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ログ・ホライズン ~わっちはお狐様でありんす~  作者: 祈願
〈乙女〉 : 狐が斬る!
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『3』ざん、かき回して『6』かつく奴

〈濡羽〉


ホームタウンの1つミナミを統一した巨大ギルド「Plant hwyaden」のギルドマスターで幹部会「十席会議」の第一席を務める愛おしき同族。「西の総領」「西の納言」とも呼ばれ、〈凝魔鍛術〉と言う口伝を用いてミナミの衛士機構掌握、さらに貴族との交渉で得た巨額の富で大神殿を抑えることにより、ミナミ統一を果した

我ら〈記録の地平線〉ギルドマスターのシロエとは違った手段でミナミの状況を改変していった手腕の持ち主だ


だがしかし、その反面、とても寂しん坊であり、優しく構ってあげると、先端部分が雪のように白い尻尾を振り回し、顔を赤く染めて喜び、逆に冷たく突き放すと捨てられた子犬の様な顔をするとても可愛い同族である


最近、味わう事のなかった〈華〉の味を私は大切にしたいと思っている


……追伸しておくと彼女の唇は、とても甘いリンゴの味がした


「秘密事項項目:世界級魔法と冒険者」著作者:くずのは

より抜粋……


「ん~…りんごの味とはわっちもシァで試してみんすかな?しかし…」


彼女は腰掛けていた木の枝から部屋の内側を覗き込む、そこには中へ入って来いと手招きする腹黒がいた


「子狐ちゃんはシロエェェを口説けなかったようでありんすな?……残念でありんす~」


月夜が照らす中、言葉では残念と言っているが、彼女の浮かべる表情は満面の笑みであった





ログ・ホライゾン ~わっちがお狐様でありんす~


ニートはおらんか!?ここにいるぞ―――!





「―――と言う訳で〈七つ滝城塞〉の侵攻は総司令官クラスティさんを筆頭としてアイザックさんを含め450名の精鋭、そして茜屋やカラシンが後続部隊として遠征する事に決定したよ」

「これはまた……豪華な部隊ですにゃ」


巨大な古木がビルの中を貫く〈記録の地平線〉のホームにて、先日行われた会議の結果をギルドマスターであるシロエの口からメンバー全員に告げられていた


〈七つ滝城塞〉……そこは夏に発生した「ゴブリン王の帰還」クエストにおいてゴブリン王が居住とするエリアである

〈冒険者〉の活躍度によってその強さが変更されるこのクエストだが、どんなに難易度が上がったところで相手は所詮中レベルの亜人種ゴブリン、〈冒険者〉にとってはさほど脅威な敵ではないのだが、〈大災害〉後の世界においてはゲーム時代の常識が通用しない可能性もけっして無視できない為、アキバ〈円卓会議〉は、精鋭による討伐軍を派遣したのだ


「うん、〈円卓会議〉に席を置く4つのギルドマスターが行くからね?……僕としては仕事量が増える事が予想できるよ」


乾いた笑いをこぼしながら、ほかに質問は?と投げかけるシロエにアカツキは手を上げた


「私たちは遠征に参加しないのか?……先程の話だと主はアキバに残るようだが?」


ザントリーフ半島の戦闘において、作戦参謀として指示を出していたシロエにも声が掛かるはずだとアカツキは言うが、シロエは頬を掻きながら否定の言葉を口にした


「……その事なんだけど、僕と直継はアキバから離れようと思って断ったんだ」


シロエの言った言葉がメンバーの耳に入った瞬間、古木に二つの声が響き渡った


「そ、そんなシロエさん!ま、まさか、私たちを置いて!?」

「なぜ、直継なのだ!主の忍として私が同行する!」


アカツキとミノリだ、二人ともシロエを慕う者としてシロエが言った言葉に不安と不服の声をあげたのだ

しかし、音量は同じなのだが二人の想いは180度違うものであり、一方は悲しみの、もう一方は怒りの表情を浮かべながら彼に詰め寄った


「……修羅場でありんすな?」

「前に言っていた昼ドラって奴なのか、クー姉?」

「そうざんす、一人の男を巡りドロドロとした女の執念がレボリューションしてプッシャー!な殺人現場にスライドするでありんすな、ルンパッパ!『KEEP OUT』と書かれた黄色いテープを作るなんし!」


事件現場でお目にかかる事ができるキープアウトテープの存在など〈エルダー・テイル〉の住人であるルディには馴染みのない物だが、振られた弟子は師匠の期待に応える為に動き出す


