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社会改造の原理  作者: ZIN
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社会主義

社会=生物による組織体、家族の拡大したもの


【人間社会】

材料=家族

目的=生存と生活の向上

力動=規則と共感




共産主義の反対が私産主義

資本主義の反対が労働主義

社会主義の反対が個人主義


共産主義=財産共有を目的とする

私産主義=財産私有を目的とする


資本主義=資本多用労働節約で生産することを目的とする

労働主義=労働多用資本節約で生産することを目的とする


社会主義=社会の利益を目的とする

個人主義=個人の利益を目的とする


自由主義=私産主義


       国家主義

社会主義く

       世界主義


国家主義=国家の利益を目的とする

世界主義=世界の利益を目的とする


右翼=国家主義

左翼=世界主義


       君主主義

個人主義く

       民主主義


君主主義=君個人の利益を目的とする

民主主義=民個人の利益を目的とする




個人主義社会=社会が発達する。不安定で犯罪や戦争が多い

全体主義社会=安定的で犯罪や戦争が少ない。社会が停滞する


西洋は個人主義が発達

東洋は全体主義が発達


個人主義と全体主義。その両方が発達した社会こそ理想の社会


個人主義を発達させること、それが東洋の課題

全体主義を発達させること、それが西洋の課題




血縁社会=血縁によって成り立つ社会

契約社会=契約によって成り立つ社会


民族国家=血縁社会

多民族国家=契約社会


血縁社会の例

日本、ドイツ、イギリス


契約社会の例

古代ローマ、アメリカ


憲法とは何か?

