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浄化の渦

作者: 南郷 進
掲載日:2019/10/22

積み上げられた怠惰の証。

近づいて見るほど、溜め息は増えていく。

手助けの当てはない。

全てを押し流す豪雨を思い出し、模倣の愚策に落としこむ。

無駄と知る限界に煽られて、いよいよ重い腰が唸りを上げる。

全てを笑い飛ばす豪傑を思い出し、模倣の愚作を練り上げる。

こびりついた欲望の食い残しは、目に余る遊戯。

助けを求めても二つ返事は返ってこない。

覚悟の決め方は知っている。

全てを忘れ去る豪遊を思い描き、模倣の愚痴を掃き捨てる。

増殖する浄化の渦を手に纏い、粘液のような欲望の飲み残しを巻き上げろ。

戦くほどの絢爛を背に、魅せる笑顔は有頂天。

全てを消し去る術を手にしたら、今夜は狂喜のシルエット。

引き止める声はない。

辱しめられた怠惰の痕跡は、荒い吐息が捩じ伏せて逆立ちする竜巻がとどめを刺す。

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