魔導書にもうまく入れられない場合は「隷属の首輪(ハンターズチョーカー)」で言うことを聞かせるしか無い。それでも自分より格上の魔物相手だとそれを聞かなかったりする。


「一度隷属士(ハンター)の烙印を押されたらもうまともなところでは働けない。冒険者ギルド総本部からも追放される」

「……厳しいのね」

「人に害をなさなきゃ、魔物も生き物だ。どこの国だったかは忘れたが魔物を愛護し保護する団体もいるくらいでね。もちろん食べるためだったり、あまりに群れすぎていて人に危害が加わりそうだったりした場合は躊躇なく手にかけるけど」


 その時のララはどこか淋しげな顔で、なにを思い出したのか聞くのが何となく憚られてルルは押し黙る。

 速歩キトカは気軽な足取りを止めることなく進み、トルゥーガに到着したのは昼前だった。市場も相当な賑わいを見せていおり、2人はキトカを降りて乾物などの食料品を買い求める。


 他にも似た用事のお客さんが多いようで、店主たちは嫌な顔ひとつせずに対応してくれた。

 ララは他にも商業ギルドに寄りたいと提案する。


「この間キールに到着する前立ち寄った村で豚兵(オーク)を解体してもらっただろ? あれから出た魔宝石(ビジュー)を商業ギルドで高く買い取ってもらおうと思ってな。それにルルの魔導書なんかも扱ってるかもしれない」

「分かったわ」


 召喚士(サモナー)が使用する異空間は魔導書の1ページ目に書いてあるそうだ。異空間がうまく開けなければ魔導書に封じれば良いので、必須アイテムともいえる。

 異空間がうまく開ければ、いちいち魔導書を開いて封じたページを探さずとも良くなるので出来れば異空間を開きたいものだが。


 ちなみに妖精族の加護があれば魔導書いらずで交渉もせず仲間に出来るらしい。それも魔物側から、仲間にしてくださいと懇願するほどだそうだ。ただ現在では妖精なんて羽の一欠片も見たことがなく伝承の一部として残るばかりらしい。


 トルゥーガの商業ギルドはだいぶ賑わっていた。ここは目の前で採れた海産物を乾物にして売り出している。ハルピンでも似たようなことをしているが、あちらは大物系。トルゥーガは貝や海藻などが主だそうだ。


「いらっしゃいませ。売買の御用でしょうか」

「ああ。この魔宝石(ビジュー)を査定してほしいのと、召喚士(サモナー)職で使う魔導書があればそれを買いたい」

「かしこまりました、お待ち下さい」


 受付嬢はララが差し出した革袋の中身を確かめると奥に引っ込む。時間がかかると見てギルド内の販売物を見て時間を潰そうと提案してきたので同意し、あれは何だとかこれが美味しそうだと言っていると、受付嬢が静かに近付いてきていたことに気付いた。


「申し訳ございません、ギルドマスターがお呼びです。こちらへお願いしてもよろしいでしょうか」


 以前は冒険者ギルドだったとはいえまさかギルドマスターの部屋に招かれるなんて、と内心恐ろしく感じていたルルだったがララはすぐに了承して着いていく。

 慌ててルルも着いていくと、「海の男」というべき屈強な男が腰掛けていて白目をむいた。


 商業ギルドじゃなくて冒険者ギルドだと言われたら信じてしまいそうだ。


「俺は商業ギルド・トルゥーガ支部のマスターを務めるベングドだ。お見知りおきを。まずはご足労感謝する」


 外見に似合わずベングドはとても丁寧にお辞儀をしてくれて、座るよう促してくれる。遠慮なく座ったララは「なにか査定に問題でも?」と尋ねた。


「いンや。妥当な大きさだよ。Sランクなら赤子の手をひねるまでもねえくらい楽に倒せたろう? これがGランクの持ち込み品ならいろいろ邪推したかもだが」


 Gランク、の時点でちらりとルルを見るベングド。カードは提示していないはずなのに見抜かれた気がして背筋が粟立つ。


「呼んだ理由はこっちだよ」


 そう言ってベングドは机に置いてあった一冊の本を叩く。分厚い本で、これ自体が鈍器になりそうなものだった。


「魔導書か」

前衛(アタッカー)がいまさら職替えか? 元々アンタが召喚士(サモナー)ならいざ知らず、復帰早々となるとちと話が変わってくるぜ?」

 

