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時間を止めて、待っていて

後始末。



 文化研究発表会の後日、二日間は後片付けもあって休日に指定されていたが、ヘンドリックとオデットの事件があって学院は一週間の休みになった。

 生徒たちは寮で自習となり、この件が外部に漏れないよう措置が取られた。しかしそもそも外部からの客を招いての発表会だったので焼け石に水である。

 第二王子が婚約者の令嬢に無理矢理事に及ぼうとし、魔法を使うも失敗して死にかけ、それを唆していた聖女候補は聖女候補ですらない詐欺師であった。そんな噂が尾鰭背鰭をつけて民間に広がっている。


 当事者であるクラリッサと主犯のヘンドリック、首謀者のオデットとその他関係者の生徒は王城に召喚され、事情聴取を受けた。

 クラリッサを救出し証拠の一部を持っている俺も、何度か呼ばれて雲の上の存在と会うことになった。

 今日王城に呼ばれたのは、関係者の沙汰が下されたことと、それについての礼を言いたいという国王王妃両陛下の言葉によって実現したことだった。


 はっきりいえば雲の上どころじゃない存在に直接言葉をかけられるなんて、ありえなさすぎて怖いくらいだ。トーマとカーラによって上から下まできっちり磨かれ、城から王家の紋が付いた馬車に出迎えられ、回れ右をしたくなった。小心者と言うなかれ、ちょっとした粗相で首が飛ぶ人たちになんか本音を言えば会いたくなかった。


「このたびは愚息が迷惑をかけた」

「そなたのおかげでヘンドリックは最悪のあやまちを犯さずに済みました」


 カチンコチンに緊張しながら通された城の応接間。俺が入るなり揃って頭を下げてきたのはヘンドリックの両親だった。つまりは国王陛下とお王妃様である。

 普通は俺が入ってからしばらく経って入室してくるものだと思うんだけど、すでにいる。親としては当然なのかもしれないけど……心臓に悪すぎるだろう!

 意識が飛びそうになりながらオロオロしていると、アイーダ公爵が助け舟を出してくれた。


「陛下、カーが困っています。カー、お二人は今はヘンドリック様のご両親としてこちらにいらしている」


 非公式でなければ俺みたいな商人と会えないのはわかっているけど、だから畏まらなくていいというのは無理だろ。とりあえず「頭を上げてください」と言うので精一杯だった。舌を噛まないようにしても歯がふるえた。


 公爵家も豪華だったがさすが王様の城、格が違う。白を基調に金と青の壁紙に、家具は古いが磨き抜かれて蜂蜜のようにとろりと艶があった。白い絨毯には汚れ一つない。ソファは漫画のお約束みたいにふかふかだった。


「カー殿のことは、クラリッサから聞いています。一番頼りになる方だと……」


 ありがとうございます、と言いかけ、王妃がふっと表情を曇らせたのを見て止める。

 そうだよな、息子の婚約者が息子ではなく俺をもっとも頼りにしているという事実は母親として複雑だろう。女として理解はできても母としては落胆を隠せないのだ。


「あの子は、ヘンドリックは、嫉妬したのでしょうね……。自分ではなく別の殿方を嬉しそうに話すクラリッサに、いつも怒ったような、悔しげな顔をしていました」


 惚れた女が別の男に懐いてればそうなる。形だけとはいえ婚約者なのだから甘えて欲しいと思っていたのだろう。


「ヘンドリックとクラリッサの婚約は、ヘンドリックが望んだことだったのはご存知かしら?」

「はい」


 それは知っている。新聞や雑誌には第二王子の初恋だと微笑ましいカップル誕生を祝福する記事が載ったし、公爵家からも聞いていた。祝いの品だって贈ったのだ。


「王太子のランスロットにはすでに妻子がいて安泰でしたし、ヘンドリックには好きな子と結婚させてやろうと、陛下と決めていたのです」


 ランスロット殿下は王太子として盤石の地位をすでに築いている。妃殿下は他国の姫君で、婚約してから誕生日には互いにパーティに出席して交流を深めていたこともあり、夫婦仲はすこぶる良好だ。国民からの評判も良い。

 アイーダ公爵がちいさく息を吐いた。隣に座っているクラリッサは無表情である。奥様がずっと撫でていたクラリッサの手を握りしめた。


「……そこに、お嬢様の意思はなかったのですね」


 問いかけではなく確認になる。王妃は辛そうに眉を寄せ、うなずいた。

 あまり手をかけてやれなかった自覚があるのだろう。後ろめたさの滲む表情だった。

 ヘンドリックが産まれた年に王太子ランスロットが結婚、立太子した。翌年には王太子妃が懐妊。王家に慶事が続いて国中が祝福ムードに包まれている。物心ついていなくても、自分が蔑ろにされている空気は感じ取っていただろう。

