爆発!浪漫!
続き待ってますと言われたので頑張って書きました
望んだ続きかはわかりませんが……
よろしくお願いします
二人が駆け寄ってくる
「サク!急いで!左腕欠損よ!」
ヤチはサクに治療を促す
「分かってる!今治療を!」
サクは治療を施そうとするが
二人を制す、食われた筈の左腕で
「大丈夫、もう決着ついてるから」
「え!?いや……たしかにやられた筈なのに!」
慌てているヤチに落ち着かせるように説明する
「あ〜これね、転生者の、送られる時の特典でさ、超再生能力を貰ったんだ」
「転生者って、めちゃくちゃだね!重症も元通りなんて!」
サクは感心しているようだ
まあ、超再生能力は貰ったうちの一つではある、損傷しても治るとはいえ、クッソ痛かったので仕返しといこう
「爆ぜぇい!」
ドォ!っと2時方向から爆発が起きる
腕を食われる際に細工をしておいたのだ、時間経過で爆発するように
うがァァ!おがァァ!と喚きながら爆発が体内で炸裂した衝撃でモンスターが地表に現れる
「オラァ!ロケットパーンチ!」
痛覚を飛ばしてから自分の右腕を相手に向けて腕の根本で爆発を発生させその衝撃で腕をふっ飛ばしてモンスターにぶつける
ドカァン!ふっ飛ばした腕には相手に当たるときに爆発するように細工をしておいたのだ
「ハッハッハッ!見たか!これぞ男の浪漫!ロケットパーンチよ!」
「転生者って、大なり小なりめちゃくちゃって言うけど……」
「これは……うん……頭の治療が要りそうだね……」
モンスターが落としたクリスタルをロケットパーンチで飛ばしたが生えてきた右腕で掲げて高笑いをする僕に対してドン引きする二人の姿がそこにはあった