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ある男子中学生の末路  作者: んじうゅり
1/3

1時間前

 人生は憂鬱だ。


 今年で中2の年齢に成る僕だけど、幸せなんか何もない。


 親も居ない、家族も居ない。


 勿論友達も居ない。

 

 引き取ってくれた人も積極的にコミュニケーションはとってこない。


 ただ1つだけ願うなら。


 ……弟か、妹に会いたかった。

 

 そんな事を思いながら、僕はゆっくりと目の前まで迫ったトラックにぶつかった。


 元々体は小さい方なので生きてはいないだろうと結論付け、勢いに身を任せ意識が消えるのを待つ。


『しょうがねぇな。その願い、叶えてやんよ!』


 その言葉に反応するように意識は速やかに覚醒していった。


「えっと、君は、いや、あの、貴方は、誰で、すか?」

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