最期の涙 ~次代に託す夢~
今回の登場人物。
斎藤道三…かつて松波庄五郎と名乗った油売り。美濃の頂点に立つ。
帰蝶…道三の正室の娘。義龍の腹違いの妹。道三に似た思考と美しさを兼ね備える。
斉藤義龍…深芳野の子。2メートルを超える巨漢で新九郎に酷く嫌われている。
織田信長…尾張当主織田信秀の嫡男。元服したばかりで「うつけ」と称される。
明智光秀…新九郎の正室の家の出、通称十兵衛。元服したばかりで新九郎に近侍する。
平手政秀…織田家筆頭家老。外交官として美濃にやってくる。
平手政秀は非常に柔和な笑みをたたえ、およそこの乱世の武士とは思えない柔和さである。新九郎でさえ毒気を抜かれそうに思えた。
「織田家の使者殿、頼芸殿は息災かな?」
「ええ、息災過ぎて土岐家の血筋の後援では割に合わんほどで」
「ふふ、正直だな」
政秀の主君、織田信秀は家の位が低い。頼芸がそれを見て、美濃攻略の暁には名門土岐家が信秀を支えるという条件を出したと白状したのだ。
「お優しそうな顔で、豪胆な方だ」
新九郎は平手政秀に良い印象を持った。
「こちらは頼みごとをする立場です。腹を割らねば話はまとまりませぬ」
「頼み事とは?」
「先日の戦の非礼を詫びると共に、是非織田家と同盟を結んでいただきたい」
勿論使者が来た時点で新九郎は政秀の用件が分かっていた。
そしてそれは政秀も――主の信秀もだろう。
新九郎も美濃の頂点になってから、喉から手が出るほど欲しかったのは同盟相手である。
内陸で四方を他国に囲まれる美濃は、いわば陸の孤島である。最も怖い数か国の侵攻を同時に受ければひとたまりもない。
だが同盟を得るには、その勢力にとって脅威と感じる武を示さねばならない。しかし国盗りの経緯上、こちらから積極的に他国を侵攻すれば、逆に孤立したまま敵は美濃と交戦状態に入り、それを見た別方向の他勢力も侵攻し、美濃が窮地に晒されることは言うまでもなかった。
「織田は近頃今川に苦戦していると聞くが」
この頃の尾張も、織田信秀は先日の美濃攻めの前に今川義元の宰相、太原雪斎の前に大敗し、先日の美濃での大敗で逆に新九郎に城を奪われ、戦局が芳しくなかった。
近年非常に勢力を伸ばしている近隣国は間違いなく今川の駿河である。尾張を潰せば次に今川が攻め込むのはまだ弱い美濃である――
今川を防ぐために、美濃と駿河の通り道である織田はいわば防波堤になり、織田は背後にいる美濃を気にせず対今川に専念できる。
両者にとって、利益はあるため願ってもない話であった。
「悪い話ではない。しかし、同盟となれば人質として婚姻を結ぶ必要がありますな」
「はい、斎藤様には姫がおられましたら、こちらは信秀様嫡男の信長様の正室にお迎えしたいと思っております」
「嫡男の正室か……大盤振る舞いだな」
この婚姻同盟は、確実に条件を見ても織田が格下である。
「……」
この時新九郎は、この五年で集めた他国の情報に首を傾げた。
尾張の織田信秀の嫡男――それは名君織田信秀の家臣を呆れさせる『うつけ』だとか。
「御使者殿、我らとしてもありがたい話だ。ですが急な話――こちらの姫も政略での結婚は覚悟しておろうが、まだ若い娘――突然の祝言に心の準備が出来ず、お見苦しいものを見せてしまうかも知れぬ。姫にこちらで話がしたいので、終わるまで待っていていただけないだろうか」
新九郎はそう言い、一度政秀を別室に通し遠ざけた。
「――十兵衛、帰蝶を呼んで来い」
「な、帰蝶様を織田にやるのですか!」
光秀は憤りの声を上げた。
「奴でなくてはならん――帰蝶は俺の自慢の娘だからな」
