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癒しの村 プロローグ  作者: yuriko
14/33

14.働き始める

 翌日、目が覚めると、隣の布団は片付けられており、アキヲはいなかった。


 畑の作業を見学に行ったのかもしれない、と私は考え、着替えをして、囲炉裏部屋で、ナミの母親が用意してくれた朝ご飯を食べた。


 今日は、ご飯にほうれん草の和え物、味噌汁と卵焼きだった。

 食事を終えると、8時を過ぎていた。支度をして、宿から出た。


「今日からお仕事ですね。頑張ってくださいね」


 ナミの母親は、玄関まで来て、送り出してくれる。


「はい、頑張ります。アキヲは、どこに行ったのかわかりますか?」


 私は、疑問に思っていたことを聞いた。


「アキヲさんは、朝早く、朝ご飯も食べずにふらっと出かけられました。どこに行ったのかわかりません」


 ナミの母は、眉を下げ、困った様子で言った。


 私は、それ以上は聞かずに、頭を下げて、その場を離れた。


 アキヲは、何かを探っているのか、それとも畑に行ったのか、わからなかった。


 草原までの道は、歩いて30分ほどだった。風が心地よく吹き、草花を揺らしている。


 癒しの村に来て、何日が経ったのだろう。時間の感覚が鈍くなっている。自然の風景が心に滲みる。


 昨日は、酒を飲まなくて済んだのも、この草原の風景の影響ではないか。私は、ふとそんなふうに考えてみる。


 草原の家に着くと、ミサトがエプロン姿で迎えてくれた。


「初勤務ね!待ってたわよ」


 ミサトはにっこり笑い、歓迎してくれる。


「リサさんね、ミサトから話を聞いてるわ。私は、アイリ。今日から、よろしくね」


 ミサトの後ろから、ひょこっと顔を出したアイリは、150センチメートル位だろうか。背が低く、ショートカットはパーマがかかったように、ふわふわと巻かれていた。


「よろしくお願いします!何もかもが始めてで、いろいろ教えてください」


 私は、緊張してぎこちなく挨拶する。


「敬語はやめやめ!リサで良いわよね?私のことは、アイリって呼んでね」


 アイリは手を振って、私の手を握る。


「うん、アイリ、よろしくね」


 私は、アイリに手を握られて、ドキっと胸が高鳴る。石鹸の香りが鼻についた。


「さあ、これから、オムツをみて、浣腸をかけましょう。あと、お風呂に入って、それから昼ご飯!忙しいわよ」


 アイリは、ガッツポーズをして、患者さんのいる部屋に行ってしまう。


「浣腸かけるの?」


「そう、かけないと便秘が続いてしまうの。挿れ方、教えるわ。一つずつ、覚えていってね」


 ミサトは、私の背をおして、部屋へと促していく。


 私は、ミサトに押されるまま、ケイジさんのベッドまで行く。


「エプロンしてね、そこにかかっているから」


 ミサトの視線を追うと、壁にかけられたエプロンが何枚かあった。


 私は、青色のエプロンを選んでつける。


「何したらいい?」


「ケイジさんの浣腸を挿れるから、横向きにするの手伝って」


 私は頷き、ケイジさんを横向きにして、体を支えた。


「あうー!あうー」


 ケイジさんは、長いベロを出して、嬉しそうに私を見て発する。


 ミサトは、ケイジさんのズボンを下ろし、オムツをはずすと、浣腸の蓋を開けて肛門に挿れた。


 ミサトは慣れた手付きで、またオムツをしてから、仰臥位にさせて、掛け物をかけた。


 私は、ミサトの言われるままに、ケイジさんの体の向きを動かすのを手伝う。


 アイリは、リョウさんとあかねちゃんの浣腸を手早く挿れている。


 私とミサトは、ケイコさんとミクちゃんの浣腸を次々と挿れた。


「明日は、リサに挿れてもらうわね」


 ミサトは、ハンカチで汗を拭きながら言った。全介助なので、けっこうな力仕事だった。


「うん、わかった」


 私も汗を拭きながら、返事をする。


感想よろしくお願いします(><)

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