階層型民主制
公民=投票権を持つ国民
国民には、国政について判断する能力がない
そのため、国政に国民の意思を反映されないべき
ただし国民は、身近なことなら正しく判断できる
そのため、地方政治に国民の意思を反映させるべき
古代の民主国家において
政治は公民が直接投票することで行われた
これが直接民主制
そして国が大きくなることで、遠くに住む人の意思が反映されなくなった
そこで、代表を送り込んで政治を行わせるようになった
これが代表民主制
そして、現代
古代より更に国が大きくなったため
個個の政治家の善し悪しを判断できなくなった
かくして、政治家個人ではなく
その政治家がどの政党に所属するかで選ぶようになった
これが政党民主制
この政党民主制には大きな欠点がある。それは
・政治家同士が対立するため、政治が不安定になる
・野党の議員は政治に関われない。そのため人材のムダ使いとなる
・政治家を個人の資質で選べない。そのため無能が蔓延る
そこで、これに代わる新制度を考案した
それが「階層型民主制」
階層型民主制とは
国民が、市町村の議員を選び
市町村の議員が、県や州の議員を選び
県や州の議員が、国会議員を選ぶこと
かくすることで
・国政へ国民の意志が反映されるのを防げる
・地方政治へ国民の意思を反映させれる
・より優れた人物を選べる
・現在の政党政治を廃止できる
現代社会の大きな欠点。それは「世襲と金」
政治家は選挙が行われ、それにより世襲ができない
けど、企業家は会社の株を子孫に世襲できる
そして選挙に勝つには金が要る
金を持つのは企業家
こうして政治家は企業家に頭を下げて金を貰い、その言いなりとなる
この欠点を解消するには、二つの手がある
・企業家による株の世襲の禁止
・選挙回数の減少
選挙回数の減少には、五つの手がある
・政治家の任期延長
・階層型民主制による国民投票減少
・首長を議員が選ぶ
・法律の決定を全て政治家が行う
・立法権司法権統一による最高裁判官選挙の廃止