 スキンヘッドをがりがり引っ掻いたベングドは試すようにギロリとララを睨めつける。その顔の怖さといったら! ルルは自分が睨まれたわけでもないのに反射的に身を竦ませた。


「私が欲しいんじゃない。連れが召喚士(サモナー)志望なだけだ」


 淡々と告げたララに従ってルルを上から下まで舐めるように眺めるベングドは魔力量を見極めていたらしい。猛禽類のような鋭い目が自分を見ただけでルルは恐ろしくて震え上がった。


「……なるほど。常人よりは多いほうだな。こりゃアンタが勧めるのも分かる」

「だろう。昨今は召喚士(サモナー)も少ないそうじゃないか。将来有望な若者に譲ってはくれまいか」

「おいおい。ウチは慈善事業なんかやってないぜ。最低価格は50万円(銀貨50枚)だ」

「……やはりそれなりにするか」


 ずいぶんと高いな、と思っていると、「しっかりしたもんならこのくらいはな」とベングドがルルに向かって肩を竦める。


召喚士(サモナー)が少ない理由は闇ルートで安い粗悪品を掴まされ、それが元で死ぬ場合が多いからだ。正規品ならこのくらいはする。安物買いの銭失いならぬ、安物買いのタマ失いだな」

「粗悪品……」

「模造品といってもいい。安くていいモノはあるかもしれないが、入ったばかりのビギナーをカモにする輩は後を絶たねえからな。そいつらに捕まりゃ新人は逃げられねえ」


 手練手管で絡め取られ良いように扱われ、粗悪品を買わされて最後には魔物に襲われる。だからこそ召喚士(サモナー)と名の付く職業は人が少ない。昔からの冒険者しかおらず、遭遇頻度も低いのだそうだ。


「分かった。ルルのためでもあるし買おう。査定分と相殺は出来るか?」

「お買い上げいただきありがとうございます。査定分は確か56万とんで100円(銀貨56枚と銅貨1枚)だったはずだから、差し引き6万100円(銀貨6枚と銅貨1枚)のお渡しだな。魔宝石(ビジュー)の内訳は聞きたいか?」


 最後に尋ねられた内訳はララのためではなく混乱しているルルのためだろうとすぐに分かった。


「いや。彼女には私から伝えておく。おそらくその端数は極小サイズがあったからだろう」


 辞退の申し出を聞いたベングドは追求せずに革袋をララに手渡す。

 ちらっと太陽の位置を確認した彼は「あー」と後頭部をかく。


「アンタたちはハルピン行きの船に乗るつもりか?」


 確認のように恐る恐るといった風なベングド。ルルがこくんと首を縦にふると、両手を打ち鳴らして嬉しそうな顔をした。


「それなら俺が見送ろう! いやぁそうかぁ」


 やけにテンションが高いな、と思っていると、今まで空気だった秘書らしき女性がわざとらしく咳払いをする。途端ベングドが蛇に睨まれた蛙のように固まり動かなくなった。


「マスター。まだ仕事がありますが」

「いや……せっかくのお客さんだしさ、ほら、見送りに行かなきゃ失礼だろ?」

「ではわたくしめがお送りいたしますので」

「いやいや……俺が対応したんだしさ……」


 やり取りを見てキョトンとするララとルル。厳格そうな印象を持つその女性はキツめのメガネをくいっと上げて、「マスター」と今までで一番低い声を出す。


「あなた、見送りにかこつけて市場に行きたいだけでしょう」


 図星をつかれたのかベングドの肩が跳ねた。ルルと目線がバチッとあった瞬間、必死にウインクをしてくる。バレバレだと思うがあまりに可哀想に思えてきて思わず「ギルドマスターがいてくれると助かります!」と叫んでしまった。

