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雪の雫の花束を  作者: 鏡田りりか
第一章
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第3話 ~練習試合~

「あ、あの……。ロズ、大丈夫ですか?」

「眠っているだけよ。心配はいらないわ」


 そっと息を吐くと、ロズのお母さんと一緒にベッドへ向かう。

 規則的な寝息を立てるロズ。綺麗な寝顔に、ドキッとしてしまう。

 それを見てか、彼女はくすりと笑い、私を見た。


「ごめんなさいね。フランシスちゃん。この子、鈍感で」

「……、えっ!」

「気付いていないとでも思ってた? フランシスちゃん、分かりやすいのよ?」

「っ……。き、きっと、ロズは想像もしてないんだと、思い、ます」


 だから、気付かないのだろう。あれだけ一緒に居るのだ、気付いたっておかしくないのに。

 ロズは可愛い。きっと、他にも私みたいな人がいるだろう。私なんかでは、勝てるはずがない。


「あら……。鈍感なのは、この子もなのね」

「? 何か言いました?」

「いいえ?」


 確かに何か言ったと思ったのだが……。気のせいか?

 彼女は、ロズの髪を撫でながら言う。


「この子、子供っぽいから忘れがちだけれど、本当は凄く頭が良いでしょう?」

「……、はい」

「その気になれば呪文書全暗記くらい余裕で出来る。そうすれば、もっと強くなれるのに、しない」

「興味ないから、って、言ってました」

「そう、この子、興味ない事はやらないのよ。まあ、やる気になった時はとことんやるけれど」


 それは、よく分かる。これだけ一緒に居るのだ、それくらい、知っている。

 でも、何故、そんな事を言い出したのだろう? 何が言いたいのか分からない。

 私は困って顔を上げ、彼女を見る。


「人でも、一緒なのよ。興味ない事は、全く関わらない」

「え……」

「貴女の事、少なからず興味があるはずよ?」


 確かに、そうなのかも、知れない。

 ロズと一番最初に合った時は。私と同じ『眼』をしていた。

 全てのものに興味が無くて。つまらなそうな、濁った眼。

 でも、一緒に居て。ロズの瞳は、キラキラと輝いている。


「良い? 諦めないで。本気になれば、きっと。この子にも届く」

「っ! でも……」

「『でも』は禁止。貴女と居る時のロズ、輝いて居るもの。その逆も、ね」


 逆? どう言う事だろう……。

 考える間もなく。彼女は私に言う。


「そろそろ行きましょう。クレアちゃんが可哀想よ」

「え、あ、そうですね」






「クレアちゃん、熱は下がった?」

「もう大丈夫です。ローズマリーさんは?」

「まだ寝てるけど、多分大丈夫。そのうち起きる」


 そういうと、クレアちゃんは驚いたように私を見た。


「えっ、今、フランシスさん……」

「ん? あ」


 ロズ以外と、初めてこんなに話したかもしれない。

 まあ、私も変わるってことか。自覚はなかったけれど。

 それとも、相手がクレアちゃんだからだろうか。もしそうだったら……。私、もしかして。


「どうかしました?」

「ううん。なんでもない」


 私は、ロズ以外、興味がないはずなんだけど……。






「フランー」

「あ、ロズ。大丈夫なの?」

「んー、もう平気。心配掛けてごめんねー」


 ひらひらと手を振るロズ。躊躇いもなくソファまで歩いてきて、私の隣に座ると、私の肩に頭を乗せる。

 そちらを見ずに頭を撫でると、嬉しそうに笑みをこぼす。

 本当に可愛らしい。だからこそ、私は、この子に惹かれてしまった。

 愛しい愛しい、私のロズ。


「あのね、フラン」

「ん、なに、ロズ」

「なんでもないんだけどね。フランの声、もっと聞いてたいな」

「え?」


 一体ロズは、どういうつもりでこの言葉を口にするのか。

 それが分かれば、苦労しないのだが。いつもいつも、何げない言葉に悩まされてしまう。

 まあ、それも。彼女の幸せそうな表情を見れば、すべて吹き飛んでしまうのだが。


「浮気はだめだよ」

「え? どういう……」

「フランは私のものだから、ね?」


 意味ありげにウインクを撃つと、私に帰る準備をするよう言った。

 本当に……。どういうつもりなんだか。






「入って。あんまり綺麗じゃないけど」

「大丈夫です。お邪魔します……」

