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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

10分だけ店員を独占できるカフェ

初心者です。初投稿です。

これからたくさん書いて、読みやすい話を書けるように勉強します。

それを知ったのは、たまたまつけていたテレビ。

輝く笑顔に目を奪われた。


「はーい、今日は最近オープンしたばかりのカフェ、家族ごっこにきています〜!!」


女子アナが、紹介しているのは青と白のコントラストが綺麗な建物。

リゾート地とかにありそうな、結婚式とかで使ってもいいようなお洒落な印象だ。


「ここはですね、なんと!店員さんを10分一人占め出来るという、一風かわったサービスが出来るんです!!早速、中に入ってみましょう。」


店内に入ると、内装も白を基調とした清潔感のある雰囲気だ。

若い女性が多いが、中には男児もいたり、お年寄りもいたり、客層は様々だ。


「わ〜老若男女問わずたくさんいらっしゃいますね!やはり女性が多いですが…!!店長さんにお話を聞いてみましょう!!店長さん、こちらは店員さんを一人占め出来るというサービスを行っていると聞いたんですが、なぜこのようなサービスを始めたんでしょうか?」


「はい。話を聞いてほしいというご年配の方や、勉強をみてほしいというお子様。繁華街にあるようなお店には行きにくいが、男性とデートのような雰囲気を味わいたいという女性。そのような方が身近にいて、お店として挑戦してみようとしたのが最初です。」


強面の店長が見た目の印象とは違い、丁寧に穏やかに話しているのが好印象だな。少し緊張していたように見えた女子アナも、緊張が解れたように思う。


「そうなんですね!面白いサービスだと思います!」

「ありがとうございます。」


「店員さんもイケメン揃いですね〜!!あ、ちょうど独占サービスが終わられたお客さんがいらっしゃいますね。さっそくお話伺ってみましょう〜!!」


カメラが切り替わり、店内を進むとちょうど店員が離れた女性が映った。

黒髪ロングの控えめな感じが可愛い。

大和撫子のような女性だ。タイプだ。


「こんにちは〜。お話伺いたいんですけど、よろしいでしょうか?こちらには、よく来られるんですか?」


「はい、今接客してくれてた、海くんに一目惚れしちゃって。ここで海くんとお話ししながら、海くんの笑顔みてると生きててよかった。明日からも頑張って、またここに来よう。って思えるんです。付き合いたいとかは思ってないんですけど、神なので。そうですね、一般の方にわかりやすく伝えるなら、アイドルを推しているような感じですね。」


はみかみながらよくわからないことを言ってるけど、可愛い!!

俺があなたを推したい。いや、お慕いしたい!!

こんな素敵な女性に好きになってもらえる海くんってのは、どんなやつだ!!

そんな自分や他の視聴者の声を反映するように、女子アナは海くんはどんな人なのかを問いかける。


「あそこで、男の子の勉強みてる人です。」 

女の子が指した方をみるカメラが追うと、ミルクティーみたいな髪型の男がいた。

自分に話題がいったのを感じたのか、一瞬だけチラッとカメラをみて笑った。


「えっ!!!すっごい可愛いイケメンですね!!」

興奮した女子アナの声がどこか遠くに聞こえる。


自分は女の子が大好きで、さっき映った大和撫子ちゃんみたいな子がドタイプで付き合いたいし、あわよくば結婚したいが…


「これは…推せる…!!」

思わず声が出るレベルの中性的イケメンがいた。

「はっ、いや、待て待て…本当に生きてるの???嘘だろ、幻じゃなくて??えっ、もっかいこっちみてほしい、えっ、芸能人じゃないの??え、推せる!!アイドルになってくれ!!!」


混乱してる間にまた店長にコメントを求めて、気づいたら番組は終わってた。

海くんは接客が絶えないから話すのは無理だった…。


そのあとはひたすらインターネットで、店の名前と海くんの名前で調べる。


気付いたら立派な海くんオタクになってた。

顔が優勝だよ〜。生まれてきてくれてありがとう!!


その後、そのカフェにお客として通って、愛しの大和撫子ちゃんと友達になって、海くんに認知されて、さらにそのカフェで働くなるようになるとは…。


推し活さいこー!!!!

読んでくれてありがとうございました。

投稿するの勇気入りました…。

お手柔らかにお願いします。

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