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Perfect World  作者: M78星雲人(光の戦士)
第1章
18/21

7-1

続きになります。

なにぶんテンプレの作品ではないので最初はあまり面白くないかもしれません。

それでもできればずっと読んでほしいです。


(さて、あのオッサンは置いといて……今日は、用事があったな……)

 勝馬は今日は少々大事な用事があった。


 それから三日後


「おお、上田。早いな。アイツらもういる訳?」

「いるよ、ホラ、あっこに」

 上田は物陰に隠れながらターゲットを指さした。ただいま尾行中である。

「くれぐれも気づかれないようにしろよ……俺もだけど」

 この時、勝馬と上田は現在尾行・監視中だった……。


「カメラとレコーダーは持ってきてるな?」

「バッチリ!」

「よし! いくぞ!」


 現在尾行、そして情報収集中である。


「ターゲット、大杉&山崎、なんでもいいから情報収集だ……」

「オッケー~~へへへ~~~」

「アハハハ~~」

 勝馬と上田は楽しそうに笑っていた。当然楽しいはずだ。

二人は今、嫌いな人間を尾行して情報を集めているのだ。それは楽しかった。


「勝馬、あの店に入ったよ。行こう」

「おお」


 百貨店の中のため、店の外も賑やかだったが、店内は若い人や親子連れが沢山で一層賑やかな声が飛び交っていた。


 そして、今は尾行中だった。

 勝馬と上田は、現在近くにある大型の百貨店で尾行・監視中だった。

 このような場所は不良のたまり場として人気の場所だ。そして、ターゲットは、大杉と山崎と言う人物だ。この二人も柏木や合内と似たような迷惑な人間である……。

 現在この二人の情報収集をしているところである。


「(バレないようにな……)」

「(勝馬もね~~カハハハハ……)」

 二人ともばれないように小声で話した。今も上田は笑いを堪えていた。

 そして勝馬と上田はバレないようこっそりと違和感なく大杉と山崎の近くの席に座ってヒソヒソ話していた。

「(以外にバレないな……)」

「(変装してるからかな……でも結構バレないもんだね)」

「(よし上田、録画・録音開始だ……)」

「(OK……)」


 そして映像と音声の採取を始めた……。何とも陰湿な行動だ。

 また、そんな事は何も知らない大杉と山崎は録画や録音をされてることなど何も考えずにベラベラベラベラ話していた。


 そしてなんでこんな訳の分からない事をしているかと言うと、それは三日ほど前の事、勝馬が芝辻を無視すると決めた時の事なのだが、実はあの日、上田から連絡がきていた。


[勝馬君、相談があるんだけどいいかな~]

[いいよ つーか、山崎と大杉のこと?]

[…そうだね。あいつらウザイから何とかしてよ…]


 このようなやり取りをしていた。


 やはりオンライン校でもどんな場所でも迷惑な人間は複数いる。

 難波や柏木に限らず、山崎や大杉という人物も迷惑な人間だった。どうやら上田も彼らに迷惑をしていた為、勝馬に相談してきたようだ。

 そして現在、このような尾行のようなことをしている。


「山~~なんか俺最近~~なことがあって~~があって~~したくて~~」


 このように訳も分からずに思いっきりベラベラと喋っていた……。

「(上田、予備のバッテリーや電池も持ってきてるな?)」

「(大丈夫、大丈夫たっぷりあるから……)」

「(備えあれば患いなしだな)」


 勝馬と上田は、レコーダーやビデオカメラの電池やバッテリーの予備を確認した。より長時間の録音や撮影が可能にするため、電池やバッテリーの予備を常備していた。


「(よしよし、何でもいいからもっと喋れ。録音してやるからよ……)」

「(勝馬、悪いね……)」

「(悪くはないよ……へへへッ)」


 やはり勝馬も笑っていた、このような行動はどうも、「潜入ミッション」とか「スパイゲーム」のような感じなのだろう。勝馬も上田も楽しんでいる。

 また、店内は賑やかで明るかった。その雰囲気が実にこの二人にとっては好都合で、勝馬と上田の怪しげな考えやその雰囲気がカモフラージュされていた。

 そのためか、ターゲットの二人も全く、尾行・盗撮行為などに気づいていなかった。


「(ハハハ……あの二人アホだな……最高!)」

「(勝馬、失礼だよ!)」

「(君だって笑ってんだろ……しかし録音がしにくいな。こううるさいとな)」


 店内は非常に賑やかでうるさかった。このような場所では、録音は少し難しかった。

「(まあ、仕方ないね……うるさいからね)」

「(ああ、でも、それよりも何よりもバレない事優先だな)」

 この状態で一番マズイ事がバレることである。とにかくそれが一番気を付けないといけなかった。まあ、今は全然そんな気配はないのだが。


「(……っていい加減笑うのやめて、情報を集めなよ。録画録音もそうだけど、自分でも聞いておかないとな。実際録音なんてのは保証だよ)」

「(確かに、後から聞くのは二度手間になるしね……)」


 正直録音は必要だろうが録画までは必要はないかもしれないが、かなり厳重な性格の二人は、徹底して情報収集に力を入れたようだ。それに録音も保証のようなものだ。ここまで気を張って厳重に、尾行をしていたら録音の必要さえあまりないだろう……。


 そして時間は流れ、大杉と山崎は移動したが、二人の行くところを勝馬と上田もこっそりとバレないように尾行を続けた。


 そして、こんな感じの変テコな独自の尾行調査を2、3日続けた。また、他にも色んな方法で情報収集をして沢山の情報を集めた。それもすべて相手が不利になる情報を……。


どうもありがとうございました。


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