「もうクレアちゃんの家でもあるんだから、そんなに改まらないで?」

「で、でも、ご両親とか……」


 残念ながら、この家には私以外の人は住んでいなかった。よって、その必要は全くない。

 そういうと、クレアちゃんは瞳を大きくし、そっと口を塞ぐ。


「ご、ごめんなさい」

「そういうつもりじゃなくて。そ、その、気にしないで」

「そ、そうですか……?」


 クレアちゃんをリビングに案内し、やかんを火にかける。

 そういえば、食器などもう暫く自分の分しか使っていない。食器棚のほとんどは眠っている。

 さて、クレアちゃんの分のカップはどれにしよう。

 いつも使っている自分のカップと、手前にあったカップの二つを準備して、ふと気付く。これは……。使ってはいけない。

 一つのカップを丁寧に戸棚に戻し、別のカップを奥から慎重に取り出す。

 それを見ていたのだろう。クレアちゃんが不思議そうに言う。


「あのカップ、高いものなんです?」

「え? あぁ、違う……。でも、使えない」

「そ、そう、ですか……?」


 あのカップを使って良いのは、たった一人だけ。

 まあ、もう、いないのだけれど。


 そんな事を考えていると、やかんが音を立て始める。

 正直、あまりこだわりがあるわけではない。適当だ。ティーポットに湯を注ぐ。

 二つのカップに紅茶を注ぎ、ソーサーに乗せてクレアちゃんに渡す。

 自分の分も準備し、正面に座ると、そっと一口。いつも通りだ。


「熱いの、苦手?」

「大丈夫です」


 クレアちゃんは一口だけ飲み、カップをソーサーに戻した。

 なんだか、リビングが広くなったように感じる。人がいるだけで、これほど変わるものなのか。

 実際、リビングのほとんどは、私の目に入っていなかったのかもしれない。


「あ、あの、フランシスさん。迷惑でなければ、聞かせて下さい」

「え?」

「そ、その、家族の、お話。私も、いないので」


 家族の話は、したくない。

 誰かに言ったところで、泣きながら同情してくれたって、何もならない。

 それで、あの人帰ってくる訳じゃない。何も、変わらない。


 だからこそ、私が家族の話をしたことは一度しかない。

 流石に、彼女に隠し事はしたくなかったから。全部話したけれど。

 まあ、あまり好きではない。


「ごめん。話せない」

「そう、ですか」

「でも、一つだけ。みんな、私の事、大切にしてくれてた」


 兄様も、街の人たちも、みんな、私の事を大切に扱ってくれた。

 最初はもちろん、嘆いた。自分にもっと力があれば、こんなことにはならなかったのでは、と。

 でも、違った。そういう問題ではなかった。最近になるまで、気付かなかったが。


 今、私が此処にいられるのは、兄様の愛の御蔭だ。

 此処まで立ち直れたのは、街の人たちの支援があってだ。

 だから私は。この街の人を、一人でも多く救いたい。それが、精一杯の恩返し。


「だから、私を助けてくれたんですね」

「いや。困っている人は放っておけない」

「そう、ですか」

「私みたいな思いをする人、減らしたいし」


 クレアちゃんはそっと目を細め、凄いです、と呟いた。

 それから、私から視線を外すと、窓の外に向ける。


「私、両親に捨てられた事、凄く、恨んでたんです」

「えっ、あ」

「でも、そんなこと、言ってられないですね! 私みたいな目に会っている子を助けてあげたいです!」


 それはまた、私とは少し違うと思うのだけれど。

 でもまあ、こうやって、前向きな考えを持つのはいいことだろう。


 人を助けるのは、人として当たり前のことだと思う。

 だからこそ、私は人助けには全力を尽くすし、自分よりも相手を優先したい。

 けれど、それにも限界はある。第一、一番大切な人を、助けられなかった。


 いや、考えるのはよそう。もう過ぎたこと。いまさらどうしようもない。

 熱い紅茶をすすると、少しだけ落ち着いた。とりあえず、これで大丈夫。


「フランシスさんとローズマリーさんは明日も二人で仕事です?」

「そのつもりだけど……」

「じゃあ、私は留守番してます。流石に、お二人について行くのは危ないですよね」

「うん。留守番、よろしくね」

「まかせて下さい!」


 まあ、この子なら安心して任せて良いだろう。下手な事をする子には見えない。

 何かあったら私流のキツイお仕置きをすればいいし。特に問題はないか……。






