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ベリルの瞳   作者: 斎田なおみ
18/21

悪戯なキス

お題はこちらからお借りしました

https://shindanmaker.com/831289


いつもは入らない狭い路地を探検。車が来て危なかったから肩を抱き寄せると照れた様子だったので、誰もいないのをいいことに思いっきり路チュー。




「今日はこっちに行ってみよう」

冬の足音が聞こえるある日の週末、二人はまた町へと降りていた。たまたま会ったと言う体で歩いていた。

いつもは大通りを歩く二人であったが、今日はシャッカスの気紛れであまり歩いたことのない細い道を歩いていくのだった。

素敵な絵が飾られているギャラリーや、美味しそうなパン屋などが並んでいた。

二人はパンを食べ歩きしながら段々と細い道へと入っていく。

「意外と知らないお店がありますね」

フレデリクは笑顔でシャッカスの方を向くと、後ろから車のエンジン音が聞こえてきた。

シャッカスは慌ててフレデリクの肩を抱き寄せる。車はあっという間に走り去っていった。

しかし、シャッカスはその肩を離さずじっと抱き寄せたままだった。

そして、不意にフレデリクの唇に口付けを落とした。

フレデリクは顔を耳まで真っ赤にすると抗議の意味かシャッカスの背中を軽く叩いた。

時計で見れば一瞬の間であったが、フレデリクには長く感じたのだろう。慌てた様子であたりを見回す。

「人がいたらどうするんですか!」

「大丈夫だよ。周りに人は居ないの確認したから」

シャッカスは悪戯っぽくウインクをした。


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