 結局ベングドとともに港まで向かうことに。


 巨大な船が波に揺られており、木製のタラップにはすでに客や荷物が中に入っていっていた。


「ハルピン行きは月に一度。あっちとこっちを同時に出発した船がひと月かけて海を渡る。この船、ピョルリ号もひと月前はトゥルテヌートにいたんだぜ」


 大型帆船のピョルリ号は到着して人々を下ろした後に清掃を行い、すぐさま折り返すのだそうだ。

 ルルはふとタラップを登って今にも入船しようとしている1人の戦士に目を奪われた。


 おそらく獣人であろうその人は獅子の顔をして、手足も全て獅子に似ていた。


「獣人族、ですよね。初めてお目にかかったわ」

「あ〜。トゥルテヌートは共和国だからな。クレセントほどじゃないが獣人差別はないよ。テレバが一番酷いけどヨトゥンヘイムには偏見の目も多いからな」


 獣人族ははるか昔、魔物と同一視されて「魔族」と称してずいぶん迫害されたらしい。世界が開拓されていくにつれて「獣人族」と「魔族」は全く別の成り立ちをしていると証明されたが、今でも同一視されて偏見や差別に苦しむ獣人族は多い。

 特に老人などは今でもその慣習が頭にこびりついていて、差別が酷かったりする。


 上西大陸ヨトゥンヘイムでは特に下等生物と見なし相応の扱いをしている傾向が強く、最たる国がルルの故郷テレバ王国である。


「あの人は獅子族の出だろう。見た目が獅子そっくりだ」


 その獣人はパーティを組んでいるのか、仲間と思しき人たちと親しげに談笑しながら船の中に消えていく。そんな彼を嫌がり下ろそうとする素振りを見せる者はいない。


「ウチはテレバに近いけど、ハルピンとも交流があるからな。少なくともこの街で獣人に偏見を持ってるやつはいねえよ」


 移住者でたまにいたりはするんだけどな、と呟くベングドはどこか寂しそうだ。聞けばベングドの幼い頃からの友人も獣人族の血が混じった子らしく、昔はテレバからの移住者が相当ひどい目にあわせたらしい。

 その移住者はすでに街を追放されてテレバに戻っているはずだという。


「魔物とも仲良くなれる召喚士(サモナー)知ってるし、俺も獣人族に偏見はねえよ。才能もあるかもしれねえが、努力すりゃ人はみな仲良しってな」

「魔物と仲良く? 仲間にすれば仲良くなれるのでは?」

「人に慣れねえ魔物もいるんだよ。ただ命令を聞くだけってのがな。でもそいつのところにいた魔物は、そいつの肩に乗って甘えてた。始めは別の種族なのかと思ったくらいだぜ」


 ユキギツネという小さな角の生えた子狐のような魔物がいるそうだ。名の通り雪が降るような極寒の地域にしか生息しておらず、長い耳と愛くるしい見た目から相手を騙し油断して近付いてきたところを元の大きさである巨大狐に戻って捕食するという生態らしい。

 決して人に慣れず、少しでも気に入らないことがあると契約を打ち切って襲いかかることもある獰猛な魔物だ。


 そんなユキギツネが肩に乗り、甘える。ルルはよく分かっていなさそうだがララはことの重大さに気付いて目を見開いた。


「あのユキギツネがか? まさか……愛玩狐(フェレット)と見間違えたんじゃないのか」

「俺もそう思ったさ。パーティのメンツは6人いたけど、そいつを肩で遊ばせてたのは一番のチビ! ずいぶんと前の話だがああ、忘れない。だってその魔物の角、青かったんだぜ」


 ユキギツネは一面の吹雪でも相手が分かるように、角や耳の中が青い。愛玩狐(フェレット)は全身が黄色く、耳の中などは茶色いのでぜんぜん違う。


「そいつらはハルピン行きには乗らずにラ・トゥの方に行ったみたいだったが、名前が売れてるみたいだしどこかで会うかもな」

「ふぅん……パーティ名は知ってるのか?」

「ああ。確か――」

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