帰蝶姫は新九郎の正室の娘――義龍とは腹違いの妹に当たり。
新九郎の正室が明智家の人間であるため、光秀とは従兄妹の関係にあった。
だがあの信長の正室になるというのに正式な資料の少ない、非常に謎多き女性である。
「父上、何か御用ですか」
帰蝶は光秀に連れられ、稲葉山城の天守に足を運んだ。
その姿、まだあどけなく、蝶のように儚げな美しさを秘めている。
「この度織田と同盟を結ぶこととなった」
「そうですか――では、私に織田に嫁げと」
「ふ、流石俺の娘だ、一を聞いて十を知り、そして堂々としている」
帰蝶は非常に聡い娘であった。新九郎は帰蝶の才を非常に気に入っていた。もし生まれが男であれば、義龍ではなく帰蝶に家督を譲りたい、と考えているほどその才を愛していた。
「しかしいくらお前でも相手を知ればさすがにうろたえるか――お前の夫は『尾張のうつけ』だ」
「……」
だがそれを聞き、帰蝶は涼やかな笑みを浮かべているだけであった。
「お父様は、そのうつけから尾張を奪う気ですね。私には、その楔になれと」
「見事だ帰蝶。俺としてもお前のような娘をうつけにただやるのは勿体ないのでな」
そう言って新九郎は自分の懐に隠し持っていたものを帰蝶の前に出した。
「短刀……」
「お前は美しく、賢い。うつけの男など手玉に取り、俺の思うとおりに尾張を乗っ取ることもできるだろう。そして世継ぎになる子ができ次第、この業物の短刀で、うつけは殺せ」
これが当初の新九郎の策略であった。
聡明で自分の考えをよく理解している帰蝶を、いわば『埋伏の毒』として送り込み、織田を乗っ取り支配する……
「ふふ――随分物騒な嫁入り道具ね」
しかし、帰蝶の細い腕に白い肌は、まるで白刃を持つようには見えない。勿論帰蝶もこれまで人を殺めたことなどないというのに、この話を聞いても全く動じる素振りもない。
その表情は、この乱世に膿んでいるようにも見える――まだ年端もいかぬ少女とは思えない落ち着きであった。
「ですがお父様」
帰蝶は短刀を鞘から抜き、その白刃を前に向ける。
切っ先は、新九郎の喉仏を真っ直ぐ指していた。
「もし信長様が、噂通りのうつけでない場合――この短刀はお父様自身に向くことも覚悟してくださいね」
「はっはっは!」
その帰蝶の言葉に新九郎は大笑いした。
「やはりお前は面白い娘だ。そのお前がこの美濃を離れるのは惜しいが――お前の好きにするがいいわ! 俺もこの乱世に狂った身――最期を娘と狂うのも悪くはないわ!」
こうして尾張の嫡男、信長と帰蝶の縁談が成立した。
天文17年(1548年)――織田信長、十四歳の年である。
翌天文18年(1549年)――
この年の美濃は、しばらくなかった平和な時代を謳歌していた。
織田との同盟が決まった去年と時を同じくして、幾度も美濃に侵攻した越前の朝倉家――その当主である朝倉孝景が死去。
そしてまだ若い跡継ぎを支えるため、越前の柱石である一族最強の武将、朝倉宗滴が内政に専念したのである。
この時越前の家督を継いだのが、朝倉家最後の当主であり、後の浅井長政の盟友、朝倉義景である。
織田と朝倉という二つの面倒事が一気に片付き、新九郎も内政に専念できたのである。
しかし、平和になるとつい気が緩みがち――新九郎も人の子で、ことあるごとに去年嫁に出した帰蝶のことが気になるのであった。
聡い帰蝶のこと――信長が愚か者であればすぐにでも殺すと踏んでいたが、その様子はない。
度々帰蝶に文を送り、結婚生活や信長のことを聞いても、帰ってくる返事は一つだった。
『自分の目で確かめるといい』