 王太子に世継ぎが産まれればそれがさらに加速する。もちろん陛下も王妃もヘンドリックを愛してはいた。それでも高貴な身分ゆえにすぐに乳母に預けられわずかしか触れあえない我が子より、好きに抱っこしたりあやしたりできる孫のほうが可愛いのは仕方がない。責任がつきまとう我が子より、好き勝手遊べる孫が可愛いのはどこの世界でも同じだった。

 その後ろめたさと罪悪感から、クラリッサを差し出したのだ。

 国王命令だ。公爵家にとっては名誉なことであり、断ることなどできなかった。


 ヘンドリックがクラリッサにやさしくできていれば、いずれクラリッサもヘンドリックと恋をして受け入れていたかもしれない。

 けれど、そうはならなかった。自分の気持ちを無視して決定した婚約に、クラリッサは自分がヘンドリックのご機嫌取りにされたと気づいてしまった。十歳とはいえ子供は敏感だ、表には出せないクラリッサの悔しさや憤りをヘンドリックは嗅ぎ付け、こんなはずではなかった後悔と溜まりにたまった鬱憤をクラリッサにぶつけていった。


 おそらくヘンドリックは『自分だけを見てくれる人』が欲しかったのだ。何があってもヘンドリックを優先し、ヘンドリックだけを愛してくれる人。それをクラリッサに求めた。クラリッサはよその子で、ヘンドリックの『母親』にはなれないということに気づかなかった。


 ……前世の子供たちを思い出す。娘ばかり三人だったが、下の子が母親のぬくもりを求めて布団に潜り込んで来れば、残りの二人もずるいずるいとやってきた。ベッドから押し出され、憐れパパは一人床で寝かされる。しょうがないなぁ、パパもおいで。娘が許可してくれてずり落ちないようベッドの端っこでうとうとした。落ちようものならパパうるさいと文句を垂れてくる。つまりはそういうことなのだ。


 大人には大切なものが多すぎる。仕事。家族。趣味。友人にご近所付き合い。愛とは男女のそれだけではなく複数の意味を持って増えていった。


 それでもお前は一人だと、たった一人しかいない大切な我が子だと愛を注ぐのが親なのだ。気に入った玩具を与えてはい満足でしょうと微笑まれたって子供はとうてい満たされない。ヘンドリックには分割された自分だけの愛情では足りなかった。すべてを独占したかったのだ。


「クラリッサ……、本当にすまなかった」


 国王陛下が沈痛な面持ちでクラリッサに謝罪した。


「陛下が謝罪することではありませんわ」

「だが、そなたの五年間を無駄にした」

「無駄ではありません」


 苦笑したクラリッサが俺を見た。


「ヘンドリック殿下のおかげで貴重な教育を受けることができましたもの。外国語、外交、各国の特色。利益というものがいかなるものか、学ぶことができました」


 凛として言い切ったクラリッサは自信に満ちあふれていた。


「クラリッサは……ヘンドリックのことをどう思っているの?」


 縋るように王妃が訊ねた。


「昔は意地悪な男の子だと思っていました。今の殿下にはどうとも思えません」


 公爵と奥様が顔を覆った。びっくりするほど率直だった。

 さすがに王妃が固まり、陛下がふかーいため息を吐いた。

 とっくに見限った男がどうなろうと知ったことか、と言っているに等しい。やっぱりあの夏の日に俺が感じたのは間違いではなかったのだ。

 ヘンドリックにどう思われようと関係ない。夏休み、夕暮れの小道を俺と歩くほうがクラリッサには大切だった。


「クラリッサとヘンドリック殿下の婚約は、殿下の有責で破棄された」


 公爵が重々しく言った。

 驚きはない。あそこまでしておいて、ぬけぬけと結婚まで持ち込む気ならそのほうが驚きだ。


「そうですか……。では、聖女候補と新たに婚約を?」


 ないだろうな、と思いつつ聞くと、陛下が首を振った。


「それはない。オデット・イーデルは多くの貴族を惑わせた罪により投獄されている。あの娘の毒がどれほど回っているか、捜査が済みしだい処刑の予定だ」


 妥当なところだ。まだ十五の少女だと思うと酷かもしれないが、彼女のやり方はカルト宗教の教祖そのものだった。

 ヘンドリックと側近たちだけでも充分罪だが、オデットは聖女候補であることを最大限利用していた。信者をつくりあげ、ヘンドリックの庇護のもと、学院に君臨しようとしていたのだ。

