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13話:初めてのバリ旅行2

挿絵(By みてみん)

パンとチーズにコーヒーも十分な味で、特に和美さんはチーズが好きなので3食でもチーズをふんだんにいただいた。インターコンチネンタルホテルはジンバラン地区にあり、そこから芸術の村、ウブドへ、ツアーで出かけた。交差点に泊まると、お決まりの押し売りがうるさく窓をたたいたが無視し続けた。ウブドは千枚田の光景が有名で美しかったが、車を止めると、すぐにしつこく押し売りが、どこからともなくやってきて、しつこく、これには閉口した。

挿絵(By みてみん)

 断崖絶壁の上に立つウルワツ寺院は文化的にも重要な意味を持ち、さらにバリ島が誇る夕日スポットとなっていた。断崖から望むダイナミックな絶景と、断崖の端に佇む寺院、まさにバリ島という光景。日が沈むとバリの伝統芸能ケチャックダンスが始まり独特の耳障りの良い"ケチャ、ケチャ”というリズムと伴に炎に包まれた男たちが舞う様は迫力満点。ケチャックダンス鑑賞後は、素晴らしいシーフードディナーを楽しみんだ。その後9時頃にホテルに帰り、シャワーを浴びて、床についた。デンパサールにある、大きなショッピングモールに出かけると意外に綺麗で良く冷房が効いていた。


 そこで昼食をとって館内を散歩してコーヒーをを飲んで夕方6時過ぎにホテルに戻ったが、この日は満月でホテルのバルコニーから本当に巨大で怖いくらいの月を見学した。この大きな月は、日本で見ることは出来ない。

挿絵(By みてみん)

 バリ最後の夜は、この巨大な月を観賞して終了した。翌日、朝に迎えのバスが来て、空港へ行きタイのカウンターで搭乗手続きを取り、時間になって飛行機に乗り込んだ。飛び立つと、直ぐに目を閉じて、寝てしまい、昼食の合図で起きて、昼食をとったが、その後も夢の中へ、目が覚めたのはバンコク空港で、飛び立つとウトウトしていた。しばらくして成田に到着し、電車で五井の実家へ帰った。日本についてもバリと同じがそれ以上の暑さに参ってしまった。

 

 お盆が過ぎて秋を迎えて、涼しくなった。2005年10月1日の夜7時に夕食をとっている時にバリ島のクタ、ジンバランの3件の飲食店で爆弾テロ事件が発生したと緊急ニュースが流れた。日本人も数人、巻き添えを食ったとの情報が入り、翌日、日本人1人の死亡と4人の負傷者が出たと報道していた。全部で死亡者20名、負傷者129人と言う大惨事になった。事件後インドネシア、オーストラリアとフィリピンは最高レベルの警戒体制を敷いた。


 オーストラリアは自爆した者や被害者の身元確認などの捜査のため大勢のの連邦警察の災害犠牲者身元確認チームを派遣した。2ケ月前に言ったばかりだったので、その光景を見て和美さんが、やはり東南アジアは怖いからといい、その後、タイ、マレーシア、ベトナムも絶対にいかないと言い、

2度と東南アジアへ行くことはなかった。その点、日本は治安がしっかりして安全だと、東京、横浜へ毎週のように出かけていた。

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