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弱きより起つ  作者: 天野大地
第一話 旅の始まり
13/48

13― 襲撃

 今晩は!金曜日が

終わりそうな所の夜中です!

 さて今日は!

本を一冊買ったのですよねー!

 近所の一番買っている店が

品揃えが一寸…だったから!

他のお店でね!

 源《げん》が促《うなが》し。 マサラは師匠《ししょう》、ガードンの寝室《しんしつ》へと行った。

が、マサラがガードンの部屋に入ってからしばし、源も入室《にゅうしつ》してきた。

「今日会(あ)ったばかりの者《もの》が個人《こじん》の部屋に踏《ふ》み居《い》るのは

無礼《ぶれい》だとは承知《しょうち》しています。 が、緊急事態《きんきゅうじたい》です。

 直《ただ》ちに此《こ》の家屋《かおく》を捨《す》てる事を意識した準備《じゅんび》をして下《くだ》さい」

「え……? ゲン? 何を言っているの……?」

 源に無条件《むじょうけん》の親《した》しみを感じているマサラも戸惑《とまど》いの言葉《ことば》を返《かえ》す。

「理解《りかい》出来《でき》ない言葉を使っている気は無いけれど」

 源の返しにガードンは険《けわ》しい顔をする。

「お分《わ》かり頂《いただ》けないのですかな?

 突然《とつぜん》何という内容《ないよう》の事を言い出すのか、と思っている事が!」

「其《そ》れだけの緊急の用件《ようけん》だ、とご理解《りかい》頂けますか」

 源は言葉の調子《ちょうし》は淡々(たんたん)としている。

 一方《いっぽう》、ガードンは最早《もはや》感情《かんじょう》を抑《おさ》え切《き》れなく成《な》ってきている。

「其の割《わり》には随分《ずいぶん》落《お》ち着《つ》いた様子《ようす》ですな?」

「生き残りを懸《か》けた状況《じょうきょう》では感情を波立《なみだ》たせるべきではありません。

 玄人《くろうと》の素人《しろうと》との違《ちが》いは、思《おも》い通《どお》りの成果《せいか》が出せるか否《いな》かに有る。

 其うは思いませんか」

「ぬうっ……!」

 ガードンは口を噤《つぐ》んでしまうが、代《か》わりにマサラが口を開《ひら》く。

「ご免《めん》、分からないんだけど!

何で家を捨てるって話になったの?!」

 源は一拍《いっぱく》置《お》いてから答《こた》える。

「敵が来る」

 口調《くちょう》は飽《あ》くまで淡々としているので

何の気なしに聴《き》いていたら聞き流してしまいそうだが。

「其れも。 取《と》り敢《あ》えず此処《ここ》に居《い》る者を皆殺《みなごろ》しにしてから

盗《と》れるだけのものを盗っていこうという質《たち》の悪い敵が、ね」

「な………何で? 何で何でなの?!」

 マサラは恐怖《きょうふ》に顔が強張《こわば》ってゆく。

「君《きみ》、以前《いぜん》悪童達《ギャングキッズ》に何やら高価《こうか》な品《しな》を盗られたんだよね」

「う、うん」

「其して。 連中《れんちゅう》は安《やす》く買《か》い叩《たた》かれた、と言っていたね」

「うん」

「其れが。 手段《しゅだん》を選《えら》ばない誰かの手に。 渡《わた》ってしまったのだね」

「ええ?! 誰?!」

「其れは分かる訳《わけ》が無い。 けど財力《ざいりょく》は有る誰か、というのは確実《かくじつ》だね」

「待つのだゲン!」

 再《ふたた》びガードンが口を開く。

「何故其処《なぜそこ》迄《まで》見てきた様《よう》な言い方が出来るのだ?!