そして、平和に膿んだ新九郎も遂に好奇心を抑えきれず、光秀を連れて信長との謁見を希望する。
会見場所に正徳寺を指定した新九郎は、光秀と二人物陰に潜み、信長の陣容をいち早く確認した。
その信長の護衛部隊は、当時の常識とはまるで違う型破りなものであった。
中でも目を引いたのは、当時一丁四百貫(現在の価値で約一億円に相当)する三百丁の火縄銃と、三間(約5メートル)もある長槍を揃えた槍の行列で、壮観な絵である。
中でもその中央で馬に乗る信長は着物を崩し、髷も結わずに酷く傾いた格好であった。
「な、何ともこれは。あんな長い槍や連射のできん鉄砲など、戦場で使えるのでしょうか? 虚仮脅しのつもりでしょうか」
横にいる光秀はその意味を理解できずにいたようだ。
「……」
しかし横にいる新九郎はその陣容に言葉を失った。
これからは鉄砲の時代が来ると踏んでいた自分と同じ考えを持った信長。
当時の戦術は弓兵が矢を射かけてから、傷ついた敵に槍兵が突撃、更に精鋭部隊が突撃しとどめというのが基本である。
だが相手と同じ間合いの槍は使いやすいが相手を間合いに入れてしまうため、同じ条件では有利にはなりにくい。長ければその分一方的な攻撃の他にも、騎馬の牽制もでき、相手は引くしかなく、背を向ければ精鋭部隊の攻撃の戦果は更に跳ね上がる。
信長の長槍隊は扱いやすさよりも強兵を生むための革新的な手法であった。
そして先回りし、正徳寺に先に参じた新九郎は、それから半刻後に参上した信長の姿にまた驚かされる。
先程の乱れた衣装とは打って変わり、髪を結い、上下衣服を平正に改め、爽やかな若武者の姿がそこにあった。
この会談は信長お付きの教育係、平手政秀などが主導で行い、この日信長が発した言葉は、自分の名乗りと信長の口癖として有名である「で、あるか」だけの短いものだったという。
だがその帰り道、新九郎は嘆息し、家臣に美濃の命運を話したという。
「帰蝶の奴――誠に信長に惚れおったようじゃ。これは俺の次の代で、俺の子は信長の前に馬をつなぐことになるであろうなぁ」
その後信長と新九郎の関係は終始良好に進む。新九郎は信長の支援もあり、土岐頼芸の才出兵を再び完膚なきまでに叩き、美濃を完全に平定。
そして天文23年(1554年)、新九郎は家督を義龍に譲って隠居し、出家、剃髪を経て斎藤道三を名乗る。
だが家督を譲っても、道三は子の義龍の才のなさを嫌っており、正室の子を偏愛していた。元々道三にとって義龍は自分が美濃を継ぐために土岐の肩書を得る利用価値のみを買っていたため、もう義龍は用済み同然であった。
そして義龍も以前よりの宣告通り、道三の廃嫡に常日頃怯えるようになり。
翌弘治元年(1555年)――遂に悲劇は起こる。
義龍が廃嫡を目論んだとして腹違いの弟を殺害し、道三に向け兵を送ったのである。
隠居後の道三の本拠、鷺山城――
「申し上げます! 義龍軍、兵を挙げこちらに向かっております!」
光秀の表情は風雲急を告げることを道三にも伝えた。
「申し上げます! 稲葉、氏家、安藤、義龍側に寝返り!」
「お兄様……」
深芳野は崩れ落ちる。妹の夫という関係があっても、一鉄は道三を裏切ったのである。
「一鉄――そんなに俺といるのが怖かったのか。それとも義龍に交渉の腕があったのか――自分に土岐の血が流れていると知ってから、大名を口説いておったようだな。俺に知られぬよう、隠密に……」
道三の国乗っ取りの経緯と土岐家の血を継ぐとされる義龍では、国内の印象が天地の差であった。義龍が二万の兵を集めたのに対し、隠居した道三の兵は二千にも満たなかったという。
