ミツバチ型民主主義
ミツバチは、蜜を探すのも、新たな巣を探すのも
女王蜂は何もせず、その他大勢のミツバチたちが会議をして決める
このように、ミツバチは民主的に意思決定を行う
この「ミツバチの民主主義」を参考にすることで
民主主義を進化させることが能る
ミツバチは蜜を探す時
ある蜂が蜜を見つけると、その蜂が巣に帰り
そこで踊ることで蜜の場所を知らせる
ミツバチは新しい巣を探す時
巣を探す担当の蜂が複数おり
それらが候補地を見つけ、巣に戻る
そして、その場所を踊りによって教える
この時、巣の条件が善いほど、その踊りも永く激しいものとなる
そして他の蜂たちが、その巣を見に行き、同じくその踊りに加わる
また、他の適地を見つけた蜂が、そちらへ誘導しようと踊る
かくして、どこが次の巣にふさわしいか。互いに競争する
そして、より多くの支持者を得た方が、新しい巣に決まる
以上を参考に、三つつの制度を考案した
それが、ミツバチ型人事制度、ミツバチ型政策策定制度、ミツバチ型予算制度
【ミツバチ型人事制度】
各議員の内、ある人たちが「推薦人」となる
そして推薦された人を宣伝する
そして、別の推薦人によって推薦された人と競争する
(推薦される人は、外部の人に限定する)
それ以外の各議員は、いずれかの人に投票する
また、期限内であれば、何度でも投票し直せる
そして、八割の票を得た人が当選となる
また、期限内に決まらないばあい、獲得票数上位三名で最終投票を行う
【ミツバチ型政策策定制度】
ある議員が、ネット上の掲示板に、実行したい政策をあげる
それを見た他の議員たちが、その政策に賛成票をいれる
賛成票が八割を超えると、その政策が実行される
【ミツバチ型予算制度】
各議員は、一人千票もつ
そして、一票がある一定額の価値を持つ
その票を、各議案に投票する
また、期限内であれば何度でも投票し直せる
この時、他の人が何にいくら投票したか、全て公開とする
そして各議員は、各議案の提出、宣伝を行える
また、外部の人でも、議題の提出、宣伝を行える
以上のように、ミツバチを参考にした新たな政治制度を、ここに提案する