「じゃあ、クレアちゃんが留守番してるんだ」

「うん。あの子なら心配いらないよね?」

「だと思うよ? でもなぁ……」

「ん?」

「いいや。なんでもない。それより、今日はどうする?」


 何だろう。ロズ、凄く暗い表情したんだけど……。

 クレアちゃんを家に連れ帰った次の日。例のベンチに集合するなり、ロズはクレアちゃんの事を聞いて来た。

 特に問題はないと思うのだけれど。何がそんなに心配なんだろう。


「ヴァレンティーヌさんに会いに行く?」

「! ふぅん? 確かに、今日はコンディション良さそうだねぇ」

「ロズこそ。その気だったんでしょ?」

「ふふっ! じゃ、行きますか」


 ロズは素早くベンチから立ち上がると、ポニーテールを揺らし、ローブの裾を翻しながらくるりと此方を向く。

 差し出された手を取る。力強く引かれ、立ち上がると、パッと手を離された。

 本当は、手をつないだまま歩きたいのだけれど。ロズが離すのなら、仕方がないか。






「あら、よく来たわね。ふふ……。今日は、なんとなくそんな気がしていたのよ」

「という事は……」

「準備はバッチリよ」


 ヴァレンティーヌさんもか。これが戦士の勘ってことなのだろう。

 三人で広い庭を歩く。この先に、戦闘場があるらしい。ロズの家といい、家に戦闘場ってどう言う事だ。なんだかこれが普通なのだと錯覚してしまいそうになる。


「でもねぇ、二人と戦うのは少し辛いかもしれない。今日は一人だけ。もう一人はコンツェッタに任せようと思うのだけれど?」

「それでもいいですよ。幾らヴァレンティーヌさんでも、本気で二回は大変でしょうし」

 ロズが笑顔でそう言うと、ヴァレンティーヌさんは嬉しそうに微笑む。

「なら良かった。じゃあ、どちらが?」

「私、コンツェッタと戦うよ」

「え?」


 ロズは戦いが好きだ。強ければ強いほど燃える。

 そんな彼女が、自らヴァレンティーヌさんを譲ってくれるなんて。


「私じゃ少し難しいみたい。フランの方が強いしね。それに」

 なるほど。そういう事か。

「フランが戦った後なら、私は有利だ」


 もう……。ロズって結構ずるいんだから。まあ、別にいいんだけどね。

 それに、今回はそううまくいかないと思う。ヴァレンティーヌさんが一通りの戦い方しかしないとは思えない。まあ、それでも癖なんかは分かるかもしれないけれど。

 それに、ロズの戦い方だってわかるわけだが。まあ、彼女にその心配はいらないのか。


「では、私がヴァレンティーヌさんのお相手します」

「そうね。じゃあ、コンツェッタ」

「はい、此処に」

「先にお相手なさい」


 コンツェッタさんはニヤリと微笑み、両手を前に出す。

 すると、紫色の光が集まる。何か柄ある物の形のようだ。光の量が増えると、その形は鮮明になる。なるほど、彼女の武器がわかった。そうして、光が弾けると。

 手の中に大きな斧が出現した。

 禍々しい紫色の刃を持つ斧だ。一番上に髑髏のオブジェが付いている。


「へぇ、斧ねぇ。じゃ、私も」


 ロズは両手を胸の前でクロスさせる。

 すると、一瞬鋭く光り、手には爪が装着される。赤色の、綺麗な爪。ロズが、最近一番気に入っているもの。

 ロズは結構飽きっぽいから。色々な武器に手を出す。まあ、短期間で専攻している人を越えてしまうのだし、飽きてしまうのも無理ないか。

 ともかく、そんな彼女の今のブームは爪。始めてからそう経っていないが、それでも相当のものだ。


「合図は要らないな?」

「もちろん。私達は、いつもそうして来たから、ねっ!」


 軽い足取りでロズが動き始める。

 彼女の身体能力を考えれば、爪は良く合う武器だ。

 一瞬で間合いを詰め、攻撃範囲へ。


「残念、そう簡単には無理だぞ?」

 ロズの爪を斧で受け止めたコンツェッタが微笑む。

「んー? 今のは試し撃ちだけど?」

「なるほど? まっ、せいぜい楽しませてくれよ!」


 ロズは地面を蹴り、後ろに大きく跳ぶ。ローズが翻って中が……。本人は気にしてないみたい。

 着地する時、一瞬の隙が出来たとみた様だ。コンツェッタが攻める。

 大きな翼で素早く近寄り、斧を振る。


「こんな小さな爪じゃ、受け止められないとでも思ってた?」

 両手をクロスさせ、大きな斧を受け止めた。

「いいや? 試し撃ちさ」

「ふーん……。真似されるのは、好きじゃない」


 冷たい瞳でコンツェッタを睨み、右手を振る。