「奴は俺を殺すために、暗愚のふりをしていたのか……ふふ、長井や斎藤を殺した時も俺は同じようにしていたが――俺も奴の野心を見誤ったか」
「殿……」
「深芳野、お別れだ。お前は一鉄のところへ行け。悪いようにはされまい」
「で、でも!」
「――俺はここまでだ。今まですまなかったな。お前のことも利用して」
「嫌です――あなたがそんなことを言うなんて」
「そうです! 尾張の帰蝶様と信長殿に援軍を要請すれば、道三様の用兵で戦局は……」
「もう間に合わぬよ」
道三は諦めるように笑った。
「十兵衛。尾張に使者を送れ。婿殿は天下を取る器――こんな老いぼれのために兵を無駄に失うな、俺は婿殿の天下に賭けた、その邪魔はしたくないと伝えろ」
「そんな――」
「そして十兵衛、その使者の手配が済んだなら、お前も美濃を落ち延びろ」
「な、何故です? 私もこうなれば道三様と討ち死にさせてくださいませ!」
「馬鹿者が! お前が死んだら俺の妻――お前の一族を誰が守るのだ!」
道三は光秀に一喝した。さすが歴戦の猛者である。若い光秀の気勢が止まった。
それを見て道三は小さく笑って、光秀の肩をポンと叩いた。
「十兵衛――これからは鉄砲の時代が来る。婿殿はその先駆となるだろう。今は泥をすすってでも生きろ。そしていつか、一族のことが落ち着いた時には婿殿の天下取り――俺の遺志を継ぐ者として手を貸してやってくれ」
「ど、道三様……」
側室の深芳野、そして光秀も道三の妻や明智家の者を引き連れいち早く城を脱出。
天守には侍女も小姓もおらず、道三一人が残される。
「ふ――これが俺の姿か。俺は美濃を取ったが、俺に心を許す者は結局、一人もいなかった。一鉄――お前の人の好さを俺は軽んじていたが――それに甘えていたのは俺の方だったのかもしれぬな。怖がらせてすまなかったな」
この時美濃の蝮と謳われた道三はようやく、あの松波庄五郎が連日美濃の市で秘技を披露していた頃の優しい目を取り戻していた。
そして、気付いていた。
毒があり、だれも近づかない蝮――だがそんな自分だからこそ、自分に近づいてくれるものを思っていたことを。
それが道三にとって、信長であったことに。
城を打って出た道三は義龍、稲葉三人衆の軍と長良川を挟んで対峙する。
道三軍二千に対し、義龍の集めた兵は二万――最初から勝負は見えていた。
道三の兵は士気も低く、元は美濃の民――離散者も後を絶たず、すぐに道三軍は壊滅。
旗本の決死の抵抗もあり、一日目の攻勢を凌いだ頃。
道三は長良川の河原沿いにある洞窟に体を潜めていた。
体に矢を食らい、もう老齢の道三は身動きもできなかった。
夜になると松明を持った義龍軍が山や川を歩いて道三のことを探す。
「……」
別に死を恐れはしない。武士になると決めた時に、覚悟はつけていた。
だが――今になって思う。
俺はあのまま商人として一生を終えていたら、どんな一生を送っていたのだろうか。
俺は自分のすべてを投げ打って、この国の頂点に立った。恩人も主君も斬った。
それが毒となり、皆俺を遠ざけた。
今や俺を守るものはない、裸の王様だった……
あの頃は俺を超える才など誰も持っていないと思っていたが。
俺も井の中の蛙だった。
織田信長――奴を知ったことで、俺は蝮から人間になれたのかもしれん。
不意に道三の耳元に足音がした。
覚悟を決め、目を開けると。
そこには一人の老婆が立っていた。
「――この近くの町の者か……」
「――やはりわかりませんか」
その老婆は聞き覚えのある声でそう言った。
