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小話 その2

とある小さな町に老夫婦が住んでいました。

彼らは子供には恵まれなかったけれども、お互いに手を取り合って生きていました。

ある日、この老夫婦の所に1人の男の子が訪ねてきました。

彼はお金も何もなく、ここ数日飲まず食わずで歩き続けている、何か食べる物を恵んでくれないか、と老夫婦に尋ねた。

男の子の姿を見た老夫婦は、余りにも可哀想な状態だったので家の中に迎え入れました。

そして、自分達が食べるつもりだった朝食を彼に与えました。

彼は尋ねました、あなた方2人が食べるつもりだったのではなかったのか、と。

しかし、老夫婦は言いました、そんな事を気にせずに食べれば良い、と。

彼は涙を流しながら朝食を残さず食べました。

さらに幾つかの握り飯を持たせてあげました。

2人の優しさを受けた男の子は、この事は絶対に忘れはしない、と2人の手を取り、涙を流しながら礼を述べた。

その後、彼は握り飯を持っていつまでも礼を述べながらまた出発していった。

それから幾らかして、老夫婦はいつもどおり朝食を食べようとしていた所に男の子が訪ねてきました。

ただ、前回とは違い、今回はお供を数人連れていました。

何と、彼は隣国の王子で、戦いの際に森に迷い込み、何もかも捨てて逃げている所を老夫婦に救われたのだ。

彼は言った、今回はそのお礼をしたい、と。

彼は、数頭の牛・豚を2人に与え、そして前回と同じ様に朝食を一緒に食べた。

人を優しくすることは、後に自分に返ってくるものだ‥‥


「ふぅ、やっと終わった!!」

最後まで書き終えた彼は、ぐっと背伸びをすると、

「何か最後の〆にしてはインパクト薄いなぁ。‥‥まぁいいかな?」

彼は笑いながらそう言って、使い古したペンを置いた。

衝動的に書いたものです。

おかしな所が沢山あると思いますが、宜しくお願いします!!


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