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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

うまいものには番人が(っ)つく

パートナー(番)のなり方

作者: カゼ ルビネ

ちゃんとあらすじとタグを読みましたか?

大丈夫な人は読んでください。

苦手な人はブラウザバックしてください。

この作品の世界観


この世界には、2種類の人間がいる。

一部の守るものと九割九分の守られるもの。

守るものは頑丈で人を食べることで超能力を発現できるものである捕食者と呼ばれる人々。

守られるものは脆く強い再生力を持ちその身を捧げるもの被食者。



この世界は、被食者は様々な脅威(災害、モンスター害)から守ってもらうために捕食者を頂点とする世界。


そんな世界の恋愛は、転生者を含む一分のものたちにはきつかった。


本作品は『推しに首から下、全部捧げたいと嘘をついたツケがきた。助けて。』に出てきたテンソが先輩の捕食者にパートナーのなり方を聞いています。


『清掃員は前世の知識をフル活用する。』

『キバサミと野牛』

に出てくるキャラクター同士のパートナーのなり方も書いています。


パートナーになるにはね。

二つ条件があるんだよ。

一つ、捕食者が特定の被食者の血肉をたくさん食べた状態になってること。

二つ、その食べられた特定の被食者がその捕食者の体の一部を取り込むこと。


捕食者の君には、被食者を食べることは簡単でも、普通人を食べない被食者が捕食者の血肉を取り込むということは難しいことだからね。

基本的にパートナーになってもらうには、よくて血液やペースト状のものや点滴が一番いい。

パートナーになると捕食者と被食者の再生力も上がり、捕食者は異能力が上がるし、メリットが多いのだ。

しかし、デメリットが捕食者側は特定の人を食べ続けないといけないことや被食者側は慣れない生血やらを食べ続けなけれいけないということ。


捕食者は、基本的に飽き性で特定の人の血肉を食べ続けることはきつい。

被食者は、吐いてしまったり気分が悪くなって気絶などがある。

それゆえに食べてもらうよりも中に入れてもらうことになる。

テンソ君のパートナーであるつばきちゃんは、血をよくすると言って、スッポンの生き血を購入していたから、血液を飲すことに抵抗がないと思うので血液飲む方をお勧めします。


あと、寝ている間に点滴で投与することはあまりおすすめしません。

基本的に合意なくパートナーにすると、被食者と捕食者共に精神的な混乱が出ます。

そうしようとする前に、局がストップをかけます。

聞いていると思いますが、赤虎様と白様をパートナーになったのは、緊急事態で、すでに手遅れだったからです。

赤虎様が損傷の激しかった白様の手足を食べました。そして取り込んだ赤虎様が自分の体を切って流れる血を白様に飲ませました。

白様は先にモンスターによる損傷に加えて、赤虎様に食べられたことにより、有機物を極度に求める飢餓状態に陥っていて、赤虎様の血肉を受け入れた結果パートナーになりました。

あのあと、白さんが前世持ちで精神が大人だったお陰で混乱が少なかったのは、ありがたかった。

まあ、お気に入りに対する執着は我々捕食者は強いので仕方ないとしかいいようがありません。



逆パターンも、存在します。

キバサミと野牛ペアでは、お互いに記憶がなくなるほどの極度の飢餓状態になった末の喰らいあいだった。

回収に来た局員全員にくらいあいをしている二人に手を出すなというほどだった。


捕食者の損傷が激しく、ひどい飢餓状態になれば、ところ構わず、被食者を襲ってしまいます。


さらに、味の良い肉があれば飛びつき、食べ続けるでしょう。

その上で被食者である野牛が飢餓状態になり、目の前の有機物があれば食べないわけがありません。

二人とも酷いくらいあいをしていて、野牛の体にポーションをかけたことでおさまりました。

その後、二人の混乱状態は長かった。



とにかく理性を失うような急速なペアリングはだめ。

自分だけでなく、パートナーや周りに迷惑をかけるから。


読んでくれてありがとうございます。

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