「……」
その声はしわがれていたが確かに道三の記憶を呼び起こす、懐かしい響きであった。
「加代――加代か?」
「御無沙汰しております、守護様――いえ、庄五郎さん」
みすぼらしい服を着たその老婆は、確かにまだあどけなかった加代の面影がある。もう四十年近い時が流れていた。
だが……
「――その衣服、俺がいなくなり、奈良屋は衰退したか」
「ええ――お父様も失意のうちに亡くなりました。今は小さな問屋として細々と商いを続けております」
「お前も――俺を恨んでいよう」
「いえ」
「……」
「最期にお会いできてよかった――私は一時とは言え、この国を救った方の妻としての誇りを持ってここまで生きてこられた。あなたは苛烈なやり方をしたかも知れませぬが――それを自分の欲だけで成すような者でないことは、知っているつもりですから」
「……」
それは道三が武士になってから初めて、心から流した涙だったかもしれない。
そして、脳裏にあの奈良屋で加代と又兵衛――三人で夕餉を共に食べたことを思い出していた。
俺は深芳野を自分の目的のために利用し、妻にさえ本音を打ち明けられなかったが。
あの奈良屋で油売りをしていた頃の俺と加代は――
だが。
「薬と握り飯を持ってまいりました。せめてこれを」
「いや、もういずれ捕まりこの首は刎ねられる身だ」
道三はもうまともに動かない体で加代の手を取った。
「悲鳴を上げろ。俺の首は金になる。俺の首であの時奈良屋を捨てたこと――償おう」
「そ、そんなつもりでここにきたのでは」
「最後にこの命、お前のために使いたいのだ! この四十年、初めて俺はそう思った! 俺はお前のために死にたいのだ! 武士が死に場所で死ねぬことは何よりも辛い――お前にはわからぬだろうし、身勝手に聞こえるかもしれん。だが頼む――お前にできる償いは、もうそれしか思いつかない……」
「嫌です。できません!」
「俺を見つけて何もせずここにいれば、お前も反逆者になる! お前も刑罰を受けるのだぞ」
加代は涙を流し、かぶりを振った。
「そうか――そうだな。お前は優しい娘であったからなぁ……商人に向いていなかったよ、お前は」
そんな皮肉を言いながら。
道三は近寄る加代の体を突き飛ばし。
「斎藤道三これにあり!」
周りを捜索する義龍軍の耳にも止まるような大声で叫ぶと。
持っている刀で腹を十字に割いた。
「庄五郎さん!」
加代の悲鳴を聞き、義龍軍の捜索隊がその場に駆け付けた時、道三は絶命していた。
戦国の梟雄、斎藤道三――享年63歳。
その居所を最初に発見した加代には義龍軍から莫大な報奨金が出されたという。
一介の商人が闇の策謀で国を獲ったが、彼も一人の人間であった。
織田信長との出会いで、自らの夢を共に見る者に飢えていたことを知った道三は、最後の最後で一人の人間としての情を取り戻していたのかもしれない、
もし彼に信長の覇道を支える秀吉や、よしみを結んだ家康のような友がいれば。
美濃の梟雄はどのように変わっていたのだろうか……
斎藤道三編、終了です。
信長が主役の物語だと晩年のいい親父風な描写の多い道三ですが、その前半生は真っ黒で、おそらく松永久秀にも劣らない黒さでしょう。
きっと信長と出会って、今まで一人で見ていた夢を一緒に見てくれる者に出会った喜びがあったのかもしれませんね。それくらい別人のようになっている、不思議な人物です。
最初から最後まで悪人だった松永とは、そこが違うのかなと思います。
また次回から舞台を変えて、新しい戦国を紹介したいと思いますので、よろしくお願いいたします。