終電と由来
ホントついさっきの事なんだけど、終電乗ってたら夏休みに入ったのであろう男子大学生二人組がコンパの感想を言い合ってた。なかなかアレな内容で気になって聞き耳立ててしまったよ。
「連絡先交換したかったなー」「あの子お持ち帰り出来なかったなー」という話はまだいいんどけど、お持ち帰り出来なかった理由を女性側のせいにするのはどうなんだ? それは君の魅力が足りなかったか、下卑な思想を見抜かれたからじゃないのか? お節介オブスさん(ホントはもっと酷い言い方してたけど、ここでは書きたくない)のせいではないぞ。君の問題だ。下心を持つなとは言わないから、悟らせるな。褒めちぎるのもバレバレらしいぞ。それに、君らはまだ若い。次がある。刹那的になるな。愚痴はいいけど、容姿に対する悪口は時代錯誤らしいからやめとけ。
普通でいけ普通で。いつもどーり。ナガスはすっげー普通にしてたら、友達の彼女から「連絡先交換して」とか言われて超焦った記憶あるよ。当時彼女いたし断ったよバカヤローチクショーが。そのあと友達と遊ぶとき付いてくるようになるし、気不味かったぞ。どういうつもりなのあれは。メチャクチャ気軽に話しかけてくるし。ナガスには無い感情だからマジわからん。
と、いう事を思い出したよ。あまずっぺぇなぁ。もう味わえないんだろうな。若い君らは色々な事を経験して、でっかい器量を持った大人になれよ。
でもホント、悪口はやめようね。それマジで悪い癖だから。悪い言葉を考えなければ悪口なんて思い浮かばないから。悪い事に侵食されて、それが当たり前になっちゃうぞ。だからそのオブスさんは「好みではない」と表現しなさい。いいですね?
蒸し暑いし喉痛いし具合悪いから、腹いせに意味もなくキャラクター名の由来でも書いていこうかな。
そもそもナガスは難しい名前にする風潮がわけわからんと思っているので、出来るだけシンブルで覚えやすいような名付けを心掛けている。名前が固有名詞なのだとしたら、他の名詞とゴッチャになる恐れがあるので、作中は人名をカタカナ表記にしたりしてる。小さな心遣いのつもり。
まずは十数年前に書いた処女作「安奈」から今でも登場している長谷川啓二。長谷川はリアル友人から。啓二の名前は啓示から来てる。そんだけ。
安奈つながりで、安奈の由来。甲斐バンドって知ってるかな? ナガスの親世代よりさらに上の人達が聞いてたようなバンドなんだけど、彼らの歌に「安奈」という曲があって、その歌の中で主人公が「安奈」を追って北へと向かっているんだよ。「安奈」の舞台は北海道なので、丁度いいやって感じで「安奈」を貰いました。
松本瑛太は、松本はダウンタウンのまっちゃんから。瑛太は俳優の瑛太さんから。十数年前、安奈書いてた当時はお二人共大活躍で好きだったのです。特に松本人志さんは書籍ラッシュで、全部買ってた。引っ越しを期に手放したけど、彼の考え方は好きだったんだよ。今? 今の話は、別にいいじゃん。
岩本彩子。岩本はナガスが高校生時代にどハマリした「絶望の世界」というネット小説の主人公(と、その妹)の姓である「岩本」から貰いました。彩子は「あやこ」と読むのが一般的かと思うけど「サイコ」と読みます。というか読んでほしい。理由は察して頂ければと存じます。
えー……安奈ifと、○○しい人間賛歌から、坂口佳代。坂口は、初カノから貰いました。佳代はゴーイングステディというパンクロックバンドの曲から拝借。この曲を聴いてたらさ、昔の彼女を思い出してさ、付けちゃったよね……すっげーいい子だったなぁー。んで、つい優遇しちゃうよね。女神みたいに描いちゃう。あと「かよ」って響き、古臭いくせに可愛くない? 同様の理由で「さえ」というキャラクターもいる。古臭いのに可愛い。
前田千香。前田は友人から。千香も友人から。それぞれ別の人から貰ってる。ちなみに前田は男から、千香は字が違うけど大学時代の女性の友人から。由来としてはそんなもんたけど、キャラとしては一位か二位に好き。
宮田エイコ。宮田はなんとなく。たぶん宮司とかから取ったのかな。エイコは容疑者A子っていう報道から。罪ある存在として描きたかったし、エイコは覚えやすいしね。
工藤智則。これはもう、まるまんま前の会社の先輩の本名。麻雀の師匠的な存在で、血液の半分はコーヒーで出来てると自称するほどコーヒー好き。とはいえナガスの血液は2/3がコーヒーで出来てるけどね! その人はジョージアのエメマンばっかりだったけど、ナガスはブラックならこだわり無く飲む。作中でいいポジションにしたのは、ナガスは彼が大好きなのです。元気かなーと、今でも思う。
ローラは「Dの食卓」というゲームの主人公から。最初は今とは違った設定だったんだよ。魔女で不死者なのは変わらないけど、Dの食卓の主人公が吸血鬼だった事から着想を得て、ナガスの作品では命を食べる存在だった。今はその部分を変えて、メシアの嫁になってる。ちなみにナガス作品では珍しく処女。
処女つながりで、なつめ。これはねー……安奈書き終わってすぐに書いた作品のキャラで、古すぎてよく覚えてないんだよね。四季に関連する名前をつけたいシリーズの一人目だったんだけど、なんで「なつめ」だったんだっけ。忘れたわぁ。書いたの古すぎて、なつめが登場する「魔女」の話に携帯電話が出てくるんだけど、パカパカのガラケーだったからね。ついこの間に書き直してスマホにしたよ。
同様に春香、秋月もよく覚えてない。キャラとしてはエイコとか佳代より、よっぽど古いんだよ。無理やー。
だけどユキはよく覚えてる。正也にとっての希望だったからね。希望が有るって意味で有希。
んで、篠原正也。篠原は柔道の選手から。響きがいいよね、シノハラ。正也は、ナガスの本名に関係してるよ。考えるの面倒だったんだと思う。
まぁー……こんなもんかな。特に内容が無い話だったけど、なんとなく書いておこうかなと思ったので書いてみました。おそまつ。