1 天空の魔法図書館
「かつて栄えた天空都市。その遥かなる時を超えた魔法図書館に眠る古代の書物とは...」
かつて、空には「シエル」という天空都市が存在していた。人の届かぬ場所、雲よりも遥か高き空。当時の文明では到達することのできない領域にあり、長きに渡り地上の民からは神々の住まう場所として語り継がれていた。
シエルには「エーテリアン」と呼ばれる種族が住んでいた。彼らは生まれながらにして背に翼を持ち、空を自由に翔ける力を有していた。
彼らは空に満ちる魔力「エーテル」を操り、地上の民より遥かに進んだ技術と文化を築いていたという。
エーテリアンの文明は数千年もの間、繁栄を続けた。
彼らは知識を重んじ、争いを避け、天空より世界を見守る存在であった。しかし、その力と永き繁栄は、次第に地上に住む人々の羨望と恐怖を集めることとなる。
―――「天空大戦争」
戦争の始まりは人類が初めてシエルへ到達した時のことだった。
エーテリアン達は天空へ辿り着いた人間を快く歓迎した。
人々は妬んだ―
その余裕を、
その豊かさを。
人類はエーテリアンの力を欲し、そして恐れた。「空」を求めた人間たちは、やがてシエルへと軍を送り込む。戦争と言われているが一方的な蹂躙に過ぎなかった。
その日を境に天空都市シエルと天翼族エーテリアンは歴史から姿を消した。
空に残ったのは、燃え尽きた都市と、エーテリアンの本が眠る魔法図書館だけだった。
――少女は本を閉じる
「やっぱ何回読んでもお伽噺みたい。あのお空の向こうに本当にあるのかな?」
少女は草原に寝転び、煌々と輝く太陽に手をかざす。
「ソフィー!ご飯よ、戻ってきなさい!」
「はーい、お母さん今戻るよー!」
少女は本抱え草原にある家へと帰る。
一旦ここまで。続きはまだ書くつもり。まだまだ10分の1くらいしか書いてないつもりだから。
小説書くの初心者なので許してちょ♡