 それだけで大きな斧は後ろに大きく振られ、コンツェッタは少しよろける。重い武器の欠点か。

 しかし、そんなに甘くも無く。コンツェッタは一瞬のうちに足を地面から離していた。


「飛ぶのは厄介だねぇ。先に飛べなくしてあげようか?」

「生憎。そうさせる気はないね」

「あぁそぅ」


 これで楽しんでいるというのだから、本当にロズは不思議だ。

 敵が強ければ強いほど。ロズは表情を一切表に出さず、冷たい表情をする。

 私くらい一緒に居る人でなければ、楽しんでいるようにはとても思えないだろう。


「怪我しても、文句言わない?」

「其方も同じ覚悟というのであれば」

「わかった。じゃ、本気で行くから。熱よ集まれ。炎よ現れろ」


 炎が現れ、コンツェッタの翼を目指して飛んで行く。

 コンツェッタは小さく微笑み、全ての炎を斧で切り裂くようにする。と、炎は全て消えてしまう。

 ロズは一度眼を閉じ、開くと、右手を水平に上げる。


「投擲の剣」

「は? いまなんて」

「発射」


 ロズの周りから、大量の剣が飛び始めた。コンツェッタが目を見開く。


「え、ちょっと待て、なんだこれ?!」

「だから、投擲の剣。避けきれる?」


 なかなかこんな魔法を使ってくる人もいないもので。コンツェッタさんの瞳に動揺の色が浮かぶ。

 ロズは武器を使うことも多い。そのため、魔法で武器を作り出すことも多くなった。

 そんな中、完成したのがこの魔法。数多の剣が宙を飛びまわるという、なんとも不思議な魔法だ。

 なかなか避けにくい魔法なのだが、コンツェッタさんも、戦士だ。簡単に仕留められてしまう事はない。

 が、流石に、数が多すぎた。


「止まれ!」


 ロズが叫ぶと、ぴたり、と剣が静止した。コンツェッタさんの首筋に、一本の剣がぶつかろうとしているところで。

 ロズが右手を下げると、剣はバラバラと地面に落下していく。上手くコンツェッタさんを避けながら。


「私の勝ちで良いね?」

「ああ……。まさかこんな魔法を使うなんて。ちょっと油断したか」

「お疲れ、コンツェッタ。貴女は充分に頑張ったわよ?」

「お嬢、すみません、負けてしまいました」

「いいの。でも、次は手加減しない事。良いわね?」

「はい」


 まぁ、そうだろう。あれは、どう見たって本気じゃなかった。

 殺気が全く感じられなかったのだ。あれで本気で戦っている、と言われたら寧ろ驚くくらい。

 では、本気じゃなかったのは何故か。

 それは、ロズが本気を出させる前に仕留めてしまったから。


「言ったでしょ? 本気で行くって」

「準備が早いね。私はあんな急には本気になれない」

「私は『いつも』本気よ」


 ヒヤリと冷たい目を向ける。

 ロズは、基本的にいつでも何でも本気でやる。本気で遊ぶし、本気で仕事をする。

 そんな彼女には、準備なんて必要ない。


「なるほど、ねぇ……。次は勝つよ」

「さぁ、どうだか」


 ロズはニヤリと微笑み、私の元まで駆けてくる。

 本当に可愛らしい。こうやって私の所に戻って来てくれるのを見ると、私のものだと錯覚してしまいそうだ。


「? どうかしたの?」

「ううん……。あ、そうだ、水色。ちょっとはスカート、気をつけたら?」

「へっ?! え、あ、うん!」


 顔を真っ赤に染めて、俯きながらそう言う。

 何度言っても治らないのだから、きっとまたやるだろう。

 別に、本人が気にしていないならいいのかな、なんて思ったりもした。

 だけど、嫌なんだ。


 ロズの可愛い所、みんなに見せたくなんかないから。


「じゃあ、次は私ですね」

「えぇ……。貴女の実力、測らせて貰うわね」


 そう言って、ヴァレンティーヌさんが構えるのは黒い杖。先端は骸骨を模していて、口の中には赤い魔石がはめ込まれている。耳より高いあたりの位置に、蝙蝠によく似た羽が付いている。

 禍々しい杖だ。黒魔族である、彼女にぴったり。


 対して、私は。右手を横に伸ばすと、手の中に、純白の杖が現れる。一番上には深い青色の魔石。

 しっかりと握りしめ、胸の前で構える。

 ヴァレンティーヌさんの杖はとても長いが、私の杖は腕の長さほどの小さめサイズ。

 これくらいが軽くて使いやすいのだ。まあ、それは人それぞれ。


「では、いきましょうか」


 一拍の静寂の後。


 戦いが始まった。

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