↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

僕たちは、安定している

作者: ひでポン
掲載日:2026/11/06

---------------------------

僕たちは、安定している

---------------------------



小さな会社のサラリーマン

中津悠斗(なかつゆうと)

35歳。


仕事が終わり。


マイカーのFit(GD4)に乗りこむ。


コンビニに寄り駄菓子を買う。


自宅の部屋にて。




スーツを脱ぎ捨てる。




全裸になる。




PCパーツの部品箱棚の扉を開く。




ローションとゴム手袋を出す。




右手にラテックスグローブを入れる。




ローションを指先に乗せ。




お尻の穴の周りをマッサージ。




中指1本だけお尻の穴に入れる。



クチュ。



プチュ。



クチャー。



(ハァーーーハァーー)吐息



ローション追加。




中指と薬指に多めに。




お尻の穴。




指でマッサージ。




無理なくなるくらいほぐしていく。




クチョ、クチュ、プチュッ




アネロスを直腸に挿入。



自慰していた


止まらないドライオーガズムで声が出てしまうことなんて。。。



アッアッアッンーンービクビクビクン



ハァ、ハァ、アッーン



診察室の空気は、妙に乾いていた。

壁の時計の秒針だけが、やけに大きく響く。


視線を上げたとき、天井に一瞬だけ違和感を覚えた。


だが、それが何だったのかは、すぐに分からなくなった。


「どんな症状がありますか?」


医師の声は落ち着いている。

だが、その静けさがかえって悠斗を追い詰めた。


言わなければならない。


自分の中で起きていることを…


説明しなければ。


口を開く。


けれど――言葉が出てこない。


「ア……あ、あ……っ……」


喉がうまく動かない。


頭の中では文章になっているのに、外に出た瞬間に崩れてしまう。


母親が、横で息を呑む。


「この子、ここ最近ずっとこんな感じで……」


父親の低い声。

「仕事も休みがちになってまして」


医師は、ウンウンとうなずきながら、


悠斗へと視線を移す。


「ご本人は、何か自覚はありますか?」


「ア……ッ、アー……ちが……」


違う、と言いたい。

だが、それすら形にならない。


誰にも言えない自慰していたら脳の中で何かの線が外れたのか?


止まらないドライオーガズムで声が出てしまうことなんて。。。


沈黙。


その沈黙が、何よりも雄弁に誤解を深めていった。


カルテへと視線を移す。


ペンが紙を擦る音。


その音で、何かが静かに沈んでいった。


「医療保護入院になります」



---

悠斗の頭の中

---


ほご?ナニソレ…?





入院かぁ、はじめてかも。



でも。



いりほご入院なんて聞いたこと無いと考えていたところ。


事務員みたいな人に。



ご本人様はこれから入院のため身体測定などするので、こちらの部屋にどうぞ!っと促され別室に移動。



---

診察室では

---


両親と医者でIC(インフォームド・コンセント )が行われている。


医師から父には医療保護入院と身体拘束に同意するというサインを書いてもらい。


看護師から母には入院時の対応について質疑応答が行われた。


---

ICが終わり

---


両親が主治医に向かい。


では悠斗の事を宜しくお願いします。


丁寧にお辞儀し診察室を出る。


この先は医師の判断に委ねられる。


---


父も母もこの後で会えると思っていたが既に閉鎖病棟へ移動して居ると伝えられ、入院患者への面会は16時までなので、他の患者様もおられるので

刺激しない方が良いと納得させられる。


---


体感的に30分待った。


誰も測定に来ない、流石に変だと思い直ぐ後ろの出口ドアを開けようとしたが鍵が閉まっている。


内側から開けられない構造に気づいた。


ガコンと突然扉が開く。


少し準備に時間が掛かるので、病棟等見に行きますか?っと男性看護師2名に両肩を支えられ。


そこまで支えなくても動けるなどと…と思いながら、一度中庭みたいな外に出てクランクの形した通路を歩いて行き綺麗なパンジーやビオラの花がいっぱい咲いているのが見えた。