昔のイギリス:作者=貴族 目的=君主の権力を制限する

アメリカ:作者=議員 目的=政府の権力を制限する

日本:作者=アメリカ政府 目的=政府の権力を制限する


アメリカで憲法が廃止されれば、国が混乱する


現在のイギリスには憲法がない。そして何の問題もない


契約社会に憲法は必要

血縁社会に憲法は不要


ユダヤ人は血縁と契約、両方によって繋がっとる。それゆえ、強固




支配権=所有権+管理権+使用権

国有、民有、国営、民営

国有国営、民有民営、国有民営、民有国営




会社=商社+工社+金社+懇社

商社=売買を本業とする会社

工社=物作りを本業とする会社

金社=金融を本業とする会社。銀行

懇社=サービスを本業とする会社


社会=家族の組織体

家族=個人の組織体、社会の細胞

個人=家族の細胞


癌細胞=私益を目的とする細胞

正常細胞=公益を目的とする細胞




国貨=国の発行する通貨


国=国土、国民、国法、国教、国史、国字、国語、国貨


国も生物と同じように進化する

原始的な国にとって「国」とは国土のこと

その国の進化に連れて、その他の要素も加わる






国体=国家体制

政体=政治体制=君主制、貴族性、民主制など


日本の国体は天皇制で不変。政体は変化を習した。以下例

まず、古代は天皇専制

その後、貴族制へ移行

その後、幕府支配体制へ移行

その後、明治維新が起こり、薩長藩閥体制へ移行

その後、議会開設し、民主制へ移行

その後、敗戦し、米軍支配体制へ移行






君主制が進化したのが貴族制

貴族制が進化したのが民主制


君主制が進化したのが君主官僚制

貴族性が進化したのが貴族官僚制

民主制が進化したのが民主官僚制


君主官僚制が進化したのが貴族官僚制

貴族官僚制が進化したのが民主官僚制



民主制の進化

直接民主制→間接民主制→政党民主制→階層型民主制


公民=投票権を持つ国民


直接民主制=公民が投票により直接政治を行う

代表民主制=公民に選ばれた代表者が政治を行う

政党民主制=公民が人柄ではなく政党によりて代表者を選ぶ

階層型民主制=公民に選ばれた議会の代表者が、更に上位の議会の代表者を選ぶ




拡大を目指す国、会社、私益のみ追求する個人は社会の癌細胞



主権者=所有者

国民は国の一部。主権者ではない

日本の主権者は天皇






陸の国=独占を好む。国内に強圧的、国外に融和的

海の国=共有を好む。国内に融和的。国外に強圧的


日本=西が海の国 東が陸の国

アメリカ=北が海の国 南が陸の国

中国=北が陸の国 南が海の国

朝鮮半島=北が陸の国 南が海の国




共産主義

「労働価値説」これは

当時のイギリスにおいては正しかった

なぜなら、当時は需要に比べて、生産が圧倒的に少なかった

そのため、作ればすぐ売れた

このような時代においては、物の価値は労働による、は正しい

だが後に生産が需要を超える程になると、ここの「需要との均衡」が重要となる




共産主義にも正しい点がある

それは「資本は略奪の蓄積である」

農業においては、努力と収穫は比例する

よって、作った人がその利益を得ることは正しい

が、工場における生産は、規模と比例する。努力とは比例しない

なのに工場主は、そこから得た利益を独占した

これは社会からの略奪に等しい

工場は社会の共有財産たるべきもの

工場が生み出した利益は、社会によって分配されるべき




ソ連は会社や工場を国の所有物とした

それにより、ある程度工業化に成功した

だがその後、失敗した。なぜか?

それは、責任と権限の不一致のため

本来、一番損をする人が責任者となるべき

だがソ連では、官僚が生産計画を立て、その目標額を各工場に指令した

工場はそれを達成するため、質の低いものを量産した

また、不況で需要が減っとる時でも増産を続けた

そうして失敗しても、誰も責任をとらなかった


現在、会社や工場は株主の私有財産として扱われとる

そのため、株主が利益を独占し

それによって、社員は薄給に喘ぎ、失業に怯え、消費者は高額の製品を買わされる


会社や工場は、国有化するのは間違い

また、外部の株主により私有化するのも間違い

社員を株主とし、社員の共有財産とすべき

これにより、国による不合理な指令を排除できる

また、外部の株主による短期的な利益に基づく要求も排除できる

そして、社長の権限を制限でき、社長が私腹を肥やすのも防げる




ソ連は集団農場を作り、そこに人人を押し込んだ

そして人人は大量に飢死した




現代日本では、林業が衰退しとる

その原因は、山地が私有されとるけん

そのため、ある土地の木を伐採するにも、持ち主の許可が必要で、手間日間かかる

そのせいで採算がとれない


手間のかからない植物を育てるばあい、土地を共有化しても問題ない




所有制度を次のように改革する

山、川、道路などは社会の共有財産とする

会社は社員の共有財産とする

家や畑は各家族の私有財産とする




アメリカは個人の私有財産を絶対視した

これにより

①社会の共有財産を食い物にした

②私有財産を持たない貧民たちが阻害され、更に貧しくなった

③私有財産を持つ富者が更に豊かになった


共産主義社会は、全ての財産の共有化を目指した

これにより

①土地の国有化による大量餓死

②会社の国有化による不合理経営



私有財産を絶対視すること、共有財産を絶対視すること、どちらも間違い

そうではなく、中庸を目指すべき

即ち、私有財産は尊重すべき。ただし制限つきで


また、国有化などによる政府や官僚の権限拡大も防ぐべき

そのため、会社は社員による共有とする


社会改革の三大原則

・土地所有限度

・会社拡大限度

・私有財産限度




所有権と管理権


会社においては

所有者=株主

管理者=社長


農業においては

所有者=地主

管理者=小作


このように所有権と管理権が分離すると、それは必ず腐敗する

なぜなら

①所有者が実情を知らず、不適切な指示を出す

②管理者が責任感を持てない。そのため業務が雑になる




所有権と使用権の分離


投資銀行においては

所有者=預金者

使用者=銀行員


政治においては

所有者=国民

使用者=官僚


投資銀行の場合、失敗しても損をしない。成功すれば大きな報酬を得る

そのため利益を求め、人の金で博打を打つ

政治の場合、官僚がその権限欲を満たすため、税金を使用する





貧富の格差の拡大の原因

それは「資本家の団結」と「労働者の分断」

資本家は、その財産を守るとゆう一点で利害が一致し易い


資本家は、その地位を守るため、労働者の分断を謀った


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