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「創作の脱主体化」と「魂なき完璧さ」の到来

AIによる創作は、確かに効率的で完璧な出力を提供した。


だが、その完璧さの裏側で、クリエイターは自身の創作に対する「主体性」の喪失という、きわめて深刻な問いに直面した。


AIが生成した作品を見たとき、クリエイターは「自分が指示した」という感覚と、「AIが勝手に作り出した」という感覚の狭間で揺れ動く。


AIが提示する生成物が、時に自分のオリジナリティや想像力を凌駕しているように感じられると、「この作品の真の作者は誰なのか?」という問いに直面する。


自分が創造の主体であるという感覚が、AIとの協働によって希薄化したのだ。


これは、著作権、所有権の曖昧化という法的な問題にも直結していた。(ここではその法規的な問題点については述べない)


AIは、その学習データに基づいて、過去の流行や人気のパターンをなぞる傾向があった。


そのため、一見すると高品質だが、どこかで見たような、あるいは「無難で万人受けする」最大公約数的な表現が増殖した。


この「魂なき完璧さ」は、市場を飽和させ、真に革新的で、常識を打ち破るような「けしからん」表現が生まれにくい環境を作り出した。


クリエイターは、AIが生成する完璧な作品群に囲まれる中で、自身の不完全な、しかし魂の篭った創作が「意味がない」と感じる無力感を抱くようになった。


AIの倫理フィルターは、この「魂なき完璧さ」をさらに助長した。


特定の性癖や「けしからん」衝動を排除するアルゴリズムは、クリエイターが本来追求したい欲望を「不適切」と判断し、その生成を拒否した。


これにより、創作は、AIが許容する範囲での「安全な」表現へと収斂していき、その根源的なエネルギーを失っていった。


例えば、私の「お茶漬け性癖」のように、一見無害だが、深淵な欲望を内包する表現も、AIの画一的なフィルターによっては理解されず、排除の対象となる要素を孕んでいたのである。


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