自キャラについて(ただの思い出話)
久々に「安奈if」の管理画面見たら驚いた。評価数が増えてた。最後に管理画面を見たのはいつか覚えてないんだけど、その時は100以下だったと思う。
安奈ifねー……これ実は前のアカウントの時に、前作「安奈」にファンがついて、続編希望の通知があり、嬉しくなって書いたものなんだよ。しかも同性愛をご希望のようで、安奈と彩子をカップリングした。アレはナガスの性癖じゃないズラ。
だけど安奈ifの中で、前々から書きたかった話が書けたのは嬉しい限りだね。それは「千香」というキャラのお話なんどけどさ、お兄さんとの確執によるトラブルを描いたもの。
実はこれ、ほぼ実話。大学時代に知り合った女性がマジのガチに体験した話を、ちょっと脚色して書かせて頂きました。いやー壮絶。本当にそんな事あるんか? と疑ったけど、ナガスの知らない世界なんてきっと、腐るほど有るのだろうなと思ったよ。
彼女はナガスが作り出したキャラの中で一番好き。独特な性格と価値観を持っており、描いていて楽しかった。ホントは彼女自身を主人公にした作品を書きたかったけど、安奈ifの世界に色と奥行きを付けるために登場させました。
千香の話はエロ描写控えめだから、苦手な人も読めると思うけど、前提となる話が長いし、安奈と彩子のエロ描写が作者自身もウザいと感じるくらいシツコイし話自体が長いので、オススメは出来ないというジレンマ。だけど「生きていくという事」を描いた群像劇人間ドラマだと思っているので、出来れば読んでほしいかなと思う。
ただし第九章は読まなくていい。というか読むな恥ずかしいから。
追伸。
現代ハンター複音書の修正、一応やりました。二日かかりました。疲れた。
さらに追伸。
ナガスは登場キャラを馬鹿に描けない。噛ませや悪人にも必ず意思があり、そこに至るまでの経緯、バックボーンというものがあると考えてしまい、人間像を構築してしまう。だから馬鹿を描ける人が羨ましいとさえ思ってる。
これはアオリとかではなく、マジで。無能な王とか、目的のない悪役、ヒャッハーな世紀末野郎とか、ナガスには無理。そんなもの書かなくても読者は違和感なく読めるのだろうけど、ナガスは現実世界の犯罪者ですら、犯行に至った動機が最も知りたい事だったりする。報道ではそこまで描写されないでしょ? すっげーモヤモヤしてる。