 発覚が遅れたのは学院内だったからである。オデットは賢明にも教師には触手を伸ばさなかった。同じ生徒。十五歳から十八歳までが集められた、多感な年頃の少年少女。未熟と言い換えてもいい、そんな影響を受けやすい彼ら彼女らの心に、オデットはするりと入り込んでいった。

 大丈夫。わかってるわ。辛かったわね。聖女候補はそんな言葉で生徒たちに寄り添い、時には涙することもあったらしい。そして悩んでいる生徒をやさしく叱咤しながら励まし、自分に心酔させていった。あなたを本当に理解してあげられるのは私だけ。そう思わせるには聖女候補の肩書は役に立ったことだろう。

 クラリッサとのことで悩んでいたヘンドリックも、その手口でオデットに傾倒していった。


 ……おぞましい話だ。


 ただでさえ閉塞感のある寮生活。身分格差。理想と現実のギャップ。伸び悩む成績。子供たちに悩みの種は尽きない。

 そこに聖女候補が現れて『平等』を謳ったのだ。王子殿下もそれを否定せず褒め称えている。それに嫌な顔をしているのは高位貴族の子供たちだけ。いや、高位貴族の中にもオデットに心酔している者がいたのだから『平等』はよほど心地良く、甘い魔法の言葉に聞こえたのだろう。

 前世の共産圏がどうなったかを知っている俺からすればとんでもない話だ。人は平等を好みつつ自分だけは得をしようとする生き物である。必ず矛盾ができ、そこから闘争に発展する。平等では国は成り立たないのだ。


 タナカ商会の調べでは、オデット・イーデルは上昇志向が強く贅沢に憧れる、ごく普通の少女だったという。オデットを教祖様にしてしまったのは、聖女候補なのだからそれらしくしろと教育し、その褒美に贅沢をさせたダンテ伯爵だろう。これで本当に聖女に目覚めてくれれば今頃は笑いが止まらない状態だったろうな。なんせ信者ってのは自ら金を貢いでくれる。儲かるという字は信者と書く、とはよくいったものだ。


「聖女候補であったオデット・イーデルは光魔法の力を消失させた。今は火属性を少し使える程度の魔力しか有しておらず、聖女の資格剥奪が決定した」

「光魔法が消失? そんなことってあるんですか?」


 国王の言葉につい問いかけてしまった。俺に向かってぎょっとした目が集中する。国王陛下の言葉に疑問を抱くなど、あってはならないことである。

 やっちまった。冷や汗を流す俺を陛下は笑って許してくださった。


「信じられぬのも無理はない。が、得意な属性が変わるのはよくあることではないか、それと同じよ」

「な、なるほど……」


 陛下が言うには、光魔法というのは純粋に『光が欲しい』と願うものが得ることが多いそうだ。だからあまり豊かではない、節約で夜は暗い平民にも現れる。


「あの娘は幼少期よりキラキラしたものを好んでいたらしい。光魔法が発現した時、喜んで男爵家に行ったそうだ。男爵は家族ごと保護したが、イノヴェ子爵、ダンテ伯爵からの支度金を一リュイも家族にも男爵にも渡しておらん」


 一リュイは日本円にすると約百円だ。支度金なのだからオデットがどう使おうと自由だが、離れて暮らすことになる家族が少しでも心配なら、男爵に家族を頼むといくらか渡すものだろう。イーデル男爵だってけして裕福なわけではない。少しでも恩を感じていれば、情があれば、今までの礼として置いていくものだ。


「聖女じゃなくて、守銭奴だったんですね」

「お、おじさま……」

「よい。その通りよ」


 俺の言葉に絶句していた国王が、ふっと遠くを見るような目になった。


「ヘンドリックはクラリッサと婚約を破棄。学院は退学の後に冬の離宮に幽閉と決まった。ヘンドリックの側近であったシェーン・エンダーは父の権力を利用して国庫を横領していた罪で廃嫡、横領罪で禁固二十年。レナード・オーグリーはヘンドリックを止めず、自身も聖女に洗脳されていた。後悔しているようだが性根を叩き直すとオーグリーが言うのでな。退学して絶縁、一魔導士として辺境魔法軍の兵士としてやり直させるそうだ」


 シェーンは真面目くんに見えたがそんなことしてたのか。聖女候補の財布と揶揄されてたけどまさか国庫に手を付けるなんて、そこまでいったら親でも庇えない。チャラ男のレナードは根が真面目だからまんまとひっかかったのだろう。気の毒ではあるが簡単に洗脳されるような男が将来高位貴族になるのは不安すぎる。妥当な処分だ。