トコトコと引っ張られるように歩いていると急性期閉鎖病棟という銀色の文字が入った赤茶色の建物が見えてきた。


外観は閉鎖病棟というと鉄格子のイメージだったが普通のよくある窓のようだった。


建物の出入口は自動ドアになっていた。


白くて長い無機質な廊下。


監視カメラが天井に何台も設置されているのを確認した。


――戻れない。


突然、不安に襲われ腕に力が入るが動かす事はできず看護師がどうかされました?と尋ねてきた。


「アッア、ア」声が出せない。


どこか深い場所に、足を踏み入れた気がした。


少し強く強靭な男性看護師に両肩を支えられる。


看護師がカードキーを差し込む。


ッピーーーと耳を塞ぎたいほど大きな音が聞こえ、ビクッと身体が動くが両肩を抑えられており耳を塞げず我慢するしかないと悟った。



重々しく重厚な扉が開く。



扉の中へ。



ガチン金属製の閉まる音。



警報も一緒に止まる。



流れが決まる。



抗えない。



---



直後、水下痢を漏らしてしまう。



足元が茶色く染まっていく…



やがて床にも広がって看護師が気づいて大丈夫ですよ。



今、処置しますので安心してくださいねーっと伝えてきた。



ところが焦点が合わず、アッアーと奇声、全身ガクガクと震え出したので応援呼び複数人集まりそれぞれ仕事をこなしていく。



着替えのため、急いで処置室へと向かう。



---



処置室の中。



白い光。



処置。



汚れた衣類を脱がされ。



温かくて柔らかいタオル。



身体は拭かれ。



清潔保持のため剃毛される。



下半身を触れた刺激となり。



長いドライオーガズムが起き。



アーアーーーと奇声。



けいれんが始まる。



汚れてる床にドサッと倒れる。



医師の判断のもと強い抑制剤注射を肩に打たれる。


Lサイズのテープ式のオムツにパットをあてられる。


身体が重く動けない。


ストレッチャーに乗せられる。


処置室を出た瞬間。


自分の輪郭が薄くなる。


---


夜。


天井。


何もない。


天井には、監視カメラなのか?


検知器みたいな何かがあるだけ。


何時間経ったのだろうか?


身体が大の字に固定されている。


少し力を入れて動かしてみようと試みるが動かないし寝返りも打てない。


手の近くにナースコールらしき何かがあるように感じるが見えないので確認できない。


右手は手の甲にどうやら点滴針が付いてるようで動かす度に管がゆらゆらと揺れている。


気づいてから痛みが段々と感じる。


お尻に何か圧迫感を感じている。


うんちかと思うが動けないので出す事が出来ない。


何もできないと不安と恐怖に襲われる。


---


やがて、影。


黒い点。


増えていく。


形になる。


細い足が動いている。


目の前に落ちる。


強い恐怖が起きる。


---


「がああああああああーーー!!」


声が裂ける。


---


ライトの光。


足音。


医師判断。


---


「鎮静を」


肩に注射。


感覚が鈍る。


視界が歪む。


---


恐怖が、薄れていく。


思考が、ほどける。


---


何を怖がっていたのか、

分からなくなる。


---


よだれが止まらない。


尿失禁と便失禁が止まらない。


---


医師判断で。


失禁が多いため導尿カテーテルに切り変え、管でベット下の袋に尿が貯まる。


腸のコントロールするため挿入型肛門用失禁装具(アナルプラグ)を直腸内に入れられ、テープ式オムツとなる。


---


導尿カテーテルが常に腹部側から前立腺を刺激しアナルプラグが直腸壁側から圧迫しドライオーガズムが普段よりも強く、声にならなくなった。


---


度重なる、失禁、奇声やせん妄症状・けいれん等を起こし病状が不安定のため医師の判断として。


強めの抗不安薬と抗うつ薬と抑制剤と生理食塩液の点滴。


安全保持のため5点拘束の指示。(左右の手首・足首、腹部を固定)


---


看護師「こんにちは」声をかける。


「……あ」反応は、わずか。


カルテに同じ事を書き込む。


日付が並ぶ。


同じ文。


繰り返し。




> 本日も安定。




意味は変わらない。


だが、重さだけが増える。


誰も止めない。


止める理由がない。


> 本日も安定。



それでも、何も問題はなかった。



完



--------------


最後までお読みいただきありがとうございます。


ペンネームは「ひでポン」と申します。(適当です)


今回が初執筆(iPhon⚪︎15proにて作成)となります。


自身の入院体験が元ですが、

フィクションです。


執筆に当たっては、たくさんAIに助けてもらいました。


--------------

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。