 当てずっぽうなのか? 其れとも……」

 ガードンの目には明《あき》らかな疑惑《ぎわく》の念《ねん》が籠《こも》っているが。

 源は何処《どこ》迄も淡々と。

「……此の辺《あた》りの戦士《せんし》でも割と言うと思いますが」

「な……何だ?!」

「勘《かん》に従《したが》って反射的《はんしゃてき》に動き、命拾《いのちびろ》いした、とか何とか」

「むっ……確かに聞いた覚《おぼ》えは有るが! ゲンは歴戦《れきせん》の戦士だとでも?!」

「まあまあ。 結論《けつろん》は急《いそ》がないで下《くだ》さい。

 其れから、野生《やせい》の生き物がまるで予知《よち》でもしたかの様《よう》に

災害《さいがい》や事故《じこ》から逃げる、とか。

 沈《しず》む船《ふね》からは鼠《ネズミ》が逃げ出すだとか」

「むう! 確かに言うが……!」

「結論から言いますと。 野生生物だろうが歴戦の戦士だろうが。

 予知、詰《つ》まり未《ま》だ起《お》こっていない事が分かる訳は有《あ》り得《え》ません。

今現在《いまげんざい》感じ取れる事から予測《よそく》して、

何かは分からないけど危《あぶ》なそうだから逃げる、というのが正確《せいかく》な所《ところ》です」

「むっ! 成《な》る程《ほど》……! 頷《うなず》けなくはない……!」

「其して、何処で何を感じ取っているか、と言えば。

 皮膚《ひふ》感覚《かんかく》ですね。 五感《ごかん》と呼ばれる感覚の一つ」

「……ふむ?」

「一般では勘違《かんちが》いされていますが。 触覚《しょっかく》、と思われている所。

触覚は皮膚感覚の一部に過《す》ぎません。 其の他《ほか》、温度《おんど》感覚。

温度は少し離《はな》れていても感じられますね。

 もう一つ。 一般には認識《にんしき》されていない感覚が。

時《とき》に第六感等《だいろっかんなど》と呼ばれて別個《べっこ》にされる、しかし実《じつ》は皮膚感覚の一部である感覚。

電気《でんき》感覚ですね」

「電気……だと?!」

「ええ。 一番分かり易《やす》いのは雷《かみなり》ですが。

光《ひかり》も雷鳴《らいめい》…音《おと》も電気の本質《ほんしつ》ではなく。 

 電磁力《でんじりょく》、と呼ばれる四つの物理《ぶつり》力の一つにして、

波動《はどう》とも素粒子《そりゅうし》とも特定《とくてい》出来ない何か、ですね」

「なっ……!! ゲンよ…!

一体《いったい》どんな知識《ちしき》を、どれだけ持っているというのだ?!!」

「其れは今話す事ではありません。

問題の電気ですが、生き物の体内《たいない》にも流れていて、体外《たいがい》にも影響《えいきょう》します。

其して、動きが有ればどんなにそっとだろうと電気が発生します。

 なので。

どんなにこっそりしようとも、電気を感じ取れる者を誤魔化《ごまか》す事は出来ない。

 其ういう事です。 納得《なっとく》頂けましたか」

「む……むう………!

其れでこっそりと此方《こちら》に向かっている敵を感じ取った……と?」

「其うですね。 其して。

 此の家を囲《かこ》もうと準備していますね」

「準備?!」

「我々(われわれ)を逃がさない様に。 其れから炙《あぶ》り出《だ》す様に」

「炙り出すだとっっ?!!」

「ええ。 包囲完了《ほういかんりょう》すれば始まりますね」

「なっなっっ……何っ!!」

「落ち着いて下さい。 納得して頂く迄も計算に入っています。

 納得無しに連れ出そうとしても聞いてくれないでしょう」

「ゲン……!ゲン!! 本当なの?! あたし……恐《こわ》い……!」

 マサラはもう泣《な》きそうだった。 が、源は未《いま》だ淡々と言う。

「今日僕(ぼく)と出会ったのだから。 間《ま》に合《あ》ったって事だよ。

 用心棒《ようじんぼう》早《はや》見《み》源《げん》。 推《お》して参《まい》るよ」

 買った本と言いますのは。

えむえむおーあーるぴーじーの

お話ですか。

 もう一分野に成っていますね!

ゲームの、しかも

ばーちゃるりありてぃってのが!

 えーと? 実在はしないよね?

しかもだめーじを受けると痛いとかいう

設定だと本文にも…題名にも!

有りますね!

 他の作り話では

ゲームで痛かったら問題だろー!と

書いて有ったのも有りましたが。

 うん。ゲームで痛かったら

問題だろうな!

 けどアニメ化!とか言っている

作品なんですねえ。

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