 ちなみに護衛のリュカ・ツィダーは、未だにオデットのことを信じているらしい。文化祭で展示物を壊し、クラリッサに罪を擦り付けようと提案したのは彼だったとか。愛する聖女候補と主人のヘンドリックのためだ、と自分の罪を認めようとせず、貴族牢ではなく重犯罪者の入れられる地下の独房に投獄されている。リュカはヘンドリックの我儘で護衛になったから、よほど腹に据えかねたものがあったのだろう。そこをオデットに突かれたのだ。

 他のオデット信者も多かれ少なかれオデットの無実とクラリッサの陰謀説を信じている者がいて、休学か退学かで混乱しているらしい。カールとセバスチャンの乗った馬車を事故で足止めさせたのは彼らだった。二人に怪我はなかったが公爵家の嫡子を故意に事故に遭わせたとしてやはり逮捕されている。


 オデットにつけこまれたとはいえヘンドリックは可哀想なことになった。冬の離宮は枯れるのを待つ、つまりは救いようがないと判断された王族が行くところだ。ほとぼりが冷め、国民がヘンドリックを忘れた頃に病死として毒杯をいただくことになる。廟堂に名を連ねることも許されない。

 残念だ。平民落ちなら俺が引き取って、おもてなしの精神を叩きこみ人を喜ばせることがどんなに楽しいか教えても良かった。人を笑顔にすることで自分も笑顔になれるのだと教えてやりたかった。

 だが、性犯罪者は無理だ。性犯罪の特徴として、再犯率が高いことがあげられる。今まで働いたことのなかった王子殿下が人にこき使われ、苛立ちのあまり弱い立場の、たとえば子供に暴力をぶつけるかもしれない。自分の欲望をコントロールできない人間は、理由などなくても何度でもやる。いつ爆発するかわからない爆弾を抱え込むほど俺はお人好しにはなれなかった。


 聖女信仰か。たしか、弱みを握ったり金にモノを言わせて生徒を操っていたのはクラリッサの役目じゃなかった? アニメでは女王様キャラだったはずだぞ。

 なんか変な感じだ。悪役令嬢とヒロインが逆転しちゃってる。アニメではあの事件の後でも後夜祭まできっちりやって、そこでクラリッサととトーマが断罪されるはずだった。投獄という処分も同じだが、ヘンドリックたちにスライドしてしまっている。

 アニメの筋書きと大筋で変わらないのに、立ち位置がまるで違う。そしてアニメはこれで最終回ではなかった。これどうなるんだろう?


「クラリッサには此度の詫びと婚約破棄の慰謝料として子爵位を与える」


 未遂とはいえ男に襲われたのは貴族の令嬢として致命的だった。女一人でも生きていけるようにという配慮だろう。それにしては爵位が低いような気がするが……さて。


「そしてターニャ・カーよ。クラリッサ救出の功績に報いるにはどうしたらよいだろうか」


 非公式で俺を呼んだのはこれが本題だったらしい。期待に満ちた目で見られて尻がむず痒くなった。

 いや、なにを期待されているのかはわかってる。わかっているんだが……それってどうなの? クラリッサはまだ十五歳だよ? 俺なんか三十五だぞ? 人生やり直してもおつりがくる年の差。犯罪臭がすごい。


「……僭越ながら、私は欲しいものは自分で手に入れたい所存です。それが愛する人ならば、なおさら」


 まっすぐクラリッサの瞳を覗き込んで、言った。


「このようなやり方は、好みではありません」


 公爵と奥様の顔色が変わり、陛下と王妃の表情も厳しいものになった。

 そりゃそうだよ。国王陛下直々の褒美を好みではないって、何様だ。不遜すぎ不敬すぎ無礼すぎる。


 クラリッサは息を詰めてそのスカイブルーの瞳で俺を見ている。


 褒美なんて安い方法で手に入れたら、クラリッサの価値が下がるような気がしたんだ。値引きされたらその分愛情が値引きされる気がするように。俺はクラリッサを下げたくない。この女を最高の女にするのはこの俺だ。

 男なら、愛する女に愛を請うのは命をかけてでもやるべきだ。


「クラリッサ様」


 立ち上がってクラリッサの前で跪く。奥様が心持ち離れてくれたのがなんだかおかしかった。


「あと二年、待ってください。必ずや、あなたにふさわしい男になってみせます」


 あと二年、で気づいたようだ。セントマジェスティック魔導学院は三年制。卒業まで待つ。その間、クラリッサにはもっとふさわしい男が現れて、恋に落ちるかもしれない。けれど、どの男よりも絶対に俺が勝ってみせる。


「……っ、はいっ」


 クラリッサはスカイブルーの瞳に涙をいっぱいに溜め、満面の笑みで返事をした。

 感動したのか呆れているのかわからない両陛下と公爵夫妻が何も言わずに見守る中、俺はクラリッサの手を額に押し戴き、そっと指先にキスをした。




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