「任せたまえミストレアス!このルンデルハウス=コードの手に掛かればそのきー、きー……」

「『キープアウトテープ』だよ、ルディ」

「そう!その『キープアウトテープ』を直ぐに用意しようではないか!」


どこから取り出したのかわからないが、黄色いテープにマジックで『KEEP OUT』と言う文字を五十鈴に教えて貰いながら書いていく姿は愛犬に芸を教えているブリダーの様に見える


直継を巻き込み男2女2の修羅場を作り出すギルマス、ほのぼのと愛犬と戯れる吟遊詩人、まだ少年の域を出ない子にドロドロした女の執念を教える駄狐


混沌と化したギルドタワーは、更にカオスに堕ちていくと思われたが、暴走する駄狐の頭に肉球が落とされる事によって場は落ち着きを取り戻すのであった


「ひでぶ!?」

「くーっち?若者に何を教えているですにゃ?……ルディっちも本気にしなくていいですにゃ」


パンパンと手を叩き、暴走するみんなに着席するように促すにゃん太は大人の対応であった


「みんなさん、落ち着くにゃ。…シロエっちはなにもギルドを辞めるとはいっていませんし、直継っちを連れて行くにも訳があるはずですにゃ」

「そう、ですか・・・」

「む…老師が言うのであれば…」


ミノリは安堵の息をこぼしながら着席し、アカツキは渋々と言った感じではあったが、にゃん太に即されるがままに着席した

シロエはにゃん太に軽く礼を言うと改めて事の詳細を話し始めるのであった


「言葉が足りなかったみたいだね、ごめん。……僕は少し気にやる事があってティアストーン山地に行くだけだよ……ミノリ、僕はギルドを辞める訳ではないから安心して…直継を連れて行くのは……長年の付き合いで戦闘での役割を互いに理解しているしグリフォンを持っているからだよ」

「俺は別に構わないけどよ、それは今しなくちゃいけない事なのか?いっちゃなんだが、円卓主要メンバーの大半がアキバから離れる事になるぞ?」

「うん、リスクがあるのは承知だけど気になってね…」


苦笑いを浮かべながら、シロエはまだふてぐさっているアカツキに声をかけた


「その事でアカツキには…レイネシア姫の護衛を頼みたい。クラスティさんは遠征組に参加しているし、南の事もある。何かあった時、腕が立って信頼できる人が近くにいればクラスティさんも僕も安心して行けるしね?」

「……主がそこまで言うのなら」


言葉では承諾してはいるが、態度では認めていないとばかりにツン気に返事を返すアカツキにシロエの気は重くなるが、まだ最終関門が残っていると気合を入れ直し今度は彼女に言葉をかけた


「話は戻るけど実は遠征には僕にも声がかかっていたんだ……それでクーさん」

「うにゃ?」

「クラスティさんからの要求で僕の代わりに遠征参謀を「嫌でありんす!」…ですよね~」


シロエも彼女の答えを予想出来ていたので、特に言葉を返すことなくタメ息だけをこぼした


「にゃにゃにゃ、それを見通して彼が加わったのですかにゃ?」

「そうだね、大規模戦闘では戦力は勿論だけど戦略も必要だからね?…参謀が不在になるなら大規模戦闘を良く知る〈冒険者〉であり自身もかなりの戦力を持っているアイザックさんに白羽の矢がたったよ。…まぁ、アキバを守るギルドが〈西風の旅団〉だけになるけどソウジロウならやってくれそうだし」

「むしろ、アイツが遠征に行くならギルメン全員がついて来そうだな?まさにハーレム祭りだぜ!」


直継の言う通り、ソウジロウが遠征に出かけるようなら、ギルドの女性はみんな〈遠征〉を〈ソウジロウと旅行〉と脳内変換し同行するに決まっているのが目に見えていた。クリスティさえギルドの運営や町の警備の関係上、自身の右腕である副官をアキバに残していると言うのに円卓に席を置くギルドが丸々1つ町から離れるのはギルドの運営的にも円卓のメンツにも宜しくない為、その事も考慮してアイザックが選ばれたのかもしれない


「ははは…とりあえず僕と直継はティアストーン山地へ、アカツキとクーさんはレイネシア姫の護衛、にゃん太班長はギルドの事をお願いします。ミノリ達はにゃん太班長の補佐をお願いね?」


シロエの言葉を終いにギルド〈記録の地平線〉の今後の方針が告げられたのであった






月日が経つのは速いものでアキバの街は12月を迎えすっかり冬景色だった

12月に入って数度の除雪があった物のアキバには災害がでる程の大雪には見られなかった

今も庭の隅にひっそりと積もれた雪山を暖房の聞いた部屋から眺めながらレイネシアは机に頬を突き、そっと果実を口にした


思い出すのは『天秤際』から数週間経ったある日、クラスティから〈七つ滝城塞〉の侵攻の話を聞いた時には彼らの身の安否を心配する気持ちとは同じくらい姑からの解放を心から喜んだものだ


しかし、事はそう簡単には進まず遠征組が出発してからと言うものの毎日の様にレイネシアが苦手とするシロエがギルドマスターを務める〈記録の地平線〉から護衛にアカツキと言う〈冒険者〉が訪れるようになったのだ


彼女はもとより口数の少ない女性で最初の一週間は気まずい沈黙と奇怪な行動をする狐に戸惑い、上手く話す事ができなかったが1ヶ月近くも顔を合わせ続けたかいあって世間話をするまでは発展しているとレイネシアは確実に思っていた


仕事の為とわかっていても少しぐらいは会話をする事ができる相手は喜ばしい!少なくとも口を開けば小言ばかり言う彼よりは断然にマシだと思えるほどに……しかし―――


「……アカツキさん」

「……なんでしょうか」

「あの方は何をしているのでしょうか?」

「すみません、うちの駄狐が……」


アカツキと一緒に訪れる自分の味方と言ってくれた方、クラスティ曰く『アキバの街の権力者』そう呼ばれている〈冒険者〉が毎度の様に不可解な行動をしているのだ


現に今も9本ある尻尾をゆさゆさと揺らしながら屋敷中のクッションとシーツを集めだし大きな布の山を作りあげていたのだ


「え、ええっと…クー様なにをなさっているのでしょう?」

「うにゃ?見てわらりんすか?」

「わからないから聞いているのだ、駄狐」

「かまくらを作りんす」

「「……はぁ」」


『かまくら』とは雪で出来た家の事を言い、元は『かまくら』の中に祭壇を設け、水神を祀る目的があったとされる日本の降雪地域に伝わる小正月の伝統行事である


……決して暖房の効いた室内で布類を積み上げたモノを『かまくら』とは言わない



「……この前はシーツを丸めてスノーマンと言うモンスターを作っていましたが、モンスターを身近なモノで模す事は〈冒険者〉の皆様にとっては常識的なことなのでしょうか?」

「ちがう。……クーがやる事は全てにおいてずれている。……似ている事は認めるが…」


確かにヤマトでも〈ススキノ〉と言った雪の降る地域ではスノーマンと言うモンスターとエンチャントする事は多いが〈アキバ〉の様に雪が滅多に降らない地域ではお目に掛らないモンスター、だと言うのに彼女の作ったスノーマンは完成度が高く本当にシーツで作ったのか疑いたくなる程であった


最初は馬鹿げた事をしていると傍観していたアカツキであったが、あまりにも似ている為に僅かだか彼女の作る作品を楽しみにするようになっていた


彼女と出会ったのは〈ススキノ〉であり、最初にログインした町も〈ススキノ〉と言っていた事から彼女は東北ないし北海道の出身のモノなのかと感じレイネシアとの話のネタになると思い声を掛けようとしたが、彼女は布類の静電気でハチャメチャになった髪などお構いなしに『かまくら(偽)』の中から飛び出すと奇声を発しながら扉を大げさに開け開き玄関の方へと走り出していったのだ


いきなりな彼女の奇行にアカツキ、レイネシアは口を開け驚きを表したのは仕方がないこと、むしろ彼女の奇行を了承できる人物は、かの茶会のリーダーか彼女と同じように可笑しな人物だけだろう


「姫様?……先ほど、クー様が何かを叫びながら玄関へ向かっていましたが……いかかなさいましたか?」

「「……は!?」」


開きっぱなしとなった扉からレイネシア付きの侍女であるエルフ、エリッサが入室し彼女らは何とか正気を取り戻す事ができたが、アカツキは直ぐに頭を下げてレイネシアに謝罪を言い渡した


「すまない、うちの駄狐がまた壊れた」

「……一か月たった今でもクー様が何を考えているのかわかりませんね?」

「主君は駄狐の事を『頭のネジが一本外れている』と言っていたが、一本どころで片付けられる問題ではない気がする」

「はは、は……はぁ~…」

「なんだか知れませんが、お茶をお持ちしましたわ。どうぞ」

「……すまない」


そっと湯気の上がる紅茶をエリッサから受け取り、口に含む

紅茶の香りとほのかな甘みが口の中で広がり、自然と頬が緩んでいった

レイネシアも同じ様で先ほどまで浮かべていた苦笑いが嘘のように取れてとてもリラックスしているように見えた


レイネシアの飲み方は流石はお姫様と言った華麗な作法で、紅茶の飲み方などしらないアカツキはただ感心してレイネシアを眺めた

綺麗で優雅だと思う。アカツキも一人の女性、優雅に紅茶を嗜む彼女はとても絵になっており憧れはある、自然とアカツキもレイネシアを意識しながら紅茶を口に含んだ



「「悪い子はいねぇーーか!!!」」

「「ぶふっ!!!ゴホッゴホッ…」」

「ッ!!」


優雅なお茶会どこへ行った

エリッサの手によって閉められた扉が、再び勢いよく開けられた事に驚き視線をそちらへ向けたが、現れたのは二人組のゴブリン


いきなりのモンスターの襲撃にレイネシアとエリッサは紅茶を吹き出し、むせこむがアカツキの行動は早かった


君主であるシロエとの約束果たす為にゴブリン達へと武器に手をかけらがら疾走した

もとよりフィールドと比べれば狭い室内、瞬くうちにゴブリン達を自分の間合いに入れると敵に向かい足払い、ゴブリン達は「ふにゃ」や「あいた」と悲鳴をこぼし床とこんにちわ!するが関係ないとばかりにアカツキは一匹のゴブリンへ刃を振り下ろした





……カスンっと言ういつもの手応えとは違った感覚がアカツキに伝わる


仲間のゴブリンは顔を青く染めらながら呆然とその光景をただジッと眺めるだけ……


いつもとは違った行動をするゴブリンに対しアカツキはだんだんと疑問が浮かんできた

そもそもゴブリン達はアキバの町へどのように侵入したのか?それ以前にゴブリンは人語を話す事が出来たであろうか?


否、いくら〈大災害〉が起こり仕様が所々変化しようがモンスターが話す事は発見されていない


だとすると……


「マリエにクー様!そんな服装ではいらぬ誤解が生まれますわ!早くきがえ、て……え?」


ヘンリエッタの登場で更に、場に冷たい空気が漂った

ヘンリエッタの視線の先には怯えるゴブリン(マリエール)とアカツキの手によって頭に刃を振り落とされたゴブリン(クー)……


震える手を何とか両手で包み、やっとの思いで言葉を口にする


「あ、アカツキちゃん?その、ゴブリンなのですが…」

「い、いや待て!これには訳が!」


ゴブリンの中身を知っている人物から見れば100%殺人現場である

皮肉にもゴブリンの正体を伝えようとするヘンリエッタ、事の真相に辿りついたアカツキ、何が起きたのかいまだに理解できないレイネシア。


三者三様、気まずい空気が流れ始めた時……


「う、うにゃ~!掠ったでありんす!掠ったでありんす!」

「う、うちも生きとる!生きとるよ~!」


駄狐は|動き出す《シリアスブレイカ―発動》

ゴブリンの被り物を頭から取りのけると同じく被り物を取りのけたマリエールと共に抱き合いお互いの生を喜び合った


「……詳細は必要ですか、アカツキちゃん」

「いや、必要ない。大方、駄狐の仕業だろう」

「それにうちのマリエが悪乗りしましたわ」


抱き合う二人を他所にヘンリエッタとアカツキはため息をこぼし、いまだ抱き合う二人になんと説教すべきか考えるのであった






……今日この日のみ、マリエールとクーは大人しくレイネシアの隣で彼女に慰めてもらうのであった


NEXT  狐の中の狐ぇ!出てこいやぁぁぁぁ!



九死に一生


「ぐすん、ツッキーもあそこまでしなくてもいいではないでありんすか」

「でも、今回は本当にビックリしましたし、護衛としてアカツキさんの対応は間違っていなかったとおもいますよ?…些かやり過ぎだと思いましたが」

「そもそも、モンスターは町に入ることが出来ないって忘れる方が悪いでありんす!」

「そう、ですね。……ってあれ?クー様は防衛用魔方陣の事をご存じで?」

「うにゃ~!わっちにはギャグ修正はありんせん!」

「いや、そうじゃなくてですね…」



きぐるみシリーズ次回作


「マリー」

「ん?どないしたんクーちゃん?」

「きぐるみな~?ツッキーに没収されんした」

「そか~、まぁ騒ぎの後やし当然か」

「それで~な~?次はコレにしんす」

「ん、どれどれ……緑の帽子をかぶった…猫?」

「これをきんしたら『ふも』しか話してはいけんせん。